34歳。激しくコケる。

何も不自由なく、自分の思い通りに身体を動かせるって実は幸せなんだと、最近気づいた。

34年生きてきて、これまで大きなケガや病気になったことがない。
なので、通院や薬を飲んでいるみたいな経験もない。
風邪などの病気にも10年ぐらいかかったことないく、体調を崩して早退したこともほぼない。みんなから羨ましがられます。なので、身体に悩まされたことが見当たらない。

だけど先週パプニングが起きた。
翌日はゴミの回収の日だったので、前日の23:00ぐらいにゴミを持ち、歩いて捨てに行っている最中にアパートの駐車場の縁石ブロックにつまずきた大胆に激しくコケてた。4回から飛び降りた勢いのコケ方だった。
縁石ブロックの後ろ側だったため、反射盤にまったく気づかなかった。

地面にたたきつけられて激しく痛く、雨上がりで地面も濡れていたおり、服もからだもビショビショ。右腕と右膝はすりむけ、左足の中指からは血がでており、右上半身にかなりのダメージを受けてしまいジンジンする。
ゴミを捨て終えて、部屋に戻り、明るい状態で左足の指を見ると想像以上に血が出るおり、爪がなくなっていた。なかなかの衝撃だった。コケただけで血がなくなるなんて。

一番のダメージは右上半身、とにかく動かない。冷蔵庫の扉、部屋の扉、洗濯機を開けるだけでも電気ショックばりの痛みが走る。
晩飯のどん兵詠の鴨だしそばに七味を振るだけでも痛い。こんな苦痛に耐えながら、七味を振るのは初めてだった。

飯を食べ終わった後、コンビニに絆創膏を購入する為に車を走らせるが、右上半身の痛みでハンドルが思い通り切ることができず、少々フラフラ状態。パトカーと遭遇していたら止められたに違いない、顔を歪ませながら、何とかコンビ二へ到着して購入。
右上半身の痛みは約1週間経った今でも少し残っている。苦痛に耐えながら生活をしている最中。人生は何が起こるかわからない。数分前まで何もなかった身体が、少しコケただけで、生活を不自由にさせる状態になる場合もある。

これまで、何も問題なく身体を動かせられることは普通ではない。
人は事件や不幸に遭わないと、気づかないと言うことは、こうゆうことなんだと改めて実感した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?