
【週刊】自然ガイドと街歩き|東京門松めぐり+正月飾りもあるよ
こんにちは!自然ガイドのくますけです。ボクが街歩きをして見つけた自然の美しさ、面白さを、写真やイラストでお届けするシリーズです。一緒に街歩きをしているつもりで、お出かけしましょう〜。
イラストと見つけた自然の記録はどなたでもお読みいただけます。詳しい解説や写真、動画などは、定期購読のみなさん向けになります。本文のほうがイラストマップよりもかなり力を入れてますので、満足いただけると思います。この機会に定期購読はじめてみませんか?

工夫が詰まった、正月飾りの魅力
ボクは毎年、門松を自作していた時期がありました。新年に飾るものなので、厳格なルールがあると思いきや、意外に自由と、作って初めて知りました。松の枝を玄関に一対飾るだけでも「門松」の完成ですし、松と竹をきちんと組み上げる本格的なものまで、地域や作り手によってデザインは様々です。
ただ、共通しているのは「身近なものを使うこと」です。現代の生活では松も竹も縁遠い素材かもしれませんが、一昔前の日本では簡単に入手できるものでした。
ボクが門松作りを習っていた時の話です。先生からは「クロマツを使うこと」と教わったのですが、あいにくクロマツが近くに生えていません。どうしたらいいのかと地域のおじいちゃんに相談したところ「この辺りでは昔からアカマツを使ってるぞ」と教えていただきました。はい。アカマツならじゃんじゃん生えています。
こんな感じでローカルルールが許されるのが門松の魅力。そこに込められた工夫や想いを汲み取るのが、今では新年の楽しみになっていて、作るより観察する方が面白くなってしまいました。
さて、今年めぐってきた数々の門松をご紹介したいと思います。
新宿駅周辺
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【週刊】自然ガイドと街歩き
都会の片隅。ひっそりと息づく緑。小さな鳥たち。日常の中に潜む自然の美しさに、あなたは気づいていますか? くますけが、自然ガイド視点で街歩…
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