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選挙期間中の高校公民科教師のリアル。

 先日アップされた、中田あっちゃんのYouTube大学チャンネルの「参院選2022」を前編後編、すべて見させていただきました。

かなり簡潔にまとまっていて、導入としてはすごくいいんじゃないかと思いました。

あっちゃんのトークの上手さに感嘆しながらも、

何のしがらみもなく、思いっきりしゃべっている姿が正直、かなり羨ましかったです(笑)。

「いいなー、あっちゃん。」と思いながら見ていました。

現役の高校教師、特に選挙権を持っている3年生の政治経済の授業を担当している人だと、なかなか自分の思うことを言えません。

言ったら大問題になります(笑)。

先生の一言って、かなり影響が大きいからです。

「あの先生がいいって言ってたから、投票しよう」とかなると、かなりまずいです。

だから選挙期間は特に慎重に、言葉を選びながら授業をしています。

政党の名前を言うのも、正直抵抗がありますね。。

投票率を上げるには「教育が重要」といろんな人が街頭インタビューで言っているのを見かけますが、現実はそうは上手くまわらないです。

政策に対して考えさせることはできるのかな、とは思いますが、

これもどの論点を取り上げるかで大きく変わってくるので難しいです💦

「投票に行きなさい。」
これしか言えないのがリアルな現場の声かなと思います。

じゃあどこに投票したらいいのか。

投票する基準は何か。

一番生徒が疑問に思うことを解消しようとすると、中立性に引っかかるような気がして何も言えなくなります。

難しいのですが、ボードマッチとか、「選挙に行こう」の動画などを見せられれば良いのかなと思います。

工夫されている先生が居たら、ぜひ教えていただきたいです。


教育のこと、授業をしている倫理や政治経済のこと、熊本の良いところ…。 記事の幅が多岐に渡りますが、それはシンプルに「多くの人の人生を豊かにしたい!」という想いから!。参考となる記事になるようコツコツ書いていきます(^^)/