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【読後メモ】オブジェクト指向UIデザイン 使いやすいソフトウェアの原理|上野 学、藤井 幸多(ソシオメディア株式会社)

家電やテレビリモコンの操作が使いづらく、ストレスを感じることが多いです。それはタスク指向UIデザインだから。

その反対に使いやすい洗練されたアプリケーションはオブジェクト指向UIデザインになっていることが多いです。

この本ではオブジェクト指向UIデザインとはどのようなものなのかが体系的に整理されており、基礎編・応用編からなるワークで練習できます。

デザイナーじゃないプロダクトマネージャーの方はワークをせずに読むだけでもとても勉強になるのでおすすめです。

オブジェクト指向UIデザインの基本思想

  • ユーザーが「する事」ではなく「得る物」を先に考える

  • 目当て(名詞) → タスク(動詞)の順で体験が設計されている

  • モードレスな体験を提供

    • 手順はさまざま

    • 例)ドキュメントアプリケーションのコピーアンドペースト:コピーして他の作業を挟んでペーストができる

タスク指向UIデザインの基本思想

  • モーダルな体験を提供

    • そのタスクをしているときは他のタスクができない

    • 例)テレビリモコンで録画を消す作業:「削除モードに移行 → 番組を1つ1つ選択 → 削除実行ボタン」

モードをなくせば劇的に使いやすくなります。

プロダクトを企画するプロダクトマネージャーの方はぜひ読んでみて欲しい1冊です。
オブジェクトUI指向の概念を理解することで企画のレベルを押し上げてくれると思います。

今回もChatGPTさんに聞いてみます。
上野 学、藤井 幸多の著書「オブジェクト指向UIデザイン 使いやすいソフトウェアの原理」の書評をお願いします!

「オブジェクト指向UIデザイン 使いやすいソフトウェアの原理」は、上野学氏と藤井幸多氏による、オブジェクト指向プログラミングにおけるUIデザインの原理についての書籍です。

この書籍は、オブジェクト指向プログラミングにおいてUIデザインを行う際に重要な考え方や手法について、具体的な事例を交えて解説しています。著者らは、オブジェクト指向プログラミングの設計思想をUIデザインにも応用することで、より使いやすく、保守性の高いソフトウェアを実現することができると主張しています。

本書の最大の特徴は、オブジェクト指向プログラミングの基礎から応用まで、UIデザインのプロセスを体系的に説明していることです。また、著者らは実践的な観点から、UIデザインのベストプラクティスや課題についても言及しています。

しかしながら、本書はオブジェクト指向プログラミングに関する基本的な知識があることを前提としており、初心者には少し難解かもしれません。また、UIデザインにおけるグラフィカルな表現についての具体的な事例が少ないため、イメージしにくい部分もあるかもしれません。

総合的に見ると、「オブジェクト指向UIデザイン 使いやすいソフトウェアの原理」は、オブジェクト指向プログラミングにおけるUIデザインの設計思想や手法について理解を深めたい開発者にとって、貴重な参考書となるでしょう。

お告げ from ChatGPT

ChatGPTさんは半分読んだって感じですかね。
グラフィカルな表現についての具体的な事例も多く掲載されていますし、初心者でもまったく問題なく読み進められると思います。

特にデータの作成(Create)、読み出し(Read)、更新(Update)、削除(Delete)のCRUDに関するUIパターンを図解してくれてるのはわかりやすかったです。

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