PTA役員をやって、変わったこと、変わらなかったこと。
「役員」は恐怖の響き。「PTAは面倒くさい」とか、「役員決めがゆううつ」とか。子どもが小学校にあがる前から、そういう話をよく耳にしていた。先輩ママたちの会話に「PTA」「役員」が出てくるたび、未知の世界への恐怖と不安ばかりが募る。できることなら、やりたくない。人前に立つのも苦手だし、保護者の代表的存在として動くのもおこがましい。なにより、仕事と家事、育児であっという間に1日が終わるのに、そんなことにかかわりあっている時間はない。スルーだ。なんとなくスルーしてやり過ごすのだ。