日本サゲは老害のせい？オワコンの私と終わってない日本

加齢に伴いポンコツ化してきたせいか、はたまた更年期からくる被害妄想なのか分からないけれど、このところディスり記事を読むと自分がディスられてるような気がしてくるようになった。

特に、日本サゲ

日本は不寛容社会　
→　確かにヤバい人見かけたら避けるなぁ

日本人は陰湿
→　SNSや口コミとか面倒だし、陰口話すような友達もいないけど。もしや匿名でnote記事書いてる時点で陰湿認定？

日本はオワコン
→　日本は終わってるとは思わないけど、自分は終わってるわ

でも「日本人は○○（ネガティブワード）」と語られる場合、実は「日本人は」じゃなくて「高齢者は」に置き換えた方がしっくりくることが多い。

例えば、アメリカの高校に短期留学していた際、年配の女性教諭から「どうして化粧をしないの？すっぴんは裸と同じよ。口紅だけでもつけなさい」と顔を合わせる度に言われた。
「日本人はどうしてキリスト教を信じないんだ？日本の多神教はおかしい」と言ってくる先生もいた。

他の国々を旅したこともあるけれど「国を問わず概ね高齢者の方が不寛容な傾向にある」気がする。

陰湿さはどうか？
例えば、口コミ投稿などでネガティブな意見を眺めていると、内容や文体などからして、投稿者は私の同世代～が多いように感じる。
健康で、仕事や遊びに忙しい生活を送っている20代の人は、そもそも陰口たたくようなようなヒマがないのでは？

「日本のおもてなしが劣化してる～」とも言われるけれど、客の立場で見ると、イライラしていて口調がキツイのは、これまた私と同世代～が多い気がする。
20代のスタッフさんの対応で不快な思いをすることはほとんどない。

自分の中で、日本の諸問題は突き詰めるとほぼ高齢化に由来するのではないか？と仮説を立てている。

だって、年をとってくるとホント人間としてポンコツなんだもの。

自分がピカピカの新品だったころは、他人の欠点なんて気づきもしなかったけれど、自分がポンコツになってくると、他の人のポンコツぶりが目につく。
それで不寛容になったり、陰で悪口言いたくなったりするんだよね。たぶん。

今年ついに日本の人口の半分が50歳以上になるそう。
なので「高齢者の気質＝日本人の気質」ももはや間違いではない。
間違いではないけれど、子どもや若い方々も一括りにして「日本は～」とサゲないで欲しいなと思う。

私はオワコンだけど、日本の若い人たちは終わってないよ。

それにしても、最近とみに増えた日本サゲの記事。

若い記者さんの「自分は違うけど」という意味での老害ディスりなのか？
それとも中年の記者さんが自虐を込めて書いているのか？
はたまた単に閲覧数が稼げるのトピックなのか？　気になる。

記者名よりも、ぜひ記者さんの年齢を書いて欲しいと思う。