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日々掌編短編小説(そよかぜの千夜一夜物語)

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2020年1月1日から、ほぼ毎日掌編小説を執筆中。東南アジア小説をはじめ、興味のあるあらゆるジャンルをネタにして作品を発表しています。ちなみにこちらには「書き下ろし」としてしばら… もっと読む
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#スキしてみて

noteの書き方 第1175話・6.10

「怖いのは最初だけだって」僕は友達に誘われてきたのは遊園地、僕は怖いのがとにかく苦手だ。…

新生活をたのしく 第1174話・6.9

「一匹の猫が素早く目の前を通り過ぎた?」と口走った時、突然現れた存在に度肝を抜かれた。な…

MCA2023 第1173話・6.7

「アニメのコスプレはメタバースが良いかな」俺はメタバースクリエイティブアワードの開催の告…

雨の日をたのしく 第1172話・6.6

「そうか、これだな」私はついに見つけた。さっそくネットで販売していた服を購入する。そして…

私の推しキャラ 第1171話・6.2

「よかったなあ」俺は同僚とふたり無事に出張が終わった。もう夕方だし今から自分たちのオフィ…

はじめての仕事 第1170話・5.31

「気持ちをわかってくれてありがとう」会議が終わった時、隣の席にいた課長の一言。僕は思わず…

子どもに教えられたこと 第1169話・5.30

「またか」スーパーのレジに向かい必要な購入しようとしたとき、私はすぐにわかった。いま視線に映った赤ちゃんはすごく嫌で、ストレスが溜まっていることを。  先月のある日から私には超能力のようなものが備わっていた。それまで全く感じなかった不思議な力を得たきっかけは、鏡に映る自分を見たときのこと。場所はもうはっきりと覚えていないが、ある所に一枚の鏡が飾られていた。  特に意味はなかったが、私はふと鏡をのぞいてみる。もちろん鏡に映し出されるのは私だけど、その時私のはずなのに、何か違

わたしの旅行記 第1168話・5.29

「また太ってしまうことを覚悟の上」ある女性はそう言いながら食べ物を探している。その人は初…

おいしいお店 第1167話・5.25

「だけど」私は食後に部屋に戻ってつぶやいた。「すしが食べたい!」思わず私は部屋でつぶやく…

私の朝ごはん 第1166話・5.24

「ふぁあああ!さて今日は何を食べようか」私の朝は早い。まだ暗いうちに目が覚める。わかりや…

眠れない夜に 第1165話・5.23

「今日は午前中からでもよいかな」こうしておいらはまだお昼にもなっていないのに昼寝をするこ…

山であそぶ 第1164話・5.20

「セピア色かな、ふう」久しぶりに朝からシャワーを浴びる。しかしこれは頭の中の妄想であった…

この経験に学べ 第1163話・5.17

「見た目で判断してはいけないんだ」私はこの日まで鳩は大人しいものだと思っていた。平和の象…

忘れられない先生 第1162話・5.16

 その瞬間、僕は固まったのは言うまでもない。普段は起きているのかわからないような風貌の先生がこの時は、症状を見てはっきりと帯状疱疹という病名を告げたからだ。  僕が異変に気付いたのは3日ほど前である。突然手から片腕に痛みが走った。「どうしたんだろう」僕はなぜこのような自覚症状があったのかわからない。僕は重い荷物を持つことが多いためか、僕は肩こり症である。  片方の肩が凝ってそのまま腕が痛くなることはこれまで何度も経験しているから、そのような類のものだと思った。一度肩こりにな