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社会人になると休みが取れないから旅行へ行けなくなってしまうのか?を小売業目線で考えてみる

くまごろう

学生の頃は時間はあったけどお金が無かった…。
社会人になったらお金に余裕ができたけど、今度は時間に余裕が無くなってしまった…。

こんな想いをお持ちの人は多いかと思います。

特にサービス業や食品を扱う仕事をする人は休みにくいと思います。

私が働いてたスーパーマーケットでも

・万年人手不足
・ほぼ年中無休
・食べ物を扱う
・パートさんが主体
・シフト制
のような環境だったので、なかなか連休は取りにくかったです。

当時、どうすれば連休を取って旅行に行くことができるんだろう?と思って調べてみても

・週末連休+有給で旅に出れる
・GW、お盆、正月休みに旅にでればいい
・その業界を選んだんだからしょうがない…転職しよう!→アフィリエイトへ誘導…

という感じで
とにかく参考にならなくて

「いや、それができたらもうやってるよ。」
という感じでした。

そこで、小売業の視点で「旅行の為に休みを取得するヒント」を小売業目線で考えてみました。

休みは3日、4日の想定で書いていきます。


旅行に行くための具体的な計画を立ててみる

まずはどこへ行くのか、具体的な計画を立ててみます。
なぜここからはじめるのかというと、ここを決めなければ周囲にお願いできないからです。

結局、やることはやらないといけないので事前に計画を立てて、周囲の予定を聞いてタイミングをみてとった方が良いので、計画が大切になってきます。

どこのサイトを血眼になって探しても、勝手に休みが湧き上がってくる魔法の方法というのは存在しないんですね。

例えばグアムに行きたかったとして、
・どこの空港から行くのか?
・何時くらいの便に乗るのか?
・帰りは何時の便で帰ってくるのか?
というように「グアムに行きたいな」ではなく、「羽田から〇時の便で行く」というように具体的に決めます。

ここで大事なのが滞在時間を増やすために前日の夜中、または当日の早朝に出発できるような便がベストだということです。


繁忙期をずらして旅行日を決める

場所と便を調べたら、いつ行くかの目星をつけます。もちろん繁忙期はずらした方が周囲も快く送り出してくれるので取りやすいです。

1年間でスーパーが忙しいのは
1.年末年始
2.ゴールデンウィーク
3.お盆

この辺りですね。

デリカ、水産で言ったらここに節分が追加されます。

事前の計画も準備も忙しくなるので、旅行へ行くのはこれらの行事が終わった後が望ましいです。

シフトはお店によって作り方のルールが違い、1ヶ月分出すところもあるので、最低でも1ヶ月前までに周囲に伝えたいですし、それくらい前に言えばなんとか調整はできると思います。


部門の人や店長に相談

行きたい国と便が決まったら、部門の人に相談します。
とくにスーパーでは社員以外はパートさんの場合が多い為、この辺りの時期に行きたいということをあらかじめ相談して、自分がいない日のシフトをオールマイティに動ける人を入れて強く組みます。

自分の上にチーフ等の上司がいる場合も、「この辺りに休みたい」という希望を伝えましょう。
「忙しい時期を考えてこの辺りを考えています。」または「どのあたりが都合がよいですか?」か聞いてみましょう。
指定したところが厳しければこのあたりはどうですか?と向こうから日の指定があるかと思います。

この時、事前に飛行機の情報があると自分自身もイメージしやすくなると思います。

自分が旅行に行きたいと思ってることを伝えないと相手もわからないので、行きたいことを伝えるのは大事だと思います。


部門のメンバーに話したら、次は店長にも休みをもらうことを伝えましょう。

上司が休みを取ることに対してあまりいい顔ができないのは、その人がいないことで、大きなトラブルになるのが嫌だからです。
社員が休むことで現場が機能していなくて、欠品になってしまった。

それによってお客さんにお叱りを受けた。エリアマネージャーに怒られてしまった。
実際のところはそういうところが嫌なのです。

だからそういった不安点をすべて無くして共有しておけば、何も言われないはずです。

人がいなくても回るのか?
休んでも発注は大丈夫なのか?
週末の計画はどうなっているのか?

など、社員であればいない時のことを事前に計画をたてて、大丈夫ということを証明しておきましょう。
もちろん計画だけ組んですべて丸投げではなく、事前にできる仕事は前もって終わらせてから行きます。


パート教育をする

自分の立場がチーフや店長ならコツコツと人を育てれば休みは取りやすくなるので、普段から教育に力を入れることもおすすめです。
私自身も旅行関係なしに、常にできることを増やしてもらっていました。

最初は教える時間の確保が必要だし、作業も遅れてしまうので大変ですが、少しずつ普段の作業も早く終わるので、取り組んでみる価値はあると思います。


働き方改革の追い風

正直、これまでは休みを取るのが難易度が高かったですが、2019年4月からの働き方改革は非常に追い風になっていると感じます。

特に「年5日の年次有給休暇の取得」というのが強烈で、私がいたスーパーでも有給取得のために定休日が増えました。

違反すると、1人当たり30万円以下の罰金なので、店長クラスの人間は心の中では取れるならさっさと取得して欲しいと思っています。

とは言っても、私はまとまった休みが欲しかったので、パートさんや他の社員に先に消化してもらって、自分は最後の最後まで有給を貯めて上司側から使って欲しいと催促されるのを待っていました。(良い子はマネしないで欲しい。)

消化だからしかたないねという雰囲気もあり、一気に有給を使って4連休をもらったこともあります。

また、シフト勤務の長所を活かして、連休が2日しか取れなくても、3日目を遅番にして、グアムに行ったこともあります。

休むことが厳しい場合はそういった調整もできると思うので、小売業でも旅行は行けるというのが結論となります。


旅行は平日休みが圧倒的に楽しみやすい

私自身経験してみて感じるのは、旅行は平日休みが最強だということです。

平日休みだとホテルや飛行機の料金も安いし、観光地がかなり空いているので落ち着いて回れるので精神的にもお得なのです。


小売業は休みの壁さえクリアさえすればかなり勝ち組の旅行ができると思っています。


まとめ:小売業の人が旅行に行くには

・計画を具体的に立てる
・繁忙期をずらして決めて周りに相談してみる
・自分が休む時の計画を共有しておく
・日頃からパート教育を行う

字面で見たら「なんだ」と思うような当たり前のことですが、やはりここが大切だと思います。

よく、こういった記事に「旅行好きキャラをアピールする」と方法として書いてあるものもありますが、無理にアピールしなくても、お土産だけ買っておく方がいいと私は思います。

今回は実際に私が悩んでいた「休みが取れなくて旅行に行けない問題」について考えてみましたが。

3、4日休みを取るのは大変かもしれませんが、2日間ならハードルがぐっと下がるので、まずは2日間から旅行をスタートしてもいいと思います。

私自身小売業に就職してから、時間がなくても行けるほぼ1泊2日しばりで旅行しているブログも書いているので、良かったら覗いてみて下さい。



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