52/退院しました!
2023年6月10日(土)
がん告知から52日目
※1,616文字
おかげさまで、
今日無事に退院しました。
退院しましたが、
「がん治療」の退院って、
皆さんが思っているイメージと違うのかな?と思うので、
早速、今日はそんな話をしたいと思います。
▼退院直後から今の体調
まずは、
今の僕の状態をお伝えしますが、
心配をしてもらう為ではなく、
事実を知って欲しいので書きます。
(キツい時には発信も休みます!)
退院をして、
母親とランチに行ってきました。
この投稿を見る限り、
「元気そう!」「退院おめでとう!」って気持ちになると思うし、
僕も「退院したぞー!」って気持ちなので、
その投稿も嘘偽りはないです。
けれども、
【退院=体調が万全】ではない。ってのが、
がん治療の辛いところなのかな。と思いました。
退院をしてから、
実際に今(落ち着いたのも踏まえて)の体調は…
・暑いのか寒いのか分からない
・熱はないけど火照る
・急に汗が出る
・手足の先が痺れる(冷感刺激、エアコンの風でも)
・腕や足の露出してる部分が冷えやすい(けど身体は火照る)
・食欲がわかない(お昼にしっかり食べたから?笑)
こんな感じで、
ランチをして帰ってきてから少し寝て、
夕方に熱めのお風呂に入って身体のダルさは少し抜けて、
あとは水分やゼリー補給をしながら、
横になって休んでいるという状態。
実際(僕は)、
抗がん剤を入れている時よりも、
抗がん剤を入れ終わってからの1〜2日が、
しんどかったりします。
※今は大丈夫ですからね、ご安心を。
▼あくまでも治療薬の投与が終わっただけ
がん治療には、
投薬期間と休薬期間があって、
(人により期間の長さは違いますが)
僕の場合には、それぞれ1週間ずつ。
体調の崩れや副作用も強くはないので、
投薬期間の入院日数は今後減るかもしれませんが、
投与期間は約3日あります。
(今回は6/7〜9)
昨日で投薬が終わって、
体調の崩れもないので退院となったわけです。
ここが、
先ほど書いた【退院=体調が万全】ではない。ってところで、
一般的な病気や怪我での入院は、
【良くなったから退院】だと思うんですね。
(全てがそうではないですが)
僕の退院イメージは、
「良くなった」「治った」「回復した」です。
そしてこういうイメージの方も多いんじゃないかな〜と思うし、
これは間違いではないと思うんですね。
ただ…
(マウントを取るようで申し訳ないですが)
がんの場合(他の病気もあると思います)は、
違っていて、
投薬が終わって、
アレルギー反応とか炎症とか副作用に対して、
処置するほどのことはないから退院なんですね。
サイクルの話もしましたが、
投薬と休薬が終わってはじめて、
今回(僕の場合は)3サイクル目が終了となるわけです。
※何度も言いますが「心配してくれー」って話ではないです。
あくまでも投薬が終了して、
投薬中に大きな変化はないので退院ができた。
ってことですが、
最初に書いたように、
身体の変化はやっぱりありますね。
(そして蓄積されてるのが冷感刺激…手足のチクチクと露出部分の冷えです)
身体に薬を入れて、
(がんであろうが)細胞を破壊するわけなので、
身体のバランスとかは崩れてしまうよね。
というのが投薬期間後の状態です。
なので、
他の人もそうなのかもしれませんが、
休薬期間の後半の方が、
体調自体は良かったりもします。
(発熱や血圧上昇による頭痛もありましたが、これは白血球が少なくなってるのもあるかもしれないみたいです)
休み休み書いていたら、
同じようなことを何度か書いている気もするんですが、
言いたいのは、
「退院おめでとう」は素直に嬉しいです!
けれども、
退院したから万全ではない!ってことも、
知っててくれると嬉しいです。
(こういうのはnoteや音声でしか発信できない本音の部分です)
ということで、
ちょうどウトウトしてきたので、
このまま寝落ちしちゃおうと思います!
おやすみなさい!
また明日!
↓母ちゃんの絵を載せておきます!