優しい人が急に離れていく簡単な理由

日頃優しい人が離れるときは、積もり積もったことがあるとき。一回や二回どころではなく許して流してくれたことにいつまでも甘えて気がつかないでいると、離れてしまう。それに気がつかなかった人が「裏切った」と言うことがあるが、そもそも誠意に答えられなく裏切っているのは己の場合がある。

— ゲッターズ飯田 (@getters_iida) November 20, 2018

２０１８年のツイートでもう３年も経っているが、私にはまだゲッターズ飯田さんの言葉が頭の中に残っている。

かく言う私も『離れる側』だからだ。

私個人の話のため、優しい人全員に当てはまるかどうかはわからないが、いち優しい人はこう考えているの参考になれば。

そもそも、なぜ、優しいのか？

私は老若男女、どのような相手であれ、できるだけ相手に敬意を払いたいと思っている。心身が悪い時は気配りする余裕がないが、少なくとも相手を雑に扱いたいという意思はなく適度な距離感で付き合っていきたい。

また、優しく接した方が物事が進みやすいから合理的だからという理由もある。誰だって、些細なことで怒り狂って、なんでも人のせいにする人とは一緒にいたくもないし、話をしたくもないだろう。（少なくとも私はそうだ）

優しい人は自己主張しないわけではない。

私は一部を除いてほぼこだわりがなく、相手に譲ることが多い。だからといって常に言うことを聞くわけでもないし、合わせるわけでもない。一部のこだわりに接触すれば自己主張はする。

私が自己主張をした瞬間、いつも合わせてくれるはずなのになぜ今回は合わせないのだ！という主張をしてくる人がいるのである。

この手の人は優しい人のことを『優しい人（笑）』や『（都合の）いい人』、『優しい人だから見下しても舐めても大丈夫な人』認識でいるのだろう。

「言ってくれればよかったのに」という責任転嫁。

優しい人は自己主張をしている。聞く耳を持たなかった自身を棚に上げて、優しい人を攻撃すれば当たり前だが優しい人は離れていく。

優しく言えばこちらが怒っていないと思って同じことを繰り返す。

通常通りに言えばこちらが怒っていないと思って同じことを繰り返す。

怒って言えば「優しい人が急に怒った！」と反応するが、なぜ怒ったのかが理解できずにまた同じことを繰り返す。

ので、優しい人は離れる以外、自分の身を守ることができなくなってしまう。

優しい人が怖い人に変わる時。

優しい人だと思っていたのに、実は怖い人だった。性格が悪い人だった。という話も聞くし、私自身も言われたことがある。

優しい人が何を伝えても埒があかないと離れたときに、言動を何も改善せずしつこく付きまっとったために優しい人の逆鱗に触れて、徹底的に反撃をされたことがある人がよく口にしている。

自身が相手をおとなしくて、都合がよくて、舐めきっていたことを隠し、「『優しい人』はそんなことしない。そんなことするのは性格の悪い人だけ」と罪悪感を煽って優しい人の行動を抑制しようとしているだけである。

裏切られたのは誰なのか？

離れていったという点だけ見れば優しい人が裏切ったのかもしれない。しかし、どうして離れていったのかという前後関係を含めた線として物事を見れば答えは自ずとわかる。

しかし、今さえよければそれでいい、自分さえよければそれでいいと、物事を点でしか考えられない人たちにとっては難しいことなのかもしれない。

最後に、

優しさは有限です。

使い切るとなくなります。

お互い、優しさを補充し合う関係でいたいものですね。

以上、クマガイがお届けしましたʕ•ᴥ•ʔ