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5000番煎じの、実務未経験からのエンジニア転職記事

あんまり人にアドバイスをするのは好きじゃないですし、この種の記事は5000番煎じかなと思ってます笑
しかし、僕が無事就職できたのも実務未経験からエンジニア就職をされた方々の発信のおかげだと思い直しました。

あんまり前駆者と同じこと書いても仕方がないので、他記事ではあまり書かれてない内容を中心に書いていければと思ってます。

追記: エンジニアとなって数ヶ月経ち視点も変わったことから、最初の記事からいくつか修正を加えた部分もあります。基本的には増量しました!

就活結果:

構成:
構成としては、最初に実務未経験のエンジニア就活において重要な、マインド直近の就活状況面接対策についての説明します(1章)
その次に、僕が高評価を頂いていた、ポートフォリオ独学Twitterについて説明します(2章)
最後に、実務未経験からエンジニアへ就職することに関してなど、お気持ち(笑)を表明して締める、という構成にします(3章)

1章: 就活

■マインド

前提・マインドなどを勘違いしていると苦戦することがあるかもしれません。
僕も当初は勘違いしていたことが多かったです。
ちょっと厳しい話も含みます。

1. 誰が競争相手か?
もちろん実務未経験者がボリュームとしては大きいですし、実務未経験のうちは周りも似たような実務未経験者に囲まれやすいため勘違いしてしまいがちです。
しかし、世の中には情報工学を学んできた学生・大学生活でコードを書き続けていた学生・インターン生といった優秀な若い方々や、他社で開発経験を積んできた方々がいることを忘れてはいけません。
企業側はそういった優秀な方々とも日々面接をしていて、候補者を常に比較しています。
最終的に椅子を奪い合うのはこれらの優秀な方々ということを認識しておかなければなりません。

2. 企業にとって実務未経験の採用とは何か?
結論から言えば、千万円規模の投資です。
エンジニアは経験値によって生産性が1000倍も変わりうる職種だと思います(要議論)。
実務未経験から現場に入った人間は、数ヶ月くらいの間は本当に使い物になりませんので(自分談です笑)、その間はただの給料泥棒です。
そして、実務未経験者を育成していくためにも、貴重なエンジニアのリソースを割く必要があります。
実務未経験者が入るとチーム全体の生産性は一時的に落ちます。プラマイゼロではなく、マイナスです。
よって、実務未経験者は本音を言えばお断りです。
それでも採用するのは、エンジニアの採用が非常に厳しく、ポテンシャル採用をせざるを得ないためです。
この大規模な投資が後になって返ってくると信じているためです。

3. どういうゲームをすべきか?
企業が求めているのは実務未経験者の採用という大規模な投資を成功に収めてくれる人材ということになります。
(よく言われるので耳タコだと思いますが、)企業は以下2つを特に重視します。

・出来るだけ教育コストを削減してくれる自走力の高さ
・成長して大きなリターンで返してくれるポテンシャルの高さ

実務未経験者を採用するときには、現時点でのスキルはほぼ見られていません。
実務未経験での就職活動は、ポートフォリオ技術力競争会ではなく、新卒就活です(名言)
ポテンシャル採用なわけなので、圧倒的な差別化ポイントがあったり、今までの人生経験(職務経歴・学チカ・強み)や今後のビジョンを語れたりするのは、やはり重要だと思います。

4. 採用担当者はどんな方々か?
規模が小さい企業では、そもそも人事という職種を専用で設けていないところもたくさんあります。
また、仮に人事がいたとしても、エンジニア採用は人事に一任せずに、エンジニアチーム・CTO・代表が採用を兼任しているケースが多いです。
これらの方々は他の業務に追われているので、採用に充てる時間が惜しいくらいだと思います。

5. 採用担当者がwantedlyを見る時間はどれくらいか?
想像してください。例えば1週間で数十人という数が応募してきて、9割が実務未経験者で、たまに実務経験者が混ざってます。
あなたが仮に採用担当者だったらどうしますか。
おそらく、一人の応募に対して、10秒くらいでスキップするかどうかの判断をされると思います笑
最初の段階ではwantedlyの長文も、ポートフォリオの中身も、SNSもまず見ません。忙しいからです。
最初の10秒で「おっ」と思わせられるかが関所です。
大量の応募がある中で、wantedlyを10秒眺められたときに、「おや、この人は他の人とは違うな・・・」と思わせることができた人のみが、面談に進むことができます。
例えばですが、wantedlyの最初の数行にアピールポイントの要約をまとめる、などの工夫は必須だと思います。

6. スクール生の印象
この記事を見るのはスクール生の方々など、スクール関係者も多いはずです。
それらの方々に不快な想いをさせてしまうことを承知で、それでも採用担当者の代弁をします。
残念ながら、現状ではスクール生は印象としてマイナスになっています。
特に今の状況では、教育する暇も機会も無いので、自走力を重視したいわけです。
しかし、スクールというのは学習が受動的というイメージがあり、自走力の評価においてどうしてもマイナスになるためです。
僕は独学でやってきたせいか、採用担当者のスクール生に対する愚痴をよく聞かされていました。
「同じようなものを作ってくる」「技術選定理由を説明できない」「本人が使いたい・作りたいと思ってないものを作ってくる」という厳しいご意見でした。
「他のスクール生とは明らかに違う!」と分かってもらうためにも、差別化ポイントをちゃんと用意しておく必要があると思います。

■直近の就活状況

僕が2020年3月〜5月で就職活動していた経験から説明します。
変化の激しい就活市場なので、この内容の賞味期限は3ヶ月くらいだと思います笑

1. Railsでの就職は無理ゲーか?
「Railsでの就職は無理ゲー。ポートフォリオをLaravelで作り直した方が良い」みたいな主張は完全にエアプなので気にしないようにしましょう
ポートフォリオで測られているのは特定言語の技術力ではなく、ポテンシャル・自走力です。
僕は特に言語の拘りなく応募していましたが、PHPメインの企業から声をかけて頂くケースがとても多かったです。
また、Railsメインの企業からも内定を頂くことができました。
最終的に内定を承諾した企業はPHPがメインで、「別に技術云々は気にしてなく、これからの成長を期待した」というフィードバックを頂けました。

2. wantedlyはオワコンか?
実務未経験者の応募方法としては現状でもベストプラクティスだと思います。
実務未経験者は絶対にお断りな企業もかなり多く、募集を見ても、面談という土俵に立たせてもらえるかという距離感がわかりません。
wantedlyであれば応募ボタンを押すだけで向こうのレスポンスを伺え、土俵に立たせてもらえるかどうかを判別することができます
あまり褒められることではないですが、数を打てるという点で優秀な応募方法だと思います。

3. 他の応募方法はどうだったか?
他にやったのは直応募とエージェントです。
直応募はwantedlyより本気度が伝わるためか、レスポンスがあった企業は比較的多かった印象です。
ただし、直応募の場合は履歴書を書くときに志望動機を練るのに時間はかかりますし、コスパが良かったかと言われれば微妙かもしれません。「wantedlyに募集がない」「志望度が高い」「wantedlyでの募集のエントリー数が多い」といった場合に使うのが良いと思います。
エージェントに関しては忘れたいですand忘れてください笑
 ついでですが、Twitter転職は何故かやたらとオススメされていますが、僕は実務未経験者がTwitter転職をして成功したケースを観測したことがありません。

4. コロナで採用市場はどうだったか?
もちろん緊急事態宣言により全体の採用数は落ちてると思いますが、致命的に少ないわけではなく、十分な数はあると思います。
WEB系のエンジニアは比較的影響が薄く、元々の需要も大きいので、かなり恵まれていた職種だと思います。
もし他の業界・職種を志していたら詰んでいたかもしれません。
また、この状況で逆に案件・要件が増え人手が欲しくなった、買い手市場だからこそ採用に力を入れたい、という企業はたくさんいました。
3月以前で募集をかけていた企業は「事業が好調なので人を増やしたい」と仰っていて、5月以降で募集をかけていた企業は「今が採用のチャンス」と仰っていました。

5. 実務未経験者の採用市場は最悪
ただし、実務未経験者の採用市場としては最悪だったと思います笑
実務未経験者を採用したからには育成する必要があるわけですが、全員がリモートワークのため、教育体制が敷けないというご意見の企業が多かったです。
その理由で選考が途中で中断となった企業も何社かありました。
新しく入る人にもリモートワークをさせる機会も多くなるため、より自走力があることを証明する必要があったと思います。

6. どのくらい応募したのか?(衝撃画像)

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(ちなみに、何社通ったみたいな自慢は好きじゃないので控えます)

7. 難易度が高すぎないか?
以前と比較すると難易度は高くなったと思います。
ただ、個人的にはまだマシな方だと思っていて、これからの不景気・リモート人気によってエンジニア就職を志す方々はいっそう増え、1年後には相当な難易度になっているのではないでしょうか。
魅力的な企業が多い業界にも関わらず、まだポテンシャル採用してもらえる現状は、難易度としては低い方かなと思っています。
僕はこの業界が大好きなので、もっともっとレベルが上がって欲しいと思っています笑

8. 面談形式
4月に入ってからは95パーセントくらいがWEBでの面談でした笑
5月は一歩も外に出ない引きこもりニートになりました。
ちなみにマジでどうでもいい話ですが、僕の部屋の背景には懸垂マシーンが映っていて、よくイジられてました。

■面接対策

僕は面接がめちゃくちゃ苦手です笑
そのおかげもあり苦戦していました。よって、何も書けることは無いです。終了。と思いましたが、アンチパターンを残すのは参考になるかなと思ったので書きます。

1. 話の展開で根拠を用意していないことが多かった
基本的なことですね笑
例えば強みを説明したときに、「なぜそう言えるのか?」「それを活かした経験は?」「それをこれからどう活かそうと思ってるか?」などは当然聞いてきます。
ちゃんと練っておかなかったために、その場しのぎの解答をしてしまいがちでした。
これに関しては数をこなすことで少しずつ修正していけたので、場数が重要なのかもしれません。

2. 下調べが甘いことが多かった
to Cのサービスなのに事前に触っておかなかったり、記事やサイトを調べる時間が少なかったりしました。
そのせいか応募した理由や志望動機を聞かれてスムーズに回答できなかったりしました。
志望動機をしっかり用意し、逆質問を5つくらい用意できれば、ある程度安心して面談に挑めるかと思います。

3. 前職の不満を言わなかった
前職をやめた理由は9割の面接で聞かれます
一般的に面接の受け答えとしては、「前職が嫌だったからやめた」→「嫌なことからは逃げる人間」と映るので、前職の不満は言わない方が良いとされています。
しかし、僕の場合は「モノづくりをしたくてメーカーに入ったが、世の中のために良いものを作るという感じではない上に、調整役ばかりさせられていた。あまりモノづくりをしている感覚が無かった」という比較的まともで、ソフトウェア開発職へのジョブチェンジの動機としてはむしろ好印象に繋がりうる理由でした。
実際、正直に話したときの方が反応はよかったです。
まともな理由ならば正直に答えるべきだったと思ってます。

4. 逆質問をテキトーに用意していた
逆質問をした時に、「それはどういう意図での質問か?」と聞かれたときに答えに詰まるケースが多かったです。
志望動機や、企業選びの軸と一貫性が取れた逆質問を用意すべきだと思いました。
例:軸が「エンジニアの意見も反映される文化があるか」ならば、逆質問は「どういう風に要件が決まっていくことが多いか?」とか

5. キャラを演じてしまった
僕は地味な性格なので、スタートアップっぽさが無いと判断されると思い、当初は熱意あるキャラを演じていました笑
しかし、逆に一貫性がなかったり、浮いた発言をしてしまっていたと思います。
結局は就活というのはマッチングの話だと思うので、キャラを作る必要はなく、素の自分で臨むべきだったなと思っています。
※準備が不要という話ではなく、十分に準備した上で、面接では飾らず答えるべき、という話です。

6. 就活期間を低く見積もっていた
選考は意外と時間がかかります。
基本的には採用数も多くないため、絶対評価よりは相対評価をするわけで、他の候補者と比較したり、内定承諾を待ったりする期間が必要になります。
1社に応募してから内定に行くまでには1ヶ月程度かかると考えておいた方が良いかもしれません。
まあ圧倒的ポテンシャルにより爆速内定を拾う方もいますが、他人との比較はやめましょう笑
ちなみにですが、どんなに自分が頑張ったとしても、対抗候補者が非常に優秀な方だった場合は残念ながら不採用となってしまいます。
落ちてもあまり気にしすぎない方が良いかと思います。

2章: ポテンシャルのアピール

■ポートフォリオ

これに関しては本当に5000番煎じだと思うので、作り方とかは他の人の記事に任せます笑

1. ポートフォリオの目的は何か?
実務未経験者がどれだけ頑張ったとしても、現役のエンジニアからすれば技術レベルはお遊びの域を出ないと思います。
ポートフォリオを見て「すごい!」と言ってくれるのは、「実務未経験にしては頑張ってるね」という意味です笑

× ポートフォリオの技術力が高い → 即戦力 → 採用
○ ポートフォリオの技術力が高い → 自走力・ポテンシャルが高い → 採用

あくまでポテンシャルを測られているということを忘れてはいけません。

2. ポートフォリオでは何が重要か?
前述の通り採用担当者は暇ではないですし、ポートフォリオはポテンシャル・自走力の高さのアピールが目的なので、ぱっと見で「すごい感じ」を出せるかどうかは重要だと思います。
Rspec, Docker, GitHubの活用, CI/CD, AWSあたりは、もう既に皆やっているという状況なので、あまり差別化とは言えないかもしれません。
ポートフォリオで差別化を狙うなら、個人的に今狙い目だと思っているのは、React, Vue.js, TypeScript, Jest, APIの作成, Ansible, Terraform, Lambda, ECS, AWS SAAあたりです。
1年後には、実務未経験者がそれらの技術を持って就活市場に現れるのが普通になるかもしれませんね笑

3. どんなポートフォリオを作ったか?
と言っておきながら、正直に申し上げれば僕の作ったポートフォリオは技術レベルとしては大したレベルではありません。
しかし、以下4つは高評価を頂くことが多かったです。
600コミット以上していた
サービス自体のアイディアが面白かった
・人に評価してもらうことを意識したREADMEやドキュメントを作っていた
・リリース後も継続的に改善し続けていた
これはあくまで僕の例であって、おそらく誰のポートフォリオでも、「すごい!」って思えるポイントはあるはずですので、そこを上手く強調していくのが戦略的かと思います。
一応GitHubを貼っておきますが、既にサイトのサーバーは落としていますし、なにより黒歴史化しつつあります笑

4. ポートフォリオに終わりなんてない
サービスというのは一度作ったら終わりではないはずです。
サービスに対して熱意があれば、作っていくうちに「あの機能を追加したい」「ここを改善したい」というのは無限に思い付くはずです。
特に自社開発の企業では、そういう継続的な改善をし続けるという開発を行なっているはずです。
ポートフォリオ作りに終わりは無いので、ある程度形になったら就活を始めてしまい、空き時間でそれを改善し続けるという方式をオススメします。
改善し続けることで、健全にGitHubの草を継続させる効果もあります。
余談ですが、就活期に入ってからGitHubの草がほぼ無い状況というのは、「エンジニアに向いてない」と即判断されるレベルなので注意しましょう。というか僕が採用担当者だったらそう判断すると思います(採用エアプですが笑)。

■独学

僕の就活の差別化戦略において、最大の武器が独学でした。
最終的に内定を承諾した企業からも、「独学でやってきていて、自走力を期待できた」というのが最大の採用理由だった、というフィードバックを頂けました。
予めですが、僕個人のスクールに対する印象はあまり良くないことをお伝えしておきます。
文脈上、スクールとの対比をさせた話が多いことを、ご承知おき下さい。

1. 独学はポテンシャル採用において非常に有効
僕は面談という土俵に立たせてもらえるケースが比較的に多かったと思っています。
採用担当者から、「スクールに通ったという方が非常に多い中、独学でやり切ったということで興味を持った」と話して頂くケースが多かったです。
自走力の評価において、やはり独学以上にプラスになるものはないと思います。
独学でやってきた方々は、何回も独学を強調しましょう笑
また、スクール生の場合はカリキュラムでやってきたことを中心に話すのは論外で、自走したポイントを作ってそこをしっかり強調するのが有効だと思います。

2. 独学の問題点
独学の問題点として、「コードが我流になる」「どうしても分からないことを人に質問できない」「設計面で指摘を受けられない」というのがありました。
そこで、MENTAを使って現役のエンジニアをメンターとして雇い、課題をもらってコードレビューをしてもらう機会などを設けて頂きました。
めちゃくちゃお世話になった方々ばかりで、その方々のおかげで就職できたといっても過言では無いです。
どのメンターさんも非常にオススメできるので、この記事の最後で宣伝しておきます笑

3. MENTAなら独学じゃなくね?
これはおっしゃる通りです笑
メンターに教わった、ということを面接で話すときには注意が必要です。
あくまで、「やることは自分で決めて、わからないことの解決や、コードレビューをしてもらうために使いました」みたいに、自分で主導権を握っていた風な言い方が良いかと思います笑

4. スクールは検討しなかったのか?
実は検討していた時期はあって、話を伺ったり、体験入学的なこともしてみたこともあります。
詳細は控えますが、大金を払う価値を感じられなかったので、独学を中心にしていくことに決めました。

5. ロードマップ
Progate → Railsチュートリアル → MENTAとUdemy → ポートフォリオ作り
って感じでした。まあ、5000番煎じなので、他の人の記事を見てください笑

6. 独学の勧め
これからエンジニアになるための勉強を始めようとしている方向けの話です。
実務未経験からエンジニアになるために、スクールは必須ではありません。
僕を含め、独学でエンジニアになったという人はたくさんいます。
そして、スクールでなく独学という選択肢を取ることを非常に強く勧めます。
スクールに通うという手段は、「エンジニアとしてキャリアを始めること」がひとまずの目的にあるはずです。
その目的を考えたときに、「スクールに通って得られる学習効率」というメリットよりも、「自走力の評価においてマイナスに働く」というデメリットの方が大きいと考えています。
「エンジニアとしてキャリアを始めること」が目的であるなら、ポテンシャル採用において有利な選択肢を取るべき、というのが僕個人の考えです。

■Twitter

実は次に評価して頂いていたことの多かったポイントは、Twitterでした。
「技術的な発信を常に行っていて、技術に対して意欲的に見えた」とのことでした。
これは宣伝チャンス!笑
Follow me!(意訳: 俺について来い!)

1. なぜTwitterが重要か
直接対面が難しいこの状況では、採用担当者が「この人はどんな人か」という情報を得るのが難しいです。
SNSは性格・人柄が如実に反映されるものなので、採用担当者はめちゃくちゃ気にすると思います。
Twitterは人柄のポートフォリオ(名言)

2. Twitter運用で大事なこと
人柄のポートフォリオなわけで、大事なのは「素の自分」が出ていることだと思っています。
そういえば、某スクールではTwitterでアウトプットを報告をするアカウント運用を推奨しているらしいです。
しかし、採用担当者は単に今日何を勉強したなどのアウトプットを報告するだけの無機質なアカウントはおそらく見飽きてると思います。
僕の場合ですが、面白いツイートのRTだったり、日常の呟きだったり、技術に触れての感動したこと・疑問点だったりをどんどん発信して、ちゃんと「素の自分」が使っていることが分かるようになっていた、と思っています。

3. 他重要な点を箇条書き
・政治、日本、社会のような主語の大きい話に対しての批判発言をしない
・Tech系YouTuberに影響されているようなキラキラ発言・RTをしない
・構ってちゃんな発言をしない

と色々考えてた風で説明しちゃいましたが、当たり前のことを書いてるだけですね笑
僕はTwitterがないと生きていけない人間なので、普通にTwitter運用してたらこうなった、というのが実状かもしれません笑

3章: 最後に

■実務未経験からエンジニアへ就職すること

以下ポエムです笑
こう言うと驚くかもしれませんが、エンジニアという職種は9割の人類にはオススメできません
巷では「エンジニアは夢の職業」みたいに言われてますが、そう思っている方々はどうか冷静になってみてください。
以下、僕が見聞きした例です。

・退職してまでエンジニアになる勉強を始めたが、勉強が辛くて挫折してしまった
・半年勉強して、ポートフォリオを作って就活したが、あまりにも面接で落ち続けるので諦めてしまった
・エンジニアになったが、ひたすら分からないことだらけな業務が辛く、やめてしまった
・WEB系はホワイトだと聞いていたが、残業時間は前職より遥かに増えた
・稼げると言われてエンジニアになったが、蓋を開けてみれば年収が大幅に下がり、数年後も思ったより年収は上がらないと分かった
・SESに入ったと思ったら、なぜか家電量販店やコールセンターで働くことになった

エンジニア転職の成否は、その人のエンジニアとしての適性に大きく左右されると思っています。
おそらく、好きじゃないとやってられないと思います。
僕も勉強付きな性格や、技術へのキチガイみたいな好奇心があって成立しているようなものだと思います笑
もしエンジニアへの転職を考えてる人がいるのなら、自分がエンジニアに向いているかどうか、冷静に考えてみて頂きたいです。

1. いきなり現職を辞めないで
勉強であれば、仕事を続けながらでも出来ます。
まず自分で勉強してみて、向いているかどうかを判別するのが良いと思います。そして、向いてなかったのなら現職を続けるという判断も十分にあると思います。
僕はAtCoderをやったり、Railsチュートリアルを終わらせたりした段階で、「向いてる」「やり切れる」と確信することができたため、前職の上司に退職の相談をしました。
それでもちょっと早かったと思ってるくらいで、本当ならポートフォリオが一段落したくらいのタイミングで退職の相談をすべきだったかもしれません。

2. 数々のトラップがあることを認識する
・無責任にエンジニア転職やスクールを勧めるブログ
・プログラミングは誰でも出来るし稼げると煽るTech Youtuber
・キラキラエンジニアツイートを量産し続けるTwitterアカウント
・詐欺まがいの広告を打つスクール
・ポジショントークしかしない転職エージェント
・開発経験を積ませる気のない、一部の悪質なSES系企業

嘘を嘘と見抜ける人でないと、エンジニアを目指すのは厳しいかもしれません。ちなみに、全部が全部悪いと言ってるわけではないです。

3. 現実に戻るために、入学前にスクールにすると良い質問
入学した生徒数に対して、挫折せずに卒業した生徒数の比率を教えて下さい。
今教室にいるメンターの中で、現役でエンジニアをやっている人はどのくらいいますか。
ここ数ヶ月の卒業生の中で、自社・受託開発と、SESに進路が決定した人の比率を教えてください。
・転職支援があるならば、その支援を受けてその企業に転職した人は、卒業生の何割ですか。

4. 動機はどっちですか?
エンジニアになりたい=「稼ぎたい、会社に依存せず個人として強く生きたい、リモートワークしたい、自由になりたい」
エンジニアの仕事をしたい=「技術の勉強をし続けたい、プログラミングが好き、サービスづくりが好き、WEBが好き」
Be or Doですね。みなさんは、どっちの理由でしょうか?

5. 誰の話を聞くべきか?
エンジニアというキャリアについては、エンジニアに聞くべきです。
新卒就活の際には、その会社のOBから得た情報がもっとも有益であったのと同様の理由です。
同じようなキャリアを歩んでいる人の話が一番参考になるに決まってます。
知り合いにエンジニアがいるなら、まずその人から話を聞きましょう。

■おすすめメンター

だいそんさん
おすすめ理由: Railsの課題を出してくれます。レベルは高めです。コードレビューもしてくれ、現場レベルの知見を蓄積できます。
誰に勧めるか: Railsチュートリアル終わった段階くらいの人、自走力のある人

adachinさん
おすすめ理由: SREをやってるつよつよな方です。インフラの課題をもらえました。インフラ専門家のメンターさんが希少種・・・
誰に勧めるか: インフラ何も分からんな人、インフラ方面で強みを発揮するエンジニアになりたい人

以上!
数ヶ月後にこの記事見たら黒歴史になってそう・・・

後記:半分くらい黒歴史になってました!笑