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4 実際に行われたガスライティング (マンガ+文)


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集ストの代名詞といえば、ガスライティングですよね?
しかしネットでは「陰謀論」や「被害妄想」扱いされています。日本のネットユーザーならよくご存じと思います。
このガスライティング、実は私の案件では繰りかえし行われました。今日は実際に行われたガスライティングをご紹介します。


〈証拠まで4年 異変がつづく家や車〉

私がガスライティングの証拠をつかんだのは、毎日の記録をはじめて以降です。ただ記録をする前から、家の中で異変が起こっているのには、薄々気が付いていました。

当時疑っていたのは、「不正アクセス」、「盗聴」、「不法侵入」の3つです。とくに外出時に、タイミングのよい待ちぶせや駆けつけがくりかえされたことから、「盗聴」を強く疑っていました。

これらの疑惑を解明するために、私は2016年から毎日の記録をはじめたのです。

2016年ころのケース ↓

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(女性家族と客は嫌がらせや暴言を繰り返した。現在は転居)


〈2018年 遺留物で犯行をひけらかす〉

私が「ガスライティング」の初証拠をつかんだのは2018年のことでした。

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このお守りが自分のものではないと、すぐに分かりました。私は10代の頃から神社仏閣めぐりを趣味にしていました。お参り先やお守りにはそれなりにこだわりがあり、収納場所もすべて把握していました。見たこともない、少し汚れた子供のお守りが、我が家のものであるはずがないのです。

同時に私は不愉快に感じました。遺留物からは犯人のひけらかしや、甘えを感じたからです。

当時私は付きまといの他にも、迷惑運転の被害を毎日のように受けていました。車への侵入犯はそういうストーカーの内の誰かでしょう。

迷惑運転で危険な目に遭わせていながら、その一方で交通安全を祈るなど、あおりでしかありません。また、加害者のくせに人の人生に口を出す図々しさも不快でした。

そのような妙な馴れ馴れしさは、面識ない市民ストーカーから日常的に感じていました。自分は加害者なのに悪びれもせず、親しみすら感じている様子です。こういうことをして許されると考えているのは、被害者や社会に甘えているのでしょう。


〈すぐには動かず、さらに証拠を集める〉

証明すると息巻いては見たものの、実際に証拠を手にするのは奇妙な感じでした。ネットで陰謀論扱いの集ストが実際に行われているなど、やはりなかなか受け入れられなかったのです。

結局私はこの時は動きませんでした。お守りは自分の物ではないと思いましたが、絶対かと言われたら不安になります。もっと確実な証拠が必要です。それで私は、記録のレベルを上げました。家や車の開閉の動画をすべて撮ることにしたのです。


〈2019年 夜の間に車のカギを開けられる〉

それから数ヵ月後の、ある朝のことです。出勤時に私が車の運転席ドアを開けようとしたところ、ロック解除の「いつもの手ごたえや音」がありません。
「もしや」と思い、私は毎日撮影していた、外出時の施錠の動画を見直したんですね。


すると驚いたことに、この日、乗車前に映っていた運転席のドアのロックは、私の来る前に開けられていました。私はとうとう、自分がガスライティング被害にあっている証拠を手に入れたのです。

2019年のケース ↓

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カギの開閉だけするやり口は、カギが壊され、侵入されたのと意味するところが違います。たとえば車が壊され、侵入されたのなら、だれにでも犯罪被害とわかります。
ここがガスライティングの巧妙な点です。カギを開けておくだけでは、自分のかけ忘れか、知らない間に侵入されていたのか、見分けがつかないんですね。本当に被害に遭っていても、「自分のミスかもしれない。しかしやはり変なことはくりかえし起こっているように思える。気持ちがわるい」と疑心暗鬼になるのです。


〈ネット発信を嫌った犯罪者〉

2018〜19年当時、私はSMS発信やホームページ公開をしました。このネット発信の期間は、嫌がらせが激化しました。標的型攻撃が起こり、付きまといも増加し、ガスライティング被害も繰り返し発生しました。

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おそらく犯罪グループは、事件化や社会認知をおそれたのでしょう。

結果的に、この被害の証明は、私にとって大きな意味を持ちました。私は、ネットで被害妄想あつかいのガスライティング被害を、自信を持って人に話せるようになったのです。


〈ガスライティング手法の意味〉

ガスライティングは、一見ささいなやり口に見えますが、実際には非常に悪辣な手法です。

たとえば警察に相談しても、「カギを壊されたり、盗まれたり、なにか実害があるのか?」といわれたり、被害妄想とバカにされるでしょう。実際に私の相談時の、すべての公的窓口での対応はそのようなものでした。

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加害者は、
気のせいや被害妄想にできる有利さや、
警察が動きにくいやり口であること、
私的空間を侵害される精神的な苦痛などを、
すべて理解した上で行っているんじゃないでしょうか。


〈ガスライティングはプロ手法 使用者は市民〉

実はこのガスライティング手法は、外国のスパイ組織や秘密警察による攻撃手法と内容が酷似しているようです。つまり、能力の高い組織による、精神的苦痛目的の脱法手法とほとんどおなじ内容なのです。


「では犯人は警察や公安なの?」


そう考える方もおられるかもしれません。
実際には、プロの手法が民間で使われるようになったと見るべきでしょう。


いそがしい警察が、民間人いじめで防諜レベルの攻撃を仕掛けるとは、ちょっと考えられません。警察の不祥事を握っているとか、警察の内部告発者でもない限りありえません※。

たとえば私のケースでは、子供も情報ぬきほのめかしを行っている。日本の警察が、子供をカウンター攻撃の手先に使うのは、ちょっとありえない話です。

※ 警察の内部告発者に嫌がらせのケースは存在する


〈集スト市民は手法の性質を知っている?〉

集スト市民が経験知で高レベル手法に到達したのか、意図的にプロ手法を取り入れたのかはよくわかりません。

ただ私個人は、ネット情報や加害者のほのめかしから、「市民は手法の意味を知りながら行なっている」と考えています。その辺の話はおいおい上げる予定です。


集ストいじめは、冗談めかして行われたり、ネットでネタあつかいされています。しかし、その手法は非常に高度なものです。集スト手法の意味するところを知れば、とても許すことはできません。


〈過去の案件の再評価をしてほしい〉

過去の案件を調べる中で辛かったのは、集スト疑い案件で、暴発した「犯人のいじめ被害」を読むことでした。なかには、私とおなじ手法を使われた人もいました。

集団いじめは、モビングといいます。息もつかせぬ攻撃で被害者は気の休まるときがありません。ただでさえ集団いじめは辛いのに、集スト被害者は、

・脱法手法で被害の訴えを封じられ、
・ネットの印象悪さのためにバカにされ、
・集ストタブー視からだれも助けてくれない

という、袋小路に追い込まれます。

私はたまたま運よく証拠をつかんで、被害妄想を否定することができました。しかし、過去の有名事件の暴発加害者の人たちはどうでしょうか。

騒音おばさんも、山口放火殺人事件の加害者も、いじめ被害者だったということは、今ではみんな知っています。少なくない数のネットユーザーが同情されていましたよね。
せめてその関心や、同情を、過去や現在の集スト被害者に、向けていただけませんでしょうか?


警察、司法、医療関係者、メディアの方々にもお願いします。
「ガスライティングは実際に使われている」、「集ストは高度ないじめ体系」、「情報汚染が事件化を妨げている」の観点から、集スト案件の再評価をしてはいただけませんでしょうか?

集ストいじめは、冗談めかした印象とは裏腹に、非常によく考えられた手法による社会現象です。被害者の立場からしますと、その害があまりに軽んじられていると感じます。

世間では、集ストを楽しむより、陰惨な事件にまゆをひそめる人の方が多いと思います。良識的な人は、たいてい黙っているものです。そしてそういう人たちがこの社会の多数派なのです。そう信じます。信じさせてください。


少し長くなりましたが、今日はこのブログを読んでいただき、ありがとうございました。

フォローとスキをお待ちしています。


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