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お料理は100点じゃなくて良い!60点だけど美味しかった『かぼちゃプリンタルト』

今回の料理はかぼちゃプリンタルト。シンプルなタルトですが生地作りに失敗。サクサク感少な目。100点満点の料理が出来ることは少ないですが、それでも大満足!これがお料理の良さですよね。

「記事タイトル頑張ってみたけど、少し疲れたよ。」

 いきなり料理の話からそれます。前回は本当に気の向くままに記事を書いたので、スラスラかけました。でも今回はもう少し見てもらえる記事にしようとタイトルやリード文など少し工夫してみました。不慣れなこともあり冒頭部分だけで前回の記事(約2,700文字)よりも体力を使ってしまいました。

 でもこの記事でお伝えしたいことを、冒頭に盛り込むことが出来ました。これで忙しい方にも伝わりやすいはず?何事も初めてのことには時間もかかるし体力も使います。無理しないことが大事。ということでここからはまた気楽に書いていきます。

「秋だねー。またタルト作りたくなってきた。」

 半そで半ズボンでは肌寒くなってきた今日この頃。もう10月も近いので当たり前ですね。こうなると今までは思いつかなかった料理が、急に作りたくなってくるものです。私の場合はやはり旬の食べ物を使いたい。ナシにシャインマスカット!かぼちゃにお魚も多種多様。

 タルトを作ったのは今回で2回目。実はまだまだ初心者です。タルト型は前回100均で底が抜けるタイプのものを購入しました。新しいことを始める時のハードルは低い方が好みです。高価な型を買うとハードルが上がっちゃって、やりたくなくなっちゃう。もっと良いものを買えばよかったと後悔することもありますが。

 もともとは旬の果物を使ったフルーツタルトを作ろうと思っていました。でもフルーツタルトの作り方を調べると、結構大変そう。今回作ったかぼちゃプリンタルトと比較すると、大分工程が多いです。それに果物はそのまま食べるのが一番おいしいと思っています。やらない言い訳かも。笑

 そこで見つけたのがかぼちゃプリンタルト。参考にしたのは今回もクラシルさんのもの。クラシルさんのレシピは全てプロが監修しているもの。外れが少ないのが特徴だと思っています。かといって全てレシピ通りにする必要はなく、好きにすれば良いのです。料理は自由なものなのです。

 必要な材料がシンプルなのも良い。買い足さなきゃいけないのは生クリームくらい。他の材料は既に家にあるもの。アーモンドプードルとか難しそうなものはない。らくちんって素晴らしい。

「あ!早速失敗した!まあいっか~」

 必要な材料を買いお昼ご飯を食べ、お昼寝をする前にまずはタルトの準備。タルト生地にはバターがふんだんに使われているため、冷蔵庫で寝かせる工程がいくつかあります。その寝かせる工程を自分のお昼寝の時間とかぶせることで、作業効率化!食べることに関しては、段取りにもこだわります。

 はい!ここで早速失敗しました。書き忘れていましたが上記のクラシルレシピでは市販のタルト台を使っていましたが、今回は自作。自作タルト生地の作り方はかの有名なTV番組「ブリティッシュベイクオフ」で紹介されていた、メアリーのチョコレートオレンジタルトの生地の作り方を参考にしています。興味のある方は調べてみてください。

 このタルト生地を上手に作るポイントはいくつもありますが、その最初の段階で早速失敗しました。それが下の写真です。

失敗したタルト生地

 はた目には何が失敗しているのかわからないと思います。失敗ってそういうものですよね。でも間違いなく失敗しています。これは小麦粉等の粉類とバターを混ぜている工程なのですが、本来はパン粉のようにサラサラの状態になっていなければならないのです。しかし画像のようにダマが大量にできてしまいました。これではサクサクの食感が出ないと思われます。

 多分一番楽な方法はそもそも手で材料を混ぜず、フードプロセッサーで混ぜること。楽だし確実です。でもわが家にフードプロセッサーはありません。失敗の原因はバターを混ぜる時、塊が大きすぎたこと。パン作りなどに使うスクレッパーでバターの塊を小豆くらいまで小さくしておくのを、忘れていました。そのためうまくバターの塊が小さくなりきれなかったのでしょう。

「失敗したって?これ位大丈夫大丈夫!」

 でもここで絶望する必要はありません。料理におけるこのくらいの失敗は、もはや失敗ともいえない位です。なぜなら結局美味しく食べられるからです。焦げすぎて食べられないとか、塩と砂糖を間違えた、とかであれば流石に落ち込むでしょう。でもこれ位であれば全然美味しく食べられます。100点でなくても良い。60点で良いのです。

 なんなら60点の方が良いまであります。いくつか理由を考えてみました。まず100点であればそこで終わり。もう改善することはありません。でも60点であれば、次にどうすれば良くなるか考える。また次を作りたくなる。また次を作るということは、おいしい料理をもう一度食べられるということです。最高じゃないですか?

 先日ある人に誕生日ケーキを作る機会がありました。人生で人に手作りケーキをあげるなんて、初めての経験です。そうです私は初心者ベイカーです。初心者なので失敗を連発し、結局合計4個のケーキが出来上がりました。正直かなり疲れたし夜も遅くなりました。でもラッキーだとも思いました。プレゼントするケーキとわが家用のケーキ、沢山のケーキを食べられるからです。

 結局ケーキは2個持っていき、現地で切り分けて兄弟夫婦やプレゼント相手にあげました。ケーキは沢山あって困ることはありません。これが仕事とかであれば、ただの無駄手間で嫌になっていたと思います。でも私は食いしん坊。むしろラッキーでした。

「よし完成!やったー!で味は?」

 

完成したタルト

 ここまで一気に書いてきたので、また少し疲れてきました。だから結構はしょってもう完成です。相変わらずオーブンの火力が弱いので、作るのに大分時間がかかってしまいました。でも良い匂いで美味しそう。粗熱をとって早速食べてみます。

 「うん!おいしい!」勝手に砂糖の量を減らしたりしているので、当然甘さ控えめです。本当は生クリームもかけるレシピなのですが、面倒なのでそのまま食べてみました。サクサク感はあまりないですが、まぁそれは次回頑張りましょう。大成功です!

 とはいえまだ冷えていない状態。冷蔵庫で冷やせば食感はだいぶ変わるので、おいしくなる可能性があります。前回作ったきのこキッシュのように。見てもらえると嬉しいので、記事のURLをいかに埋め込んでおきます。

「今回の反省点」

  • バターを混ぜる時は、あらかじめ細かく切ったものをさらにスクレッパーで小豆くらいまで小さくしておく。

  • タルト生地の砂糖減らし過ぎかも。50gから25gはやりすぎか。40gくらいがちょうどよさそう。

  • フィリングも甘さ控えめ。でもまぁこれ位で良いか。

 本当はタルト生地を型にうまく乗せる方法とか、焼く時の重石にお米を使っていることとか、コツ的なことを書こうと思っていました。でもそれはそんなに大事じゃないかなって。また機会があればお伝えしたいと思います。

 なんならこのコツは上にも書いている「ブリティッシュベイクオフ」で教わったことなので、興味がある方はぜひご覧ください。どの回かは忘れましたが、「メアリーのオレンジタルト」のマスターズクラスの回です。検索すればどの回かわかります。私はアマゾンプライムで見ました。

「まとめ」

 NOTEの参考記事で最後にまとめを入れるとよいとあったので、やってみます。結局この記事で言いたかったのは、失敗しても良いじゃんってことです。

失敗しても食べられれば大丈夫!むしろ沢山食べられてラッキー!気楽に行こうぜ!


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