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夏休み明けが辛いなら、とにかく逃げて欲しいと思ってる話

実は夏休みが終わって登校が始まる時期は、10代の自殺が増える時期でもあって。
2017年度からNHKでも特番が組まれるようになりました。

いまどきの学校は、夏休みに大量の宿題を出されることは少なくなったけれど、9月の登校はだるいって子は当然ながら多い。
そして「だるい」だけでは済まないような気持ちを抱えている子も、学校には必ず居る。
そう。仮にまだ誰にも気づかれていなくても、1人くらいは絶対居るもんだと思う。

だから毎年思ってる。
もしも死ぬほど学校に行きたくないって思うのなら、マジでしばらく家とかに引きこもってくれていいよって。

もちろん職員室でそんなこと大っぴらに言えないし、ご両親や保護者にしては引きこもられるなんて冗談じゃないって感じだと思うけれど。
いや、私もぶっちゃけ、自分の子が引きこもり始めたらマジかよ…って思うけれど。

自殺の原因は「いじめ」ってイメージが世の中にはあるけれど、実は2022年の調査で最も多かったのは学業不振。
小学生は家庭からの叱責・しつけだったりする。

このデータがどこまで真実に近いのかは分からないけれど、でも、周りの大人が誰も思いもしなかった理由で、実はこどもが悩んでいるってことはあるんだよね。

勉強とか成績とか、友人とか恋愛とか。
大人にとっては、別にそこまで悩むことじゃなくない?って思うことでも、10代の子にとっては死ぬほど深刻な悩みだったりする。

「10代の自殺」ってワードだけ聞くと、きっと自分には関係ないって思う人は、大人もそうだけど、案外こどもたちの中だって、そうなんじゃないかなって思うけれど。
理由は思ったよりずっと身近で、見ようによってはちっぽけなところにあったりするのだと、私は思っている。

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