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マーケティング戦略は誰からはじまる(初心者向け)

「あたりまえやん」と思う方の方が多いと思いますが、意外とわかっていない方も多いなと思いました。

・申込数上げるための施策を考える
・メディアのPVを上げるためにターゲットは絞らない
・みんなが使いやすいUIを考える

などなど、量を増やすために闇雲に考えることはないでしょうか?

魔法の言葉「ごだぶりゅーいちえいち」

5W1Hって聞いたことがありますか?

これは、マーケティング戦略を行う時によく使うフレームワークです。
(※フレームワーク=思考ツール)

When:いつ
Where:どこで
Who:だれが
What:なにを
Why:なぜ
How:どのようにして

の接頭語を取って、5W1Hを呼んでいます。
このフレームワークを使うことで、マーケティング戦略を明確に描くことができるので、ぜひ覚えてほしいです。

5W1Hは考える順番が大切

「申込数上げるための施策を考える」となったとき、5W1Hを知らないと、いきなりどのようにして(How)数字を上げるかという思考になります。

実施することが目的になってしまうので、出稿強化するかとか、申込ボタンの色を変えてみようかという話になりがち。
仮に出稿を強化して申込みが増えても、さらに増やすためにはコストアップするしかありませんよね。

また、「みんなが使いやすいUIを考える」といわれても、「10代が見やすい文字の大きさは60代では小さすぎる」「パンクが好きな人とオーケストラが好きな人ではデザインの好みは同じでいいのか?」など、みんなが使いやすいということはないわけです。

なので、最初にWhoから始めることをおすすめします。

「男性が使いやすいUIにする」
「60代の男性が使いやすいUIにする」
「60代の地方に住む男性が使いやすいUIにする」
「60代の地方にする農業を営む男性が使いやすいUIにする」

など、Whoを明確にするほどやるべきことが明確になってきますよね。

なので、Whoがきまれば、どこで(Where)、何を(What)、いつ(When)、どの様に(How)伝えるのかが簡単に決まります。

マーケティングは恋愛と同じとよく言われますが、恋愛が八方美人だといつまでたっても意中の人と付き合えないように、マーケティングでも誰を明確にしないと、届けたいユーザーに情報を届けることはできません。

何をしてよいかと迷ったときは、今一度「Who(誰)」から考えてみましょう。





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