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政府の支援を仇で返す企業があるらしい~クールジャパンの闇~

勇気ある告発によってけものフレンズの小説の挿絵を描いたクリエイターが2年半も作業料の支払いを待たされた事が発覚しました。
2年半も支払いが無かったこと自体すでにアウトな案件ですが被害者のクリエイターは待機中に他の仕事を斡旋すると言われたのに実際は2年半も他の仕事を斡旋されなかったのでかなり悪質と言えるでしょう。

しかも支払いは2年半も待たせたのに告発されたから炎上した時は迅速に接触を図るところも非常に誠意に欠け、不信感を募らせるには十分な対応で飽きれるばかりです。

信じられない話ですがこれがクールジャパン事業の一角を成し、クールジャパン機構から支援を受けている大企業の姿です

KADOKAWAが受けている支援

海外におけるクリエイター人材育成スクール事業へ出資としてクールジャパン機構はKADOKAWA Contents Academy株式会社に4億5千万円の支援金として払っています。

国内の人材を潰す会社が人材育成で支援してもらうのは矛盾していませんか?

クールジャパン事業では多くの省庁も関わっているのですがKADOKAWAがやらかした不祥事は関係省庁の顔にも泥を塗る行為です

過去にも様々な不祥事を起こしており何れもクリエイターに多大な迷惑を掛けた案件です。

「ケムリクサ」の大ヒットで不動の地位を得たたつき監督もかつては筆を折りかけるほど追い詰められていました

KADOKAWAはけものフレンズの制作委員会に属しておりたつき監督の降板騒動の際にけものフレンズ公式(以下KFP)が出した矛盾だらけの声明文にも関与しています。(製作委員会制度により声明文を出す時は満場一致が原則の為)
KFPが出した声明文はヤオヨロズ社の名誉を著しく傷つけるものであるのは言うまでも無く、降板の口実である「無断利用」であるについて該当する作品を明かさなかったことで過去のコラボ映像まで疑惑の目が向けられてしまいその結果としてコラボ先である日清、日本中央競馬会(以下JRA)にもお問い合わせが殺到しました。
コラボ先の二社はすぐさま声明でコラボ映像はKFPから許可を得たものだと回答した訳ですが・・・。

※コラボ当時のJRAのホームページ

JRAは正規のライセンス窓口であるKADOKAWAから許可を得ていると発表しています
コラボ企画中に問題を起こされた挙句、釈明までさせられたとあっては窓口を通した意味がありません
この事態は窓口役を担うKADOKAWAがしっかりと対応しないといけないはずですがKADOKAWAはKFP内でも役目を果たせていなかったのです

因みにJRAは農林水産省の外郭団体なのでKFPに属するKADOKAWAは間接的に農林水産省の顔にも泥を塗っております
こうしてみると殆どの省庁に多大な迷惑を掛けていますね
もう日本政府はKADOKAWAに怒るべきでは?

2年半も作業料の支払いを待たせた件はJ-CASTニュースで報道されてましたがKADOKAWAに説明責任を果たす意思が見られません。

クールジャパン機構は支援する相手をもっと厳選すべきでは?

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