東ティモールってどこ? 〜21世紀最初の国〜
Yudaiです。
地元に引っ越してから、数ヶ月。
育った地域なだけあって、割とすぐに慣れました。
買い物がてら散歩をしていると昔から変わらない場所や店もあれば、ガラッと変わったところもあって、安心したり、驚いたり。
弟が同じ市で働いているので、地元の情報を色々教えてくれます。
オススメのスーパーとか、飲食店とか。
色々大変な時期ではありますが、行ってみたいお店が沢山あって、ワクワクしている次第です。
都心からは遠い場所ですが笑、捨てたもんじゃありませんね。
つい最近の話ですが、いつものように散歩をしていると、偶然通り掛かった定食屋さんが、美味しいと評判の新しいお店でした。
お腹も空いていたので立ち寄ると、キレイな店内で女性が一人で切り盛りしており、お客さんで埋まっていて(もちろん、距離をとって)。
ドリンクついて1000円の定食は、派手さはないけれど手作りの感じがとっても美味でした。
食べ終わり、食後のコーヒーを飲みながらふと馴染みのお年寄りの人たちの会話に耳を傾けると、何やら、
「カンタ・ティモールっていう映画知ってる?」
「東ティモールの映画か」
などと話題に花咲いているのが聞こえた。
『カンタ・ティモール』は、東ティモールを題材にした日本の映画。面白そうなので、見てみたい。
すると映画の話題は早々終わり、こんな会話の流れに。
「そもそも東ティモールってどこだ?」
確かに。名前は聞いたことあるけど、よく知らないっていう方が多いのではないだろうか。
東ティモールは、独立国家です。
21世紀になって初めて出来た独立国家で、まだおこって間もないのです。
場所はインドネシアの南東、ティモール島の東側部分が東ティモール。面積は日本の関東部分とほぼ同じ。
現在西側は、インドネシア領であり、島が二つの国に分断されているというわけなんです。
じゃあインドネシアからその部分が独立したのなら、インドネシア語が公用語?とお思いの方もいらっしゃるでしょうが、そうではありません。
16世紀にポルトガルがティモール島に上陸して、あらゆる面で影響を与え、19世紀には西側がオランダ領、東側がポルトガル領となりました。
ゆえに東ティモールの公用語は、地元の言語に加え、ポルトガル語。
そして、国民の殆どがキリスト教徒とのことです。
独立から間もなく、まだまだ発展途上なので近い将来に気軽に行くのは難しいかもしれませんが、
同じアジア圏の国として認識していなきゃなと個人的には思いました。
考えみれば、今では圧倒的な知名度があり、世界中から人気のシンガポールも、独立して60年余りの小さな国だし、
香港だって、イギリス領ではなくなったのが僕が生まれた後なんですよね。
香港が時差1時間なら、シンガポールも時差1時間(ほぼ赤道直下なのに朝6時で真っ暗だから無理矢理感あるけど)。
先述した東ティモールは何と時差なし。
マルコポーロじゃないけれど、東方にいながら東方の見聞を広めなきゃなあと思いました。
ikkubaru - seaside (official MV)
ikkubaruは、SNSで知り合ったインドネシアのめちゃくちゃクールなバンド。
日本のシティポップに影響を受けていて、MVも日本。オススメです!!
余談ですが、東ティモールの「ティモール」は「東」という意味らしいです。
じゃあ東東じゃないかよ!!!
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