ありがとう!!
Yudaiです。
自分のバンド、kukatachiiは2013年にバンド結成しました。
当時、元々やっていた自分の前バンドthe cricketsが活動休止に。
休止というのは字面で、事実上の解散。
高校時代のメンバーで始めて、諍いがあったり、メンバーチェンジがあったりしても、何とか続けて来た前バンドの挫折に、とても憔悴しました。
そんな中、当時自分のソロのアコースティックライブのサポートをしてくれていたKey.Yuiと、「バンドをやらないか」という話が出ていた。
最初は「自分の本当に好きな音楽を、別のバンドでやれたらいいな」くらいに思っていました。
しかしながら前バンドが休止になり、いよいよ「音楽をやめるかどうか」まで悩みましたが、Yuiが背中を押してくれ、
ダメ元で、かつマイペースに、
「自分の好きな音楽を、自分の周りの一番好きなプレイヤーとバンドを組んでやってみよう」
と思うようになったのです。
その時、一番最初に浮かんだのがBa.KAJだった。
何故彼が真っ先に浮かんだベーシストかというと、
前バンド時代、一度だけサポートを頼んだことがあった。
その時に「こんなにベースシストで変わるんだ」という感覚と、「歌いやすいグルーヴがある人だ」という感覚をとても感じた。
「いつか一緒にバンドをやってみたい」と思った。
当時の彼は自身のバンド活動をバリバリやっていて(しかも当時ギターボーカル)、それを決して干渉したくなかったので、「自分のバンドの合間に、一緒にやって欲しい」と頼んだ。
マルーン5のようなブラックミュージックを取り入れて、洋楽のようなバンドをやりたい。
ざっくりした指針だ。具体的なようで、具体的でもない。
ところが彼は、「面白そうだね」と、二つ返事でOKしてくれた。
それどころか、ホルモン焼屋さんで奢ってくれて。
「お尻の病気になって、保険金が入ったから大丈夫」
…意味がよく分からないが、相変わらず穏やかで優しい奴だ。
そのあと、カラオケに二人で行き、CHEMISTRYの"Pieces Of A Dream"を熱唱して解散するという、謎な締め方に。
あの時は、「快諾してくれて良かった」という安堵感と、これから始まる新しいバンドライフが少し見えた嬉しさで、メチャクチャ酔っ払った。
メチャクチャ、嬉しかった。
後日、KAJだけホルモンにあたって腹を下したのは知る人ぞ知る話。
奢ってくれたのに、すまん。
同様に、一番誘いたいDr.Takt、Gt.田子剛からOKを貰って、奇跡的にkukatachii結成。
本当に奇跡だ。
同じ「バンドをやろうよ」でも、高校時代のそれと、二十代後半のそれはまるで違う。
人生をも左右しかねる、大きなことだ。
「元々の活動を干渉しないように」というポリシーのもと誘ったとはいえ、
OKしてくれたことメンバーには一生感謝するし、忘れないだろう。
Prof.Oが加入してくれたり何回かのギタリストのメンバーチェンジを経たり、ドラマーの脱退などありながらも、一緒に今年まで7年間、共にkukatachiiを支え、引っ張ってきてくれたKAJ。
日本全国津々浦々での一緒にライブをし、シンガポールで映像自主制作、フランス、オランダ、香港、マカオでもライブをした。
ライブでの演奏はもちろん、作編曲、後半ではミックス、マスタリングも。
北海道のFM局ノースウェーブでは、ご縁あって約三年間、一緒にパーソナリティもさせてもらった。生放送では見えないところで僕を支えてくれてたし、
今年、僕が病気で休んでしまった時は僕の分まで頑張ってくれました。
そんな彼が、脱退。
寂しくないと言ったら嘘になるし、正直空いた穴は小さくないです。
だけれど、彼には彼の人生があって、考えがあって。
喧嘩別れでもないし、前向きなお互いの選択。
そして今は体調を慮って、ゆっくりして欲しい。
そしてそして、何よりも、彼は唯一無二の友達なのだ。
今まで、マジでありがとう!!
これからもよろしく!!!
Love Today - kukatachii
稚拙な文で長くなってしまいました。
今後はしばらく、Yuiと2人で、よりカッコいいkukatachiiを目指して、新しいことにもどんどん挑戦していきますので、リスナーの皆さん、どうぞ宜しくお願いします!!!
PS 来年落ち着いたら、KAJと新年会をやる予定です。笑
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