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投資をするべきか?貯金をするべきか?結論【バランスが大事】

こんばんわ、こんにちは、おはようございます。
バーチャルTS娘の九条 悠姫です。

最近は株や債券などに投資をする人も増えてきました。
皆さんも『投資をしましょう』という広告や宣伝などを一度は目にしたことがあります。
金利が付かない貯金を止めて、すべてを株や債券に投資をしましょうという本も見たことがあります。
それでは本当に貯金をすべて止めて、すべて株や債券に投資がした方が良いのでしょうか?

私個人の意見としては『貯金と投資のバランスが大事』だと思っています。
今回はこの『貯金と投資のバランスが大事』な理由をお話していきたいと思います。

貯金と投資のバランスが大事な理由

  • 貯金ができないと投資はできない

  • 貯金はすぐに使えるお金、投資は将来使うお金

  • 生活防衛費を貯めてから投資を始めるのがおススメ

貯金ができないと投資はできない

まずは、貯金ができない人が投資をするとほとんどの場合失敗することになると思います。
私の友人、知人には『貯金はないけど投資を初めてみたい』という人が結構いて、初めてみる人もいるのですが、その大半が半年も経たずに止めてしまいます。
中には短期のトレードで利益が出て『私は投資に向いている』と勘違いをして、その後大きく損失を出してしまった人もいます。
それではなぜ貯金がない人は短期で止めてしまったり、大きく損をしてしまったりしたのでしょうか?
私が思うにこれらの人たちは投資が持つ『役割』のようなものを理解していないからだと思います。

投資が持つ『役割』、それは『余ったお金を使って未来に使えるお金を増やす』ということだと私は考えます。
私は様々な本を読んで『この余ったお金を使って未来に使えるお金を増やす』という結論に至りました。

ではなぜ、貯金ができないと投資ができないのでしょうか?
重要なのは『余ったお金を使って』という部分になります。
貯金ができるということは、『収入から支出を引いても余るお金がある』ということです。
毎月、毎月入ってくる収入をすべて使っている人には投資に回せる元となるお金を生み出すことができません。

『未来に使えるお金を増やす』という点でも貯金をする癖がないと続けることが難しいです。
投資はまとまった金額にならないと中々効果が実感できません。
私が投資の効果を実感し始めたのは1000万円を超えたあたりでした。
しかし、一度に1000万円の大金を投資に回せるほどお金が余っている人はほとんどいないのではないのでしょうか?
なので、少額でもいいので毎月コツコツ投資に回すお金を作る必要があります。
そして毎月コツコツ投資をするためには毎月余ったお金を作り出せる『貯金をする癖』が必要になるということです。

貯金はすぐに使えるお金、投資は将来使うお金

さて、投資をするには『貯金をするする癖』が大事ということをお話してきました。

しかし、ここまでの話を聞いて『貯金をする癖があるのであれば全額投資に回せばいいのでは?』と考えた人もいると思います。
確かに余ったお金を全額投資に回すというのは一つの戦術としては正しいと思いますが、私はあまりおススメしません。

なぜなら投資に使っているお金は貯金とは違って『すぐに使えるお金』ではないからです。

投資は『誰かにお金を預けて運用をしてもらいお金を増やしてもらう』というものです。
預けたお金を今すぐ返してというのはなかなか難しいからです。
相手も運用中の資金を返せる形にするために作業を行わないといけないので手元に戻すためには最低でも2、3日は必要となるので投資に回している資金に即日性はありません。

反対に貯金をしているお金はすぐに使えるお金です。
銀行貯金であれば店舗やコンビニのATMに行けばすぐに引き出すことができますし、電子決済であればネット経由をPCやスマートフォンから簡単に行うことができます。

これらのことを踏まえると例えば病気やケガですぐにお金が必要な場合は投資で使っているお金は使い勝手が悪いと言えます。

なので、『即効性のある増えないお金の貯金』と『即効性はないが徐々に増えていくお金の投資』と役割分担をさせておくのが重要だと言えます。

生活防衛資を作ってから投資を始めるのがおススメ

最後に投資を始めるタイミングについてお話しします。
個人的には『投資と貯金は同時期に初めてもよい』と思っていた時期もあったのですが、私の場合は投資を始めるタイミングである程度の貯金があったのでこのような考えになっていました。
しかし、ある友人の話を聞いた際にこの考えは必ずしも正解ではないと思いました。

友人は貯金がほぼ0の状態で貯金と投資両方を始めたのですが、半年後には投資を辞めてしまいました。
理由を聞くと『生活が苦しくなったから』と話してくれました。
元々、貯金をする癖がなかったのでどのくらいの金額が『余ったお金』なのかを把握することが出来ず、月々無理をする生活に耐えられなくなってしまったようです。

このような話を聞いてしまうと『投資と貯金を同時期に初めてもよい』という私の考え方は、『もともと貯金をする能力がある』という前提があることによって成り立つのだと思いました。

その友人はというとその後、しっかり貯金する癖がついてから再び投資を開始して今も順調に資産を増やしています。

このように『もともと貯金する癖』がない人はまずは貯金からスタートした方が宜しいかと思います。
それではどの程度の貯金が貯まったら投資を始めたらよいのでしょうか?
その友人が実践した方法を聞くと『生活防衛資金』が貯まったあたりから投資を始めるのがよさそうです。

生活防衛資金とは、緊急時に利用できる貯金のことです。
例えば今の仕事を急に辞めて無職になったとしても半年程度は無収入でも生きていけるくらいのお金のことです。
一般的には現在の収入の3か月から6か月分と言われています。
このくらいの貯金ができるようになれば家計の状況をしっかり把握できているかと思うので、余ったお金で貯金と投資のバランスようになれるのでしょう。

さいごに

投資と貯金のバランスは自分にとっての正解を導き出すのが重要です。

人から言われた、本で読んだ、というのは一つの考え方を学んだに過ぎません。
世の中には貯金だけで将来の不安がなくなる人がいるのも確かです。
しかし、私のような一般的な社会人は貯金だけでは将来の不安はなくなりません。
投資をして未来のお金を増やしつつ、貯金で現在に起きる様々なことに対して対応していく。
これが私にとって最適な貯金と投資のバランスだと信じています。

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