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クラクラップ!「ルール説明」

手をたたいて勝負に行くかどうかを悩むゲーム

クラクラップはデッキビルドを軸としたカードゲームです。
カードをドローして、自分のカードの強さを手をたたくことで表現します。同時に人のたたき数を聞いてダンスバトルに参加するか見るかを考えます。考える際には自分のテンションの高さも気にしなければいけません。
この感覚と論理と駆け引きのパズルを解く体験はデッキビルドゲームとしては他にない体験を感じるはずです。
そして、ダンスバトルに勝利したときだけ決めポーズができます。勝利をかみしめビシッとポーズを決めてください。
ダンスバトルは全部で8回、最終的にヴィクトリーロードを最も多く進めたダンサーが今夜のキングオブダンサーです。

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ゲームの流れと終了条件

ゲームは6つのフェーズを繰り返します。
1.Ready 準備する
2.Clap 手をたたく
3.Entry エントリーする
4.Dance ダンスバトル!
5.Party 技の交流
6.Victory ヴィクトリーロードを進める
です。
8回目のヴィクトリーの後、ゲームは終了します。または、ヴィクトリーロード(いわゆる勝利点トラックです)がMAX(8)に到達したダンサーが登場したらゲームは終了します。終了時にヴィクトリーロードを最も多く進めたダンサーが今夜のキングオブダンサーです。

画像1(写真は共通部分のセットアップ)

1.Ready 準備

山札から『3枚ドロー』します。
中央にニューウェーブという、技の交流で獲得できるカードを1枚新たに表にします。

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2.Clap 手をたたく

手札3枚に書かれた拍手の合計数だけ手をたたきます。
1人の合図で一斉に『手をたたきます』。
(聞き分けられるでしょうか?)

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3.Entry エントリーする

手札3枚から2枚を選び、残りの1枚は捨て札にします。
周りの拍手の数を聞いてダンスバトルに参加するかどうか決めます。
1人の合図で一斉に『参加するか、観戦するか表明します』。
参加する場合はカードを表に、
観戦する場合はカードを裏のまま下に置いて伏せます。
(降りるタイミングの見極めが大切、なぜなら…)

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4.Dance ダンスバトル!

ダンスバトルは2枚のカードの数値合計を競います。
数値合計が最も大きいダンサーが勝者となります。
『勝者は決めポーズ』をします。
数値合計が同値の場合は先に決めポーズをとったダンサーが勝者です。

参加者はテンションゲージにあるキューブを対応する順位の場所に置きます。表にした2枚のカードの内上にあるカードを捨て札にして、下にあるカードを中央に置きます。(これらの処理が一番間違いやすいので注意)
観戦者はダンスバトルに興奮してテンションが上がります。ダンスバトルの参加者の人数と同じ数のキューブをテンションゲージに置きます。テンションマックスはフォーです。

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5.Party 技の交流

ダンスバトルの順位が決まったら、
順位2番から順にカードをドラフトしていきます。
残ったカードはダンスバトル勝者が獲得します。
(自分のデッキが強化されたり、勝者はそうでもなかったり)

6.Victory ヴィクトリーロードを進める

ダンスバトルの勝者はヴィクトリーロードを進めます。
この時、進める数は自分のテンションによって変わります。
テンションの分だけ追加で進むことができます。
(テンションを上げてダンスバトルで勝利するのがアツいです)

ヴィクトリーロードの進め方は順位のために置いたキューブをヴィクトリーロードの自分のキューブが置いてあるマスの隣に置き、さらに自分のテンションの数だけストックからキューブをとり隣のマスへそれぞれ置きます。

この1~6を8回繰り返して、
ヴィクトリーロードを多く進めることを目指します。

テンション

大切な要素「テンション」ですが、
ダンスバトルに参加するたびに1つ消費します。
ゲームの最初はテンションは2なのですが、
ダンスバトルに参加するたびにテンションは下がっていきます。
テンションを上げる方法は2つ
A.ダンスバトルに参加せずに観戦する。
B.カードの効果でテンションを上げる。

ダンスバトルを観戦するとテンションが上がります。しかも参加者数分テンションが上がるので、1人だけ観戦だと爆上がりです。
テンションを上げるカード効果はカード自体の数字が1と2のカードが持っています。カードの数字は弱いので、うまく使ってください。

感覚と論理と駆け引きのパズルを解く体験

手をたたいた数を聞き分けて
テンションと相談しながらダンスバトルに参加するか決める。
数値に一喜一憂し決めポーズ!

が楽しいゲームなのですが、徐々にデッキビルドの大切さがわかってきます。初期デッキはたったの6枚、ドローは3枚で2回に1度はシャッフルが入り、全8回なので、シャッフルは3回だけ。クラップの数の意味に気づいたとき、より濃密な駆け引きが生まれるはずです。

このクラクラする感覚!
ようこそクラクラップの世界へ!

(間違いやすい細かいルール部分を加筆しました。2021.11.7)

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