やぶ蛇を突っついたプーチン/戦略を持てない男の生末は?
#ウクライナ侵攻でNATO拡大の皮肉
NATOが拡大する。
北欧のフィンランドの北大西洋条約機構(NATO)加盟が確実になりつつある。
自国の防衛力強化のため「 #ウクライナのNATO加盟を阻止する 」為と
言っていた大義とは全く違う形で
プーチンの望まない結論が出たわけだ。
今回のプーチンのウクライナ侵攻は
豊臣秀吉が挑戦に出兵したことに似ている。
#戦術のプーチンと戦略の秀吉の違い
プーチンは独裁者で、
ロシア国内には
彼に対して意見を言う存在がない。
秀吉とプーチンが決定的に違うことは、
秀吉には戦略も戦術もあったが、
ほぼ #プーチンは戦術のみで生きて きたようだ。
という事だ。
KGB(カーゲーベー)という諜報機関で権力を握り、
その #策謀で敵を倒し 、
ロシア内の富と権力を奪い独裁者になった。
これはほぼ全て、#プーチンの権力の乱用戦術 である。
秀吉が戦略・戦術を使って小国が乱立した時代を統一し、
一つの日本を作ったのとは全く違う。
ここで戦略と戦術の違いをおさらいする。
私の理解では
戦略は、目標の外までを俯瞰して組み上げる独創的・発明的な歴史創造と言える。
戦術は、単に、目先のやり繰りである。
#NATOとの国境線が大幅に延長
ロシアに警戒感が強く、何度も煮え湯を飲まされているフィンランド。
それがゆえに、
実務能力の高い実戦部隊を配備しているフィンランドが
NATOと連携することは、
戦術しか考えない井の中の蛙のプーチンにはまさに藪蛇でしかないだろう。
ちなみに蛇はカエルが大好物だ。
意外とNATOはロシアをも呑み込み、
中国の国境まで迫るのが早まるかもしれない。
組織は生まれた瞬間から拡大・成長するのが使命だ。
成長をやめた組織は滅びの道を歩む。
NATOが組織である以上
その時期は別として、
中国と北朝鮮を包囲するまで成長するだろう。
双方ともその時まで独裁体制で在ればであるが・・・・
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