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逮捕レポート/保釈後2日目/おだたゆたか/世問う国民党


警察の選挙妨害により没収されていた、供託証書が戻ったので、現金に戻します。
法務局では私の業務と選挙妨害をした警備員がお出迎えです。
結局これも半日仕事でした。


警察に逮捕さる前から、何が起こり、警察が来てどういう流れになったかを、今回の実体験をもとに

再現したいと思います。

2021年4月12日昼頃、私は衆議院補欠選挙北海道2区に出馬するため、供託金300万円を収めるために札幌法務局のある庁舎の駐車場に入り、入り際に、男性の警備員から駐車券をもらいました。そこに担当部署の判をすように求められ、空いているスペースは入り口に近いところに車を止めました。
当時車は駐車場の1/4もいなかったと思います。
12時20分ごろだと思いますが、供託金証書を受け取り、駐車券に判をもらって、車に乗り、すぐ出口に向かいました。

すると、今度は交代していた女性の警備員が、私が駐車券を渡そうとすると、反対側の出口から出ろと言います。
しかし私はあと10メートルほどで外に出られるところに居ましたし、出口は2台が余裕ですれ違える広さです。
駐車場入り待ちの車が列を連ねて道路に並んでいるのが見えるのに、
その警備員は駐車券を配ってそれを裁くことをせず、
私の車が外に出ないようにすることに一生懸命になり始めました。
私の車は地下からの車の出口の前にもなっており、そこからも車が並び始めました。
私は、「早く入場待ちの車に対応しないと道がいくらでも渋滞するだろう?」
と言う意味のことを言いましたが、彼女は入場待ちの車にも、地下からの出場待ちの車にも目もくれず、私に違う方から出ろと必死です。

私は少しづつ、車を前に進めて、まず、地下からの車に迷惑にならない位置まで進みました。
彼女がそのは配慮をしないのだから仕方ありません。
彼女が駐車券を配って、入場待ちの車を裁けば、私もその間に何の問題もなく駐車場を出られるのに、彼女は駐車場内の混乱をいや増すばかりです。

この警備会社は、警備員にどんな指導をしているのか?整備会社はビルの管理者から何を引き受けたのか?
私は駐車場内のスムーズな回転だと考えますが、彼女にはそれは二の次さんの次のようです。
そのうち彼女が他の警備員を呼び集めて、問題が良い方向に向かうと思いきや、
問題に拍車がかかり始めました。

他の警備員が車の前をふさいだり、車のドアを無理やり開けようとしたり、意味不明のことを始めました。この警備会社は「命がけで何かを守れ」と普段指示しているのでしょうか?
もちろん、現金輸送とかなら、そんな支持も出すでしょうが、昼間の駐車場の入出車の管理です。
それを命がけでする必要はありません。
私は会社の経営者なら、「車の前後には絶対立つなと指示します。」

私は、「入場待ちの人たちを手分けして相手するべきではないか、みんな長く待たされ道路も渋滞で困っているではないか」と言いましたが、ほとんど通じません。

ほとんどの警備員は私の車を取り囲んで、「絶対ここから動かさないぞ」とばかり頑張ります。

パトカーで警察に着くと、裏口から取調室に入ります。
1畳より少し広い広いぐらいの部屋に、スツールテーブルがあり、その木がらにパイプ椅子があって、そのパイプ椅子にはパラシュート降下する人が付けるような滑の前に掛ける黒いベルトのようなものが見えます。

「最近はこの器具でイスのに拘束して取り調べをするのかな?」とか思いながら、促されるままに椅子に座り、手錠を外され、手錠に連動している腰のひもを後ろでイスに縛り付けているようです。

私を拘束するベルトかと思ったものは黒い背負いバッグで、取り調べ官の横のテーブルに載せられた。

ここからは順序の記憶はあいまいだ。
取り調べ官は、名前と生年月日と住所を聞いて、
黙秘権があることを告げ、弁護士を呼ぶ権利があることを告げた。
そして取り調べを始めたのが先か、押収した私の物と言う品々を確認し始めたのが先か忘れたが、多分、押収品確認は取り調べの一環だろうと思う。

彼が今から取り調べを始めると宣言したとき、
私は、「ビデオ撮影がセットでなければ始まらない」と言った。
彼は、手を変え品を変え、ビデオ撮影はしないというから
それは仕方ないねと言うしかなかった。
だから私は認められている黙秘を始めた。

時折、「始まらないのだから、時間の無駄だ、終わりにしよう。」
と言うが彼は理解していない。

私は、「日本語が理解できない人とは私は会話ができない」
と理解を求めるが、やはり理解しないようだ。

押収品確認では、ウエストポーチに入っていたものや例の黒い背負いカバンの中身をすべて出して、テーブルの上に並べられた。

彼はこれらは君のものだが間違いないか?
と聞いてくる。
私は取り合わないことにしていたが、
一つだけヒントを与えた。
「私が持っていたもので無い物があるし、私が持ってなかったもので有る物が有る。」

しかし、取調官を含めて室内には3-4人の警官がいるのに、
誰もそれに反応しようとしない。

「多分誰も相手の言っている言葉の意味を理解するつもりはないのだな」と思う。

私は眼を開けて話を聞いたり、目をつぶって話を聞いたりしている。
することが無いから仕方ない。

彼はいろいろ質問しては、私が反応しないと、
「なぜ言わない?」と言う意味のことをたびたび言ってくる。

彼は「黙秘権がある」と言ったことを忘れているのか?
それとも「黙秘権なんてあってないようなものだ」と思っているのか?

通常の取り調べでは、いろいろの話題を提供したり、脅したり、すかしたりして何かをしゃべらせるのだろう。

私は、逮捕自体が違法だと思っているし、その違法線上の何も認めるつもりは無いから、
取り合うことは無い。

親切と言うかお節介と言うか、
「無駄なことはやめて、次の手続きに入ろう」とか、
「いくらやってもそもそも始まってないのだからね。」
などと、進捗管理をするが、何ら成果が得られなくても給料に違いが出ない彼らには関係ない事のようだ。

そもそも刑事事件になれば、いい加減に被疑者の言い分を捏造する警官の取り調べなど無用の長物だろう。
検察に行けばそこでの調書が裁判で使われるのだから、
二度手間以上の何物でもない。

逮捕されて二日間に、私は都合5回ほどの取り調べ時間を設けられたが、取り調べの警官には事件と全く関係ない雑談以外は何一つ話さずじまいだった。
私が決まって言うのは取り調べが始まってすぐに、「終わり」だった。
向こうは「まだ始まってないの」に、とか言うが、「私が終わりと言えば終わりですよ、ビデオ撮影できないんでしょ?」
と言えば、彼らもその意味がじわじわ解り始めたようだった。

そんな彼らは、私から見れば、何としてでも調書を取りたいわけでもないように見えた。
だったら、「取り調べの時間なんか設けずに他の仕事をしたら」と私は思うのだった。

一回目の取り調べが終わって、私は車に乗せられ、別の場所に運ばれた。
どうやら牢屋はそこにあるらしい。
車に乗るときはいつもひも付きの手錠を掛けられる。その紐は体を回され、警官二人が紐の箸を持ち、私を挟んで後部座席のイスに3人掛けになる。
手錠には袋がかぶせられ、手錠が見えないようにしてある。

運ばれた先でも、係員たちは持ち物の確認をしようとするが、
私が取り合わないと勝手に進めて、確認書に署名しろというが、
確認してないものに署名はできない。

着てきた服を脱いで貸す服に着かえろという。
灰色の彼らはトレーナーと呼ぶ代物だ。
私は一枚着たが寒いので、もう一枚要求すると上下をもう一枚貸してくれた。
その上に着てきたTシャツを着てやっと寒さが薄らいだ。
私は何度か階段を上がり下がりし、廊下を何度も曲がって、やっと牢屋に着く。

つごう5畳ほどに部屋に通された。入り口と反対側に、トイレがあり、それを囲んだ部屋があるが、その壁は上半身が見えるようにアクリルの透明な窓になっている。
出口側は、鉄格子に金属の網が張られた壁になっており、ドアも同じ構造だ。
壁には25センチ角ぐらいの四角い穴が

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