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まいど、心がいそがしい

いろんなスポーツ、アウトドアの遊びがあるけれど、ダイビングほど心がいそがしくなるのは、他にはないかもしれない。

心がいそがしい。そうやな、ダイビングをあらわすのに、なかなか適している表現かもしれない。

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何年も何回も何本もダイビングをしてるのに、海の中をのぞく時のあの、なんとも言えないハラハラ感やゾワゾワ感はなんなんだろう。

とくに朝イチで、その日はじめて水中をのぞく時なんて、特に。ひょっとしたらダイビングという一連の流れの中で、最も心がザワつく時かもしれない。

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その日はじめて水中をのぞく。
わくわくやドキドキで、胸が躍る人もいるだろう。

でもボクの場合、わくわくやドキドキとはちょっと違うのだ。ハラハラゾクゾクする。

そう、ハラハラ、ゾクゾクなのだ。

水面から見下げてみる
少し下にはこのような

ひょっとしたらニゴってて何も見えないかもしれない。数十メートルもスコーンと抜けて見えているかもしれない。
やっぱりね、って思う時もある。なんだと〜!って思う時もある。最高やん、って思う時もある。

いろいろな感情、感想がある。もぐるまでは、なんにもわからないからね。この瞬間が、いいな。

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潜水時間は、長くて1時間。もっぱら30~40分くらい。見たことのない場面の連続だ。同じ季節同じ時間同じ海にもぐっても、やっぱりこれは見たことのない場面だ。

あぁ、まいどまいど、なんていそがしんだ、心が。


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