私が株式投資を始めた理由

今回は私が社会人1年目で株式投資を始めた理由を紹介します。

1.なぜ株式投資を始めようと思ったのか。

 それはつまり資産形成をするためです。みなさんは老後2000万円問題という言葉を聞いたことはありますか?2019年の6月ごろ注目されたニュースです。
金融庁が「公的年金だけでは老後に2000万円不足する」と発表しました。少子高齢化が加速する中でこの問題が見えたのは今に始まったことではありません。現状、私たちが年をとったらどのくらいの年金がもらえるのか?それとも1円ももらえないのか?
 それ以外にも、日本のトヨタ自動車の社長、経団連の会長は終身雇用は限界と言っています。昔からある伝統的な文化のように、一度入った会社で永遠に働き退職するという考えはすでに古いものにすぎないのではないでしょうか。
 他にも、政府は企業に定年雇用努力(従業員の希望次第で定年退職後、再度雇ってもらう)をしろと言い、年金受給を引き上げています。
 このような社会の中、まだ国が守ってくれる、企業が守っていると言っていられますか?

 そこで私は今のうちから資産形成をして、未来を確立させ今をもっと楽しむために始めようと決めました。


2.なぜ銀行に貯金をしますか?

 私が考える銀行に貯金をするメリットは引き出したい時にお金を引き出せるです。しかし、キャッシュレス化が進んでいる中、ここ1年でどれだけの人が現金を使わなくなったのか。もはや後数年もすればデジタル通貨が完璧に採用され現金を持たない時代もそう遠くはないのではないか。
 みなさんは自分が使っている銀行の金利についてしっかりと理解していますか?
ゆうちょ銀行を例にとってみます。1980年のゆうちょ銀行の金利は4.56%でした。その当時に100万円預けていれば、1年後104万5600円になっていました。
現在は0.001%です。ちなみに現在の日本の銀行で最も金利が高いのは、au自分銀行の0.2%です。銀行にお金を寝かせとく必要はありますか?貯めたお金を運用するのが良い方法ではないかと私は思います。



3.日本にはお金の教育がない

 海外ではお金の教育があるのに日本ではなぜないのか?簡単な理由です。みなさんが貯金してくれないと国が困ってしまうからです。国は国民が銀行に預けたお金を間接的に借りて借金しています。もし仮に銀行にお金がない状態だったらそうなるのか? 企業に融資ができない、お金を運用できなくなってしまいます。国も銀行も困ってしまい、挙げ句の果てに企業までも困ってしまいます。
 唯一お金の教育があったといったら、我々の両親に貯金をしなさいと小さい頃から言われてきたことではありませんか? そういう教育から、「貯金はMust」「お金の話はいやらしい」という固定観念が根付いたのだろう。
 以下の写真は、先進国の金融資産形成についてです。

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4.180度変わった生活

 では最後に、株式投資を初めて生活がどのように変わったかを説明します。

●毎月の支出を完全把握
 今までは光熱費がいくら、食費がいくら、固定費がいくらかかっているなどは考えたこともありませんでした。しかし、見直してみると無駄な出費がたくさんあることに気づきました。以下を実行しました。
 ①なるべく自炊をする
 ②シャワーヘッドを変えて節水する
 ③浄水機を取り付ける
 ④月1万円という馬鹿馬鹿しい携帯代金を払うのをやめた
 このような節約は無駄を省き、確実に資産を形成していくためです。

●新聞を読み、情報に触れる習慣が身についた。
 株を始めるには随時企業のこと、政治、国家間の問題について知っておくべき必要があります。そこで始めたのが、毎日新聞を読むことです。
 実際に、日経新聞、NewsPicks、ロイター通信の目を通し、大体毎日40、50分ぐらい読んでいます。最初は少し苦でもありましたが、今となれば完全に習慣化されていて知識が莫大に増えました。自分たちが生まれてから、これからも関わる税金、政治、テクノロジーと幅広い物事を考えれるようになり、主張できるようになりました。

●最後に
 株式投資を始めてから、今までよりも情報に触れることが多くなり、受け身ではなく自分から情報をとりにいくようになりました。株式投資はギャンブルではありません。パチンコ、競馬とはまったく違います。将来を安定し、今を楽しむためにも100円からでも初めてみるのはいかはでしょうか。そして、社会人である以上情報弱者であるよりも強者であれ。ここ三ヶ月を通して一番強く感じたことです。  



 

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