「句具ネプリ-夏至-」の感想まとめ
2021年6月21日、夏至に発行した、第二号の「句具ネプリ」。
#句具ネプリ のタグにたくさん感想が集まっていましたので、こちらで、時系列で一挙にご紹介します。
（タグは全て拾っているつもりですが、もし漏れや重複があればご連絡いただければ修正や追加します！）
今回は、好きな句や感想はもちろん、素敵に製本してくださったり、色を塗ったりしてアレンジしてくれた写真も多く、それもとても嬉しかったです！
句具ネプリ-夏至-に集まった、たくさんの感想
#句具ネプリ
— 登りびと (@kotobafushigi) June 21, 2021
夏の日にバブルの服で出獄す
真喜王
「ロビンソン」まねてじてんしや若葉を来
古瀬まさあき
遊牧の星を集めて梅雨を告ぐ
土井探花
空豆と新しい友好きになる
優木ごまヲ
平日やお花畑をみる真顔
ばんかおり
きらきらと餃子ころがし夏に入る
内橋可奈子
感覚(感性)を分けて欲しい😍
ソーダ水君を嫌いとする実験 南方日午
— 蟻馬次朗 (@jiro_ariuma) June 21, 2021
毎日することがない夏休み。喫茶店に入り頼むのはいつものソーダ水。いつまでも少年というか幼稚な自分。片想い。君と会えない休みの間に嫌いになろう。#句具ネプリ
#句具ネプリ Vol.02 2021 SUMMER、印刷してきました。 pic.twitter.com/wFfwCRES79
— 朝月沙都子 (@haiku_asatsuki) June 21, 2021
ファミマでプリントしてきました！
— 十月 (@october_10tsuki) June 21, 2021
これから読む！楽しみ〜っ！#句具ネプリ pic.twitter.com/rCf4yszoN9
夏の句具ネプリ
— 土佐藩俳句百姓豊哲 (@3mzDw36fMYCb3U1) June 21, 2021
気に入った俳句を紹介‼️
大盛の海軍カレー夏来る 春陽
カレーが好きになりそうな一句！#句具ネプリ #俳句 pic.twitter.com/gIws7M6nSq
夏の句具ネプリお気に入りの一句を紹介‼️
— 土佐藩俳句百姓豊哲 (@3mzDw36fMYCb3U1) June 21, 2021
てんとむし見送る指も空の中 六文風鈴
・凄い‼️
・頭の中で映像が出来上がるくらいいい一句‼️
・そして中七下五のフレーズに余韻があり良かった‼️#句具ネプリ #俳句 #天道虫 pic.twitter.com/SqtKUFAvzu
全員俳人のコワークオフィスにて
— 俳句サークル かはせみ (@ancientbell) June 21, 2021
Vol.01とVol.02#句具ネプリ pic.twitter.com/CQqTU9uDYH
#句具ネプリ
— ぽえっと・しじゅう｜10月・静岡文学マルシェ (@poet_Shijyu) June 21, 2021
ぱっと見て好きな句を挙げていきます☺️
（敬称略）
ーーー
噴水や生前生後死前死後
堀田季何
霧多布湿原を駆く夏の霧
山田由紀子
扇風機日本語話す宇宙人
押井獅子
一緒ですねとソフトクリーム舐めている
友定洸太
#句具ネプリ
— ぽえっと・しじゅう｜10月・静岡文学マルシェ (@poet_Shijyu) June 21, 2021
ぱっと見て好きな句を挙げていきます☺️
（敬称略）
ーーー
花茨ひとりでゆけるところまで
由づる
チンピラのペラペラのシャツ夏めける
霜田あゆ美
断面が全部まぶしい夏休み
蟻馬次朗
夾竹桃申し送りに猫のこと
たま走哉
夏蚕眠る甘き香りを纏ひつゝ 阿部薄荷光
— 蟻馬次朗 (@jiro_ariuma) June 21, 2021
「観る」と「詠む」は同時性を獲得できないものと自分は理解する。でもこの句はその二つが限りなく同時刻に起こったかのようで読者を惹き込む。句に宿る微かな粘り気は作者独特のものと思う。#句具ネプリ
夏雲やバラして磨くキャブレター 山本新
— 蟻馬次朗 (@jiro_ariuma) June 21, 2021
「キャブレター」はバイクの部品で、ガソリンと空気を混ぜ合わせてエンジンへ送り込む燃料供給装置。それを外して磨いているのはおそらくガレージか軒先の日陰だろう。そんなメンテナンスの間も入道雲へはどんどん燃料が供給されていく。#句具ネプリ
ホチキスなかったのでパッチンで穴開けました😊🎵折って重ねて楽しく完成🎵#句具ネプリ pic.twitter.com/XDoz4YdD7b
— 👸ゆきまち🍊いつき組 (@yukimachi1975) June 21, 2021
句具ネプリ鑑賞 2021夏
— はぐれ杤餅 (@hagure_tochimon) June 21, 2021
断面が全部まぶしい夏休み 蟻馬次朗
楽しかった夏休み、思い出のどこを切っても断面がまぶしく輝いている…！
そんな夏休みを過ごしてみたかったです。
自分は、終わりの方を切ったら多分ドス黒い断面だったと思うので😱
#句具ネプリ
初参加させて頂いた「#句具ネプリ」をプリント。句友やTwitterでフォローさせて頂いている方のお名前もちらほら。129句は壮観だな～。夏がギュッと詰まった一冊。これからじっくり読むのだ♪
— 美羽 (@miwakwze) June 21, 2021
#句具ネプリ pic.twitter.com/TH2nVgehc0
#句具ネプリ
— ぽえっと・しじゅう｜10月・静岡文学マルシェ (@poet_Shijyu) June 21, 2021
ぱっと見て好きな句を挙げていきます☺️
（敬称略）
ーーー
オニヤンマ生まれて既に目の強く
にゃんもにゃいと
夏の日にバブルの服で出獄す
真喜王
文通のいつか途切れて夏帽子
河添美羽
平日やお花畑をみる真顔
ばんかおり
昼寝覚泡から人に戻るとき
— 五月ふみ (@gogatsu_fumi) June 21, 2021
鈴木案菜
一読して、ああなんかこの感覚わかるな、と思いました 泡から人に戻る、という表現が好きです#句具ネプリ
男らを埋め並べたり砂日傘
— 五月ふみ (@gogatsu_fumi) June 21, 2021
正山小種
埋め並べる、という単語にぎょっとしましたが、砂日傘で砂風呂か、浜辺か、と思い至りました 字面とは裏腹にコミカルな情景にくすっと笑えました#句具ネプリ
梅雨晴のグラスに沈む薄荷かな
— 五月ふみ (@gogatsu_fumi) June 21, 2021
箱森裕美
じめじめとした梅雨の晴れ間、スカッとするモヒートが飲みたくなりました 水滴の浮いたグラスに沈む鮮やかな緑の薄荷を思い浮かべ、気持ちだけはすっと涼しくなった気がします#句具ネプリ
前髪は切りすぎて良し衣更
— 五月ふみ (@gogatsu_fumi) June 21, 2021
夏 湖乃
前髪を切り過ぎたら気にするに決まっているのに、切り過ぎて良し、と全肯定する姿勢に勢いの良さと夏の気配を感じました 切りすぎて良し、と言えるのはやっぱり夏だからかな#句具ネプリ
ごきぶりとエレベーターにゐて静か
— 五月ふみ (@gogatsu_fumi) June 21, 2021
丹下京子
このシチュエーションだったらそれはもう静かにするしかない、身動きひとつしたくない、という気持ちになりました なんとも言えない場面も俳句になる/できる面白みを感じました#句具ネプリ
#句具ネプリ
— とくち (@tokuchi109_819) June 22, 2021
初投句させていただきました。
コロナ禍で句会もできない状況の中、こういう場所があること、感謝しかないです。
ありがとうございます！
「ゾワっ！」とした句。
鷭の声死体を乗せて漕いだ夜 みづちみわ
２時間ドラマのワンシーンのような映像が、脳裏に浮かびました。
#句具ネプリ 好きな句
— 正山小種｜まさやまおぐさ (@moshiko604) June 22, 2021
コンガ打ちボンゴ叩いて夏が来る
国代鶏侍
結婚のないぼくたちの跣足かな
イソカツミ
チンピラのぺらぺらのシャツ夏めける
霜田あゆ美
四股踏んでゐるらし夏の居候
あさふろ
夕立が来る前髪を寄せておく
楠本 奇蹄
#句具ネプリ 印刷してきました〜！ pic.twitter.com/lZ8fsYEema
— ばんかおり (@bobmarluy) June 22, 2021
#句具ネプリ コンビニでプリントしてきました✨
— 笠原小百合 (@sayuspi_keiba) June 22, 2021
今回もひっそりと参加させていただきました。目についた夏らしいものということで甲虫&鍬形虫のフィギュアと一緒に😆ちらりと覗き見たら素敵な句がたくさん！製本頑張るぞ！ pic.twitter.com/A6UtjYa6Ig
#句具ネプリ すきな句🗣
— ばんかおり (@bobmarluy) June 22, 2021
委員長だけが律儀に見る蛍 舘野まひろ
まさに委員長！委員長キャラを推しているため、反応せずにはいられませんでした。学校のイベントか皆で遊んでいる場か。蛍というのがまた良くて、そんな委員長を見つめる視線に好ましいものを感じます。
参加させていただいた句具ネプリを出力しました。
— 富永顕二 (@tommykendrick33) June 22, 2021
作者の異なるたくさんの句が並ぶことで、一つの読み物としての演出がされているように感じます。
少年の腋の暗がり雷兆す 瀬戸優理子
ひと月を保つ一輪夏の菊 安寿花
背泳ぎや僧侶のやうなかほをして 千野千佳
特に好きな3句です。#句具ネプリ pic.twitter.com/M6KkgdPh3v
#句具ネプリ 2021夏
— 迫久鯨（俳号） (@hi_dec035) June 22, 2021
参加してました。全句いいねですが、好きな句を。
◇黙祷を終へて炎天コカコーラ 鈴木麗門
◇きらきらと餃子ころがし夏に入る 内橋可奈子
◇炎天の未知のスープに１０ルピー 後藤麻衣子
#句具ネプリ はミシンで綴じてみたよ pic.twitter.com/yHsc9TApRR
— はこもりひろみ (@zurume) June 22, 2021
噴水や生前生後死前死後
— 案菜 (@u73YlMAkUtrZmlQ) June 22, 2021
堀田季何
噴水の水は生きているように動くけれど、実際は生きていない。この句には一瞬一瞬の水の動きのきらめきが込められていると思いました。同時に夏らしい爽やかさと儚さを感じて、何度も心の中で音読しました。サ行の繰り返しが面白いです。
#句具ネプリ
#句具ネプリ
— mari (@mariiiram) June 22, 2021
男らを埋め並べたり砂日傘 正山小種
最初ドキリとする。砂日傘が出てきて、砂浜で遊んでいるのかとわかる。でも最初のドキドキ感は何故か残る。夏の砂浜は暑い。砂は埋まってしまうと意外と重く男らは身動きが取れない。どれくらい時間が経っただろう？夏の時間が飛んだような感覚。
たましひのぬけしソーダにつめひたし
— 案菜 (@u73YlMAkUtrZmlQ) June 22, 2021
五月ふみ
この句から「うらめしや」という言葉が聞こえてきそうに感じました。泡が立っていないソーダはきっと飲んでもつまらない喉越しだろうから、せめてつめを浸して涼を感じ取っているのだと思いました。平仮名ゆえの怖さが光っていると思います。#句具ネプリ
製本してマスキングテープを貼ってみました。これが秋、冬と続くの楽しみ！いろいろなたくさんの今の句が読めて幸せ。#句具ネプリ pic.twitter.com/NEeWfNXelK
— mari (@mariiiram) June 22, 2021
流しさうめんのしんがりに元彼
— 案菜 (@u73YlMAkUtrZmlQ) June 22, 2021
小谷由果
元彼との距離感が面白い句だと思いました。最初の方や真ん中ではなく、しんがりにいる元彼。元彼のことを目で追ってしまっているように捉えることができたり、流しそうめんのように未練が全く残っていないと考えたりもできる句と思いました。
#句具ネプリ
公園に行幸の碑や氷菓子
— 案菜 (@u73YlMAkUtrZmlQ) June 22, 2021
栗栖深月
公園の片隅で氷菓子を食べているときに、ふといつもと違う所に目を向けると行幸の碑があったことに気がついた句なのかなと思いました。行幸という非日常的な行事と、日常的な氷菓子の取り合わせが素敵だと思います。碑と氷菓子の冷たさも感じました。
#句具ネプリ
六球で敗戦投手雲の峰
— 案菜 (@u73YlMAkUtrZmlQ) June 22, 2021
十猪
甲子園予選で負けてしまった高校野球部投手のイメージが浮かびました。敗戦という言葉と雲の峰という季語が、投手の悔しさと青春の終わりを表現しているように感じました。背中に雲の峰を背負いながら、涙をこらえている投手がこの句にいるんだと思いました。
#句具ネプリ
夏の雪バクにも夢の食べこぼし
— 案菜 (@u73YlMAkUtrZmlQ) June 22, 2021
登りびと
幻想的な句だと思いました。最近は睡眠時間が少ないと感じている人間が多いですが、その分夢を見る人も増えていそうなので、バクも夢を食べるのに大忙しで食べこぼしてしまうのかもしれませんね。かき氷のシロップを準備しておかないと。
#句具ネプリ
はねていま地球は自転あをがへる
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
はぐれ橡餅
かえるについては、平仮名表記、
地球はについては漢字表記となっており、面白いと感じた。
あをがへるがはねることによって地球が回る、あをがへるが地球を回す、という発想に興味を惹かれた。#句具ネプリ
コンガ打ちボンゴ叩いて夏が来る
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
国代鶏侍
納得、と思った句だ。
このせわしなさも叩いたり打ったりした時の感じも「夏が来る」にぴったりだと思う。#句具ネプリ
軒先は旅の始まり夏つばめ
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
小澤ほのか
素直な句で、すっと入ってきた句である。
飾り気はないのだが、キラリと光るものがあると思う。#句具ネプリ
白玉をへこませ空家さがしてゐる
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
有本仁政
上手く言葉にできないのだが、物凄く惹かれた句である。しばらくこの句から目が離せなかった。
茹でるでもなく、丸める、でもなくこの「へこませ」が肝だと思う。#句具ネプリ
切手一枚の重さてんと虫
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
吉田芳子
なんて詩的な句なのかなと心が踊った。
切手はあの軽さ、あの小ささなのにどれだけか分の価値が与えられている。
てんと虫も同じ。その命の価値は数字では表すことができない。
てんと虫はあの身一つで何かを届けるのかな？#句具ネプリ
あいまいみいまいんあいまいなまいまい
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
幽慶
まずこの表記の仕方が、曖昧さを表現しており、かつ蝸牛が並んでいるように見えて面白い。
この不安定で自我を問うているような感じが、どんどん自分のことと重なるような気がした。#句具ネプリ
一緒ですねとソフトクリーム舐めている
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
友定洸太
なにが一緒なのか、気になる。
おそらく一緒である人とは遠くはないが近くもない距離感の人なのだろう。一緒なのに、なんの発展性もない感じが面白い。ソフトクリームの白だけが浮かび上がる。#句具ネプリ
スコールや街の毛という毛を濡らし
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
仲田かのこ
この「街の毛」というのはなんだろうかと考えた。知識不足であったら申し訳ない。
考えてみて、私なりの答えは街のビルやもしかして人間そのものなのだろうかと思った。
何なのか、もしよければ聞いてみたい。#句具ネプリ
ごきぶりとエレベーターにゐて静か
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
丹下京子
静かにせざるを得ない場面だろう。ホラーとはまた違うホラーな現場である。
静かな中で目はごきぶりを睨んでいる。全身を巡る血の音が聞こえそうだ。#句具ネプリ
口紅を迎ふる唇や星涼し
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
夜行
上五～中七の表現が新鮮な気がした。洒落ている。
特別な日、特別にする日なのだと季語より考える。#句具ネプリ
断面が全部まぶしい夏休み
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
蟻馬次朗
実感の強い句だ。
「夏休み」他の季語は考えられない。秀逸。#句具ネプリ
空豆と新しい友好きになる
— 花 (@hikari67965130) June 22, 2021
優木ごまヲ
あ、いいなと思った句。
青い甘い香りがしてくる。
みずみずしさがある。#句具ネプリ
#句具ネプリ 好きな句！
— 内橋可奈子 (@kotosorach) June 22, 2021
風死して捻挫にジャスミンティー一本
紅ズワイガニ海老美
白玉をへこませ空家さがしてゐる
有本仁政
休園のカバの水辺を揚羽蝶
梵庸子
あいまいみいまいんあいまいなまいまい
幽慶
スコールや街の毛という毛を濡らし
— 内橋可奈子 (@kotosorach) June 22, 2021
仲田かのこ
ソーダ水君を嫌いとする実験
南方日午
ステーキのやうなキリンの舌暑し
亀田かつおぶし
次々とナン焼かれゐる夏はじめ
杉野祐子
ワクチンの列へ漫ろや夏の蝶
菊池洋勝#句具ネプリ 好きな句でした（ほんとはまだいっぱいあるよ）！
春は読む専で句具句会にも投句できず･･･夏の #句具ネプリ ついに参加させていただきました！
— ISO,Katsumi (@katsumisrhythm) June 22, 2021
すてきな夏の129句に加えてもらえてうれしいです。
印象に残った句を。
少年の腋のくらがり雷兆す 瀬戸優理子
くちなわの影くちなわに追いつかず 江口小春
背泳ぎや僧侶のやうなかほをして 千野千佳
春に続き、夏の #句具ネプリ 参加させていただきました。
— 天虫 (@tenchu_575) June 22, 2021
わたしの好きな句。
花茨ひとりでゆけるところまで 由づる
泉湧く夜が終わらなければいい 伽羅
前髪は切りすぎて良し更衣 夏 湖乃
出社前にプリントアウトしてきた☺️
— 睡花 (@P1ckR5sxVBrflfV) June 22, 2021
製本したのでこれからゆっくりよみます。#句具ネプリ pic.twitter.com/cUjkaYobta
和の色鉛筆でちょっとメイク💄
— 胡翔-KOSHO-✨易学鑑定士＆料理研究家、時々カメラマン📷 (@KanteiKosho) June 23, 2021
素敵な句が多くて、持ち歩いて読んでいます💓#句具#句具ネプリ pic.twitter.com/sRaGd9HGZ7
初めて参加させていただきました #句具ネプリ 、参加されてる方の句を読んで勉強させてもらってます。
— みわっち。 (@mwttsr) June 23, 2021
休園のカバの水辺を揚羽蝶／梵庸子
チンピラのぺらぺらのシャツ夏めける／霜田あゆ美
六球で敗戦投手雲の峰／十猪
四股踏んでゐるらし夏の居候／あさふろ
どうしたらこんな発想出来るんだ…。 pic.twitter.com/RYal6snIN3
#句具ネプリ vol.2夏、製本しました❣
— 瀬戸優理子＠「さっぽろ俳句倶楽部」主催 (@yurikoseto) June 23, 2021
春に引き続きの参加。前回は既発表句でお茶を濁しましたが、今回はまだどこにも発表していない新作を投句。
「俳句好きの人たちが、フラットに楽しく交流できる場をつくりたい」「作者も読者も『いいね！』と笑い合える楽しい場所に」。そんな企画意図に共感✨ pic.twitter.com/l7VDsl0TZk
好きな句を、呟いていきます😊（その１）
— 瀬戸優理子＠「さっぽろ俳句倶楽部」主催 (@yurikoseto) June 23, 2021
場所代と思えばいいのソーダ水 茶娘
結婚のないぼくたちの跣足かな イソカツミ
一緒ですねとソフトクリーム舐めている 友定洸太
大森の海軍カレー夏来る 春陽
スコールや街の毛という毛を濡らし 仲田かのこ#句具ネプリ
（その２）
— 瀬戸優理子＠「さっぽろ俳句倶楽部」主催 (@yurikoseto) June 23, 2021
花茨ひとりでゆけるところまで 由づる
夕立が来る前髪を寄せておく 楠本奇蹄
てんとむし見送る指も空の中 六文風鈴
手紙まだ雨のつめたさ青胡桃 森瑞穂
夏の雪バクにも夢の食べこぼし 登りびと#句具ネプリ
コミュニティの拠点で、句具ネプリを読みながら、サークルメンバーと盛り上がってます。
— 手相観定師ちゃこ☆俳号は茶娘 (@Niji_crystal) June 23, 2021
ちなみに、インパクト大で、頭にパッと情景も思い浮かんだのが。
ごきぶりとエレベーターにゐて静か（丹下京子）
自分も経験したことあるだけに😅
共感の嵐でした。#句具ネプリ #俳句サークルかはせみ pic.twitter.com/73LIeOfDbr
・ソーダ水君を嫌いとする実験 南方日午
— もりまち南（あかりまる） (@morimachi8) June 24, 2021
・背泳ぎや僧侶のやうなかほをして 千野千佳
・前髪は切りすぎて良し更衣 夏湖乃
・てんとむし見送る指も空の中 六文風鈴
・夏の雪バクにも夢の食べこぼし 登りびと
まだまだ好きな句あります。
#句具ネプリ
129人、それぞれ違う作者の句が並んでいるのですが、読んでいると１つの作品を読んでいるような気持ちになってきて、面白いです。
— AN (@0820Akoo) June 24, 2021
素敵な夏が溢れています。#句具ネプリ pic.twitter.com/5TL6nSkC49
#句具ネプリ 今回も面白い句盛り沢山でしたー。
— さえこ (@mamerocq) June 24, 2021
夏の日にバブルの服で出獄す 真喜王
出獄て〜⁈ めちゃ好きです。他にもいい句だらけ。秋号が楽しみ😚 秋っぽいマステ買っとかねば❣️ pic.twitter.com/rguDPVXAwl
#句具ネプリ より心に残った句。たくさんの句に出会えて幸せです☺️
— ひうま (@hiumahiuma) June 24, 2021
昼寝覚泡から人に戻るとき 鈴木案菜
白玉をへこませ空家さがしてゐる 有本仁政
結婚のないぼくたちの跣足かな イソカツミ
一緒ですねとソフトクリーム舐めている 友定洸太
流しさうめんのしんがりに元彼 小谷由果
#句具ネプリ より心に残った句（つづき）
— ひうま (@hiumahiuma) June 24, 2021
鷭の声死体を乗せて漕いだ夜 みづちみわ
ごきぶりとエレベーターにゐて静か 丹下京子
夕立が来る前髪を寄せておく 楠本奇蹄
仏心んのやうなる瓜を抱へ去る 犬星星人
#句具ネプリ より心に残った句（つづき）
— ひうま (@hiumahiuma) June 24, 2021
断面が全部まぶしい夏休み 蟻馬次朗
夏の日にバブルの服で出獄す 真喜王
青葉風水を生かしておく器 安
気になったので、プリントアウトしてまいりました。#句具ネプリ pic.twitter.com/tr64fXgoVY
— アヤカタソ@侍✒ (@BL60486996) June 24, 2021
楽しんでもらえて良かったです。
— 真喜王 （まきおう） (@makiou88) June 24, 2021
秋号に向けてまた面白い句作りましょう(^^)#句具ネプリ https://t.co/9uS8BKbIA9
#句具ネプリ 感想書くの緊張する。
— 梵庸子 (@yG8A8HEB93eiERC) June 24, 2021
静かな句にひかれます。
予報士の梅雨を知らせる声低し 土橋胡翔
こんな雨や人物の表現があるのかと感銘。
スコールや街の毛という毛を濡らし 仲田かのこ
思い切った口語表現しびれる！この会話に加わりたい。
まじ筍流しじゃねって笑うきみ 山本先生
手紙まだ雨のつめたさ青胡桃 森瑞穂
— 楠本 奇蹄 (@Kitei_Kusumoto) June 25, 2021
まだ開封していない手紙なのだろうか。つめたい手紙が、青胡桃のよそよそしさ、未熟さ、ひんやりした頑なさを惹起して、ふたつのことばの間をイメージが往復している。
それこそ、手紙のように。#句具ネプリ
#句具ネプリ
— 真冬峰 (@mine_mid) June 25, 2021
素敵な句のツイートをたくさん見かけて気になってプリントしてきました🥰とても良かったです✨
特に好きな句です✨
ここでないどこか金魚を道連れに(板柿せっか)
口紅を迎ふる唇や星涼し(夜行)
ピリオドを打たぬ蛍が見る朝(柊 月子)
遠花火天女それとも鬼の島(うはのそら)
#句具ネプリ
— 登りびと (@kotobafushigi) June 25, 2021
好きな夏の季語
【遠雷】雷なのに遠慮がちなところが好きです by登りびと
今回初参加でした。
— はなあかり (@hnakr3) June 25, 2021
素敵な空間を
ありがとうございます🍀*゜#句具ネプリ より
好きな句です🌻
断面が全部まぶしい夏休み
蟻馬次朗
「明日から夏休みですよ」って渡された球体を
毎朝その日の気分で
光を零しながら切り分ける･･･
そんな序章を想像して
わくわくな物語が膨らみます。 pic.twitter.com/NQiTrH6UhA
夏の句具ネプリ、読んでいると句が頭の中で次々絵葉書に変わっていくみたいに思えて楽しい時間でした☺️🌻
— 紬 (紗耶) (@tumugi_kon) June 25, 2021
特に好きな句10句です（敬称略）。
昼寝覚泡から人に戻るとき 鈴木案菜
軒先は旅の始まり夏つばめ 小澤ほのか
ここでないどこか金魚を道連れに 板柿せっか
（続く）#句具ネプリ
結婚のないぼくたちの跣足かな イソカツミ
— 紬 (紗耶) (@tumugi_kon) June 25, 2021
夏蚕眠る甘き香りを纏ひつゝ 阿部薄荷光
梅雨晴のグラスに沈む薄荷かな 箱森裕美
星涼しこれより日付変更線 サラ
（続く）#句具ネプリ
遊牧の星を集めて梅雨を告ぐ 土井探花
— 紬 (紗耶) (@tumugi_kon) June 25, 2021
青葉風水を生かしておく器 安
炎天の未知のスープに10ルピー 後藤麻衣子#句具ネプリ
#句具ネプリ ２０２１夏 vol.02
— 新出既出２０ (@Shinnsyutu2020) June 25, 2021
夏を予習するような、復習するような、そんな楽しい気分になりました。
以下に、好きな句を書き留めます。
はねていま地球は自転あをがへる はぐれ杤餅 さん
— 新出既出２０ (@Shinnsyutu2020) June 25, 2021
コンガ打ちボンゴ叩いて夏が来る 国代鶏侍 さん
少年の腋のくらがり雷兆す 瀬戸優理子 さん
星涼しこれより日付変更線 サラ さん
背泳ぎや僧侶のやうなかほをして 千野千佳 さん
夾竹桃申し送りに猫のこと たま走哉 さん
四股踏んでゐるらし夏の居候 あさふろ さん
— 新出既出２０ (@Shinnsyutu2020) June 25, 2021
夕立が来る前髪を寄せておく 楠本奇蹄 さん
桜の実大きく書きたかった文字 颯萬 さん
以上です。
TALK ROOM「好きな夏の季語」も興味深く読みました。わたしは「晩夏光」です。
次回も是非参加します。
六文風鈴
#句具ネプリ 2Pに水の永遠性みたいな句が3つ並んでるのが面白い。
— 石原ユキオ (@yukioi) June 25, 2021
滝壺へ滝壺へ滝壺へ滝 うっかり
噴水や生前生後死前死後 堀田季何
走り梅雨ボレロ奏でる駅ピアノ 白熊
黙祷を終へて炎天コカコーラ 鈴木麗門
— 石原ユキオ (@yukioi) June 25, 2021
敗戦以来アメリカの支配下にある日本、というのを考えずにはいられない句。#句具ネプリ
#句具ネプリ あと、今回はクィアな目線というか、ヘテロラブじゃない美の捉え方みたいなものを感じる句が目立ったように思います。これはちゃんとメモ帳に下書きしてからツイートしたい…。
— 石原ユキオ (@yukioi) June 25, 2021
#句具ネプリ
— せっか (@4_juncidis) June 26, 2021
今回も参加しました。
委員長だけが律義に見る蛍 舘野まひろ
男らを埋め並べたり砂日傘 正山小種
図書室の誰も借りぬ書さくらんぼ 三倉十月
断面が全部まぶしい夏休み 蟻馬次朗
国ひとつ持ってゐさうに蟾蜍 鈴木沙恵子
前髪は切りすぎて良し更衣 夏 湖乃
— せっか (@4_juncidis) June 26, 2021
四股踏んでゐるらし夏の居候 あさふろ
手紙まだ雨のつめたさ青胡桃 森 瑞穂
山滴るシャトルバス待つ人と椅子 ノグチダイスケ
炎天の未知のスープに１０ルピー 後藤麻衣子
そうそうと共感したり、夏の記憶を呼び起こしてくれたりまだまだ素敵な句がたくさん。
#句具ネプリ
— 夏 湖乃 (@nutzoh2) June 26, 2021
素敵な句ばかりで浄化されます。
吸えば腑を吐けば皮膚焼く暑さかな（坂西涼太）
近年の熱波が脳内によみがえります。
蝉生るこれより七日間は雨（鷹之朋輩）
この蝉は晴れを知らずに一生を終えるのか。
オニヤンマ生まれて既に目の強く（にゃんもにゃいと）
天賦の才は幼少から！ pic.twitter.com/9aZaggNNIh
#句具ネプリ
— 夏 湖乃 (@nutzoh2) June 26, 2021
旅心🌿
軒先は旅の始まり夏つばめ（小澤ほのか）
燕も人も、軒先を発つ。爽快なわくわく感⤴️
初夏を転がるスーツケースかな（濱ノ霞）
上五中七の句またがりに弾む気持ちが溢れる！
スコールや街の毛という毛を濡らし（仲田かのこ）
異国情緒。街も人も動物も、濡れて一層色彩豊か✨
#句具ネプリ
— 夏 湖乃 (@nutzoh2) June 26, 2021
楽しくて好きな句
チンピラのぺらぺらのシャツ夏めける（霜田あゆ美）
いそう～😁声に出すと更に楽しい。
ごきぶりとエレベーターにゐて静か（丹下京子）
下手に騒いで動かれても困りますから。
扇風機日本語話す宇宙人（押井獅子）
意味不明のことばかり言うと思ったら、宇宙人！
#句具ネプリ
— 夏 湖乃 (@nutzoh2) June 26, 2021
好きな生き物の句🐸
夏つばめ瀬田の唐橋突っ切りて（ふわり）
光景と同時に歴史的な深みも感じる格調の高い句。
ピリオドを打たぬ蛍が見る朝（柊 月子）
ピリオドを打った蛍はこの朝を知らない。
国ひとつ持ってゐさうに蟾蜍（鈴木沙恵子）
蟇に貫禄と余裕。威厳さえ感じます。
#句具ネプリ
— 夏 湖乃 (@nutzoh2) June 26, 2021
美しく好きな句
手紙まだ雨の冷たさ青胡桃（森 瑞穂）
十代の恋のようなヒリヒリ感。
青葉風水を生かしておく器（安）
涼。器に入れることで水も美しく生きる。
仏心のやうなる瓜を抱へ去る（犬星星人）
抱えるほどの形のある瓜なのに、仏像ではなく心。ありがたい瓜。
句具ネプリをやっとゆっくり読めた。
— 花暢乃 (@buntheater) June 26, 2021
本当に俳句は楽しい。めくるめく世界だ。
好きな句を打とうと思ったらめちゃくちゃ緊張した🤣いつか句会に参加して緊張で震えながら清記してみたいなー。#句具ネプリ
好きな句です。(つづく)
昼寝覚泡から人に戻るとき(鈴木案菜)
— 花暢乃 (@buntheater) June 26, 2021
切手一枚の重さてんと虫(吉田芳子)
あいまいみいまいんあいまいなまいまい(幽慶)#句具ネプリ
流しさうめんのしんがりに元彼(小谷由果)
— 花暢乃 (@buntheater) June 26, 2021
カウベルのかろんと遠く夏灯(このはる紗耶)
古寺のつくばい満たす四葩かな(もりまち南)#句具ネプリ
夕立が来る前髪を寄せておく(楠本奇蹄)
— 花暢乃 (@buntheater) June 26, 2021
青葉風水を生かしておく器(安)
夏の雪バクにも夢の食べこぼし(登りびと)#句具ネプリ
特に好きな句① #句具ネプリ
— たんか(探花) (@doitanka) June 27, 2021
ここでないどこか金魚を道連れに 板柿せっか
結婚のないぼくたちの跣足かな イソカツミ
少年の腋のくらがり雷兆す 瀬戸優理子
流しさうめんのしんがりに元彼 小谷由果
カウベルのかろんと遠く夏灯 このはる紗耶
特に好きな句② #句具ネプリ
— たんか(探花) (@doitanka) June 27, 2021
ソーダ水君を嫌いとする実験 南方日午
ピリオドを打たぬ蛍が見る朝 柊 月子
六球で敗戦投手雲の峰 十猪
空豆と新しい友好きになる 優木ごまヲ
夕立が来る前髪を寄せておく 楠本 奇蹄
特に好きな句③ #句具ネプリ
— たんか(探花) (@doitanka) June 27, 2021
きらきらと餃子ころがし夏に入る 内橋可奈子
手紙まだ雨のつめたさ青胡桃 森 瑞穂
青葉風水を生かしておく器 安
他にも大好きな句がたくさんありました！
素敵な企画ありがとうございました。
まだの方、コンビニへ急ぐべし。
#句具ネプリ
— 里山子 (@satoyamakohaiku) June 27, 2021
黙祷を終へて炎天コカコーラ 鈴木麗門
コカコーラ、私も句材で使いますが、この言葉の力が存分に機能していて、五感全部が一気にこの句を読んだ場所へ飛ばされるような、不思議な感覚が魅力的な句でした。
#句具ネプリ
— 里山子 (@satoyamakohaiku) June 27, 2021
休園のカバの水辺を揚羽蝶 梵庸子
休園で、飼育員さんしかいない動物園。カバは休園を喜んでそう。カバの水辺に揚羽蝶を見つけてはしゃいでそうな飼育員さん。休園は大変な理由からかもなのに、気楽な光景とのギャップが面白かったです。
#句具ネプリ
— 里山子 (@satoyamakohaiku) June 27, 2021
サルビアや祖母の言葉の予言めく 竹内桂翠
ばあちゃんが言ってた何気ない言葉って、すごいですよね。サルビアも何となく、先を見通せそう(笑)
#句具ネプリ
— 里山子 (@satoyamakohaiku) June 27, 2021
六球で敗戦投手雲の峰 十猪
これは私が野球好きで、どうしても惹かれてしまった句。悲しい状況に雲の峰が高すぎます。
#句具ネプリ
— 里山子 (@satoyamakohaiku) June 27, 2021
きらきらと餃子ころがし夏に入る 内橋可奈子
ラー油のきらきら、喜びのきらきら。満を持してころがす餃子。さぁ夏だ！楽しい俳句です。
きらきらと餃子ころがし夏に入る 内藤可奈子
— 楠本 奇蹄 (@Kitei_Kusumoto) June 27, 2021
今まさに、餃子を食べようとしているその瞬間。きらきらしているのは、転がしている人の内面ゆえか。
夏という季節の刹那性、一回性が託されているのが餃子というのが、何だか新しくて可笑しい。#句具ネプリ
ごめんなさい。
— 楠本 奇蹄 (@Kitei_Kusumoto) June 27, 2021
お名前を間違えていました。
作者、内橋可奈子さん、です。
大変失礼いたしました。
#句具ネプリ 委員長だけが律儀に見る蛍 舘野まひろ
— 松本てふこ (@tefcomatsumoto) June 27, 2021
校外学習のような行事の一コマだろうか、友達とふざけてろくに蛍なんて見る気がなかった作中主体のささやかな発見。真面目か！というツッコミめいた眼差しに何かが混じっていて、オヨヨ…となります。
#句具ネプリ 昼寝覚泡から人に戻るとき 鈴木案菜
— 松本てふこ (@tefcomatsumoto) June 27, 2021
人魚姫の最期を逆回転で体験するような夢だったのかもしれない。泡から人、夢から現実、あーあ、という幻滅がしゅわしゅわと起こる。
#句具ネプリ 男らを埋め並べたり砂日傘 正山小種
— 松本てふこ (@tefcomatsumoto) June 27, 2021
男たちへの冷え冷えとした怒りを感じる。キャハハ〜と笑いながら全身埋めてきそうな句。「ここが貴男たちの墓場よ」そして太陽に反射するスコップが振りかざされ…！！！！というサスペンス展開を妄想。
#句具ネプリ 背泳ぎや僧侶のやうなかほをして 千野千佳
— 松本てふこ (@tefcomatsumoto) June 27, 2021
把握が面白い。なるほど！ユーモラスな把握をさりげなく定型にまとめている。色々な媒体で名前を見かける作者、今後も要注目。
#句具ネプリ
— Moro☆ (@Moro13248311) June 27, 2021
コンビニでプリントできるの、今日までですね！
今回は投句できなかったのですが、好きな句がたくさん見つかりました。
感想省略ですみませんが、句を挙げさせていただきます。 https://t.co/3UErqJqTWd
昼寝覚泡から人に戻るとき
— Moro☆ (@Moro13248311) June 27, 2021
鈴木案案
燕の子やっと最後が飛び立ちぬ
草流
扇風機日本語話す宇宙人
押井獅子
短夜のごく簡潔な呪文かな
中村想吉
一緒ですねとソフトクリーム舐めている
友定洸太
前髪は切りすぎて良し更衣
夏湖乃
炎天の未知のスープに10ルピー
後藤麻衣子
#好きな夏の季語
— Moro☆ (@Moro13248311) June 27, 2021
皆さんの好きな季語と理由、そういえば聞いたことないなー。
興味深いコーナー。
【遠雷】
雷なのに遠慮がちなところが好きです。
遠慮という視点がおもしろいです。
— Moro☆ (@Moro13248311) June 27, 2021
ちなみに私は特定の言葉ではないのですが、夏の生活に関する季語が好きです。
ソーダ水とか夏帽子とか、夏の生活がいきいきと詠まれている句が好きです。
上に挙げた句も生活の句が多めですね😄
切手一枚の重さてんと虫 吉田芳子
— うっかり (@575or57577) June 28, 2021
繊細な句だ。をりとりてはらりとおもきすすきかな 飯田蛇笏 に近い印象がある。リズムはもったいないが、とても良い。てんとう虫が切手一枚と同じ重さかもしれないと思うと、世界が広がり、つながって見えてくるから不思議だ。#句具ネプリ
流しさうめんのしんがりに元彼 小谷由果
— うっかり (@575or57577) June 28, 2021
しんがりにの「に」が効いている。「の」や「は」では味わえない「に」のだ。より冷静に元彼へ目が行く。ただ、その理由までは述べられていない。ここからは読者の楽しみとして残してくれている。しんがりにいるようなところが嫌だったのか否か。#句具ネプリ
夏蝶の郵便受に届きをり 海峯企鵝
— うっかり (@575or57577) June 28, 2021
蝶は良い。存在が詩だ。そのような蝶が郵便受に止まっている。もしかしたら、この蝶は私宛かもしれない。なんてうれしくなりもする。蝶の捉え方がうれしい。#句具ネプリ
#句具ネプリ のトークルームも面白いな。みんなで季語について語るのは良いね。
— 優木ごまヲ(SUNABACOﾃﾞｻﾞ3rd) (@yukigomao) June 28, 2021
#句具ネプリ
— 縞田 径 (@smdsmd018zzz) June 28, 2021
それぞれにはっきりとした景色が見えてブレていないのが気持ちよかったです。
どれも好きだなぁ、と選ぶのが大変でしたが
特に好きだと思った句を僭越ながら選んでみました。
今の私のブームは音と動物なのかも…🐊
次は私も参加してみたいなと思いました。
ありがとうございました。 pic.twitter.com/zNsadeWIth
最終日に滑り込み！本日までだそうです🙏まだ静かに読めてなくて、ざっと全部に目を通させて頂いただけだけど、素敵な17文字の世界が煌めいてて眩しい✨好きと思った句がソーダ水、さくらんぼ、ソフトクリームに白玉と全部食べ物の入ってる句で我ながら😂どれだけ食べ物好きなの……#句具ネプリ https://t.co/yOsvFcqcdn pic.twitter.com/jDDAlDkt7V
— cotton (@cotton_PTL) June 28, 2021
話題の句具ネプリ！
— さるぼぼ (@sal_bobo) June 28, 2021
仕事帰りにセブンで初めてプリントアウトしてみた。
キラッキラした句の数々。心身ともに浄化された感じ…
お気に入りの句、僭越ながら絞りに絞った6句を。
ソフトクリームの句、笑いのツボにはまった！笑#句具ネプリ#俳句
結婚のないぼくたちの跣足かな
— さるぼぼ (@sal_bobo) June 28, 2021
／イソカツミ
一緒ですねとソフトクリーム舐めている
／友定洸太
カウベルのかろんと遠く夏灯
／このはる紗耶
不手際を詫ぶる小梅の恭し
／結壱隆月
前髪は切りすぎて良し衣更
／夏湖乃
炎天の未知のスープに10ルピー
／後藤麻衣子
滝壺へ滝壺へ滝壺へ滝／うっかり
— 小谷由果 (@cotaniyuca) June 28, 2021
まず投句が誰よりも早い。前回も一番でしたよね…
縦書だと、「滝壺」の漢字部分が、滝の途中にある岩に見えて、そこに水がぶつかっているようにも見える。縦書分かち書きなしの俳句の型の活きる句。#句具ネプリ
昼寝覚泡から人に戻るとき／鈴木案菜
— 小谷由果 (@cotaniyuca) June 28, 2021
ただの寝覚でなく「昼」寝覚としての実感。泡のように儚く、すぐに人に戻る感覚。「泡から人」とつながるのが面白い。#句具ネプリ
#句具ネプリ
— 西川火尖（にしかわかせん） (@nishikawaksn17) June 28, 2021
順不同であげてくよー
背泳ぎや僧侶のやうなかほをして 千野千佳
まず背泳ぎ特有の無表情を「僧侶のやうなかほ」と言い表した点がすごい。これ以外なくない？ってほどしっくりくるのに新鮮。さらに旧仮名の字面の流れが、ゆったりした背泳ぎの水流や波の柔らかさを想起させる。うますぎ
短夜のごく簡潔な呪文かな／中村想吉
— 小谷由果 (@cotaniyuca) June 28, 2021
短と簡潔はついているが、「ごく簡潔な呪文」はどんな言葉なのか、何に対する呪文なのか興味をひかれる。短夜に唱える呪文…少し背筋が寒い。#句具ネプリ
スコールや街の毛という毛を濡らし／仲田かのこ
— 小谷由果 (@cotaniyuca) June 28, 2021
街の中から毛を抽出した視点が面白い。人の髪の毛、犬の毛、猫の毛、鳥の羽毛、花や葉の生毛…急なスコールに傘の用意もなくみな等しく無防備に濡れている。#句具ネプリ
チンピラのぺらぺらのシャツ夏めける／霜田あゆ美
— 小谷由果 (@cotaniyuca) June 28, 2021
ザ・あゆ美節。夏めける瞬間を、事もあろうにチンピラのぺらぺらのシャツに見つける人。ぺらぺらで涼しそうな夏シャツだったんだろう。霜田あゆ美さんから発せられる、絵も字も声も句も、全てが一貫してあゆ美さんだ。愛おしい。#句具ネプリ
背泳ぎや僧侶のやうなかほをして／千野千佳
— 小谷由果 (@cotaniyuca) June 28, 2021
滝行の僧侶のように、頭上からの水を受けつつ背泳ぎをしている。僧侶は仏像ではなく生きる人間なのでいろんな顔をするとは思うが、多分仏像のような顔なのでは。#句具ネプリ
夏の日にバブルの服で出獄す／真喜王
— 小谷由果 (@cotaniyuca) June 28, 2021
刑期が結構長かったのだろう。バブルの服は、肩パッドが入りすぎていたり、ボディコンシャスすぎたりして今はちょっと恥ずかしい。異常にテンションの高かったバブル期から、今のこんな日本に放たれたら、そのギャップにどう思うだろう。#句具ネプリ
国ひとつ持ってゐさうに蟾蜍／鈴木沙恵子
— 小谷由果 (@cotaniyuca) June 28, 2021
蟾蜍(ひきがえる)の大きさは、雨蛙などと比べると巨大すぎて、色も古びたように茶色く、皮膚の質感も肥厚した感じで、なんだか蛙界の重鎮感がある。蛙界における国ひとつぐらいはたしかに持っていそうだ。「ゐ」の字が蟾蜍の姿のようだ。#句具ネプリ
夕立が来る前髪を寄せておく／楠本奇蹄
— 小谷由果 (@cotaniyuca) June 28, 2021
「夕立が来る」と予感した瞬間、傘を出すとかバッグにカバーをかけたり…と思いきや、「前髪を寄せておく」という独特の準備。意表を突かれるが、体感としてよく分かる。前髪から垂れる水はとても邪魔なので、確かに横に寄せるなあ。#句具ネプリ
#句具ネプリ
— AN (@0820Akoo) June 29, 2021
素敵な句がたくさんありすぎて
絞るのが難しかったのですが
特に私の心に響いた句を10句。
噴水や生前生後死前死後 堀田季何
はねていま地球は自転あをがへる はぐれ栃餅
黙祷を終へて炎天コカコーラ 鈴木麗門
切手一枚の重さてんと虫 吉田口芳子
梅雨晴のグラスに沈む薄荷かな 箱森裕美
— AN (@0820Akoo) June 29, 2021
カウベルのかろんと遠く夏灯 このはる紗耶
ソーダ水君を嫌いとする実験 南方日午
星涼しこれより日付変更線 サラ
遊牧の星を集めて梅雨を告ぐ 土井探花
空吸ひて青き色吐くあやめかな よしざね弓
有り難うございました
くすっと笑ってしまう、そして、心が優しくなる句
— 胡翔-KOSHO-✨易学鑑定士＆料理研究家、時々カメラマン📷 (@KanteiKosho) July 2, 2021
背泳ぎや僧侶のやうなかほをして 千野千佳さん
プールで背泳ぎしている人の表情を思わず見ちゃいそうな2021年の夏になりそうです。#句具ネプリ
四股踏んでゐるらし夏の居候 あさふろ
— 西川火尖（にしかわかせん） (@nishikawaksn17) July 16, 2021
居候とは謎に満ちた存在でそれがどうやら四股を踏んでいるらしいという。「ゐるらし」の間接的な確認に留まるところがより興味をかきたてられる。面白いのに後味に僅かにミステリアスな雰囲気もあって、しかし面白い。#句具ネプリ
托卵の術歌い継ぐ時鳥 月硝子
— 西川火尖（にしかわかせん） (@nishikawaksn17) July 17, 2021
高く澄んだ歌声に忍ばせた命の乗っ取り方。綿々と、こうやって生きてきたと伝える。人のルールの外にも拘わらず声の美しさに人は勝手に残酷を思う。
いわゆる「俳句」が得意とする写生的な映像美ではない。しかし優れた観念は詩情のスイッチを深く押す。#句具ネプリ
みなさん、たくさんのご参加、感想、ツイート、ありがとうございました！
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