ファンタジスタ次男、卒園式で飛び出した、まさかの「将来の夢」。
いつも男児四人、特に双子(4)中心にした話を読んでくださり、ありがとうございます。
双子家庭のドタバタを父親目線で書いているわけですが、本業でも比較的発信しているように思いつつ、それでも「子育てのブログ読んでますよ」と言われます。
大切な時間を使って駄文を読んでくださり、ありがとうございます。
さて、双子を中心において書いているわけですが、少なからず次男(6)、ファンタジスタ次男のファンでいて下さる方がいらっしゃり、さらに渋い真面目くん長男(8)のファンがいたり、心より感謝申し上げます。
2020年3月31日をもって、ファンタジスタ次男は保育園を卒園いたしました!
長男を含めた男児四人を保育園に送迎する日々から四年、遂に次男も卒園となりました。残るは双子ですが、あと二年は保育園を往復する日々です。当然ふたりです。
数々のファンタジスティックな伝説を残してくれた次男も、4月からは小学生となります。
本人は天然ですが、謎にひとに慕われるようで、草履男の彼の周りには草履を履くお友だちが。アホなことを言えば、それが流行り。
高い身体能力で他の園とのドッジ―ボール大会ではひとりで相手をせん滅させ、彼が外れた試合だけ負け、運動会ではアンカーでゴールテープを切りました。ぶっちぎりの速さでした(実は長男もアンカーでゴールテープを切ったのが2年前、双子は同じクラスなのに俺たち二人もやる!と謎の気合い・・・)。
そんな彼は、ずっと将来は「恐竜になる!」と、「ルフィかよ・・・」と思うほど真剣に、来ているTシャツには恐竜、専門家になるべく作り続けるLaQ作品も恐竜。
逆上がりも、バク転も、手足に靴下を履いて四足歩行の練習もすべては恐竜になるためのトレーニングでした(と言ってました)。四足歩行は進化ではなく、退化では・・・と思わざるを得ません。
そして、それは年長の最近まで、聞けばやはり恐竜になるんだと言っており、そのまま卒園式を迎えました。規模を縮小し、マスク着用での卒園式となりました。
そしてやってきた「将来は××になります!」の時間。お花屋さん、看護師さん、警察官、そんな職業が並びます。
ちなみに、ウチの長男は「エンジニア!」と言ってました。将来はドラえもんを作るようでした。最近もエンジニアになりたいそうです。
さて、そこでやってきたファンタジスタの出番。心のどこかで、まさか恐竜って言うんじゃないだろうな。いや、むしろ恐竜と言ってほしい。そんな複雑な気持ちが交錯するパパの僕。
しかし、先に宣言するお友だちは確実にみんな職業です。恐竜になるのはともかく、少なくとも職業ではないぞ、と思いながら、次男の番になりました。
卒園証書を受け取り、みんなの方を向いて一呼吸。
「将来は、水泳選手になります!」
「え?」
「んっ?え?」
パタパタと歩いて自分の座席に。何となく恐竜って言うのかな、と期待していたかもしれない保護者がいらっしゃったのかどうかはわかりませんが、まばらな拍手。本人はいたって平然としている。
そして、頭が「・・・」の僕。そのときの脳内はこんな感じです。
「えっ?水泳選手って何?確かに習い事の水泳しているけれど、一度も選手がどうという話もなく、世界水泳とかやっていても観ない。いや、何なら最近やり始めたサッカーとか、長男の背中を追ってエンジニア。ここまでなら想像の範囲だけど、なぜ、いきなり、この寒い時期に、水泳なの?ねぇ、教えてファンタジスタ!!」
ということで、隙間時間ができたとき、即効で次男を捕まえて聞きましたよ。
「ねぇ、なんでいきなり水泳選手っていったの?いままで一度もいったことないじゃん」
「うーん・・・」
「うーん・・・」
「おーしえなーい!」
教えてくれよ、次男。
現場からは以上です。
追記:入学式はまだですが(あるのでしょうか)いまは学童に朝から行って、保育園とは異なる環境に身を投じています。どんな生活で、お友だちはできたのかなど、何を聞いても教えてくれません・・・
ただ、新しい環境による疲れや、コロナ関連で見えないストレスがあるのかわかりませんが、「気を付けてね」の僕の言葉は(いつものように)雑音として、車から飛び降り、着地が失敗したのか顔を負傷。大きな裂傷と打撲で、イケメン?が結構大変な感じです。
ファンタジスタ第一章、保育園編はこちらで完結となります。いままでありがとうございました。小学生編をお楽しみに!
先日の大雪(午前中)の際、雪かきをお隣5件分くらいする長男、雪でぺたぺた遊ぶ双子の間、シャワーホースの出力をレーザービームにして、雪を焼失させようとがんばっているファンタジスタ次男のオフショット。
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