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【双子生活】何この児童館?大阪クオリティ?男児四人、双子を抱える家庭の驚き。

昨年、大阪に行った時のこと。

長男(6)と次男(4)が「大阪に~は~う~まいもんが、いっぱいあるんやで~」と歌い始め、その後に続く美味しいモノのオンパレード。全部食べるに決まっているかのごとく近づいてくる二人がうっとうしい今日この頃。

年間業務のなかに「フルマラソン」が記載される僕は、第七回大阪マラソンに参加するため大阪へ。今年のチャレンジはなんといっても、長男次男、そして双子(2)を連れ、家族六人で大阪へ(車)、そしてフルマラソンをはさんで帰宅(車)の3泊4日。

企画の段階から何も起こらないなんで言わないよ絶対。

ただ、ハプニングはお友達でもなんでもなく、子どもたちの心の叫びが具現化しただけ。子どもたちが年齢とともに落ち着いてくれば、ハプニングがプランニングを上回ることはない。そう信じで車を走らせる2017年11月。

ただし、しっかりしたプランニングは自らの期待値を制御しがちで、「ここらへんが妥当だろう」というところに落ち着いてしまう。

そんな制御した期待値、高めなかった期待を十分に、いや、十二分に上回った場所。それがここ。

「遊び」をテーマに設立された大阪府立大型児童館「ビッグバン」。もうサイコー!

大阪市内から車を走らせること40分くらい、突如目の前に現れた巨大な建物。

「えっ、これが児童館?」

児童館と言えば、こじんまりというか、地域にあるちょっとした建物、中には書籍とか小さなスペースとかというイメージ。

目の前の「ビッグバン」は、広大な敷地もあるからか、(規模は違うが)東京ドームとか、イオンとか、科学館とか、「でっかいな!」という一言。これも制御された期待値があったからこそかもしれない。

のこれ、「みんなの優待」を使って大型割引。これは本当にすごいよ・・・。1か月無料だし、ひと月数百円だし、一回家族で食事に行こうものなら月額の元が取れる。主要テーマパークやレストラン、主要でないものも含めて120万件も優待がある。

「お得というより、生活費を抑制するライフライン」なおススメ商品。

『みんなの優待』

まさか、ビッグバンでも使えるとは思わず、はい、割引。6人前。

晴れ晴れとした土曜日。近くの駐車場に車を停めて、興奮気味の子どもたちを降ろす。いきなり大きな建物が現れれば、男児四人のアドレナリンは瞬間沸騰。そして興奮で飛び出してしまい、最初の一歩で巨大な怒りの落雷。普段ならここで意気消沈するも、それをも上回るビッグバン、大阪。

さて、建物に近づくが、あまりひとの気配がない。子どもたちの気配も。土曜日だったよな?と思いつつ、受付へ。

確かに子どもの数が少ないようにも見える。児童館で有料だからか?と思いながら、周囲を見回す。

長男が走る。次男が走る。四男が走る。三男がこける。

何やら二階にある。

ハートイピア電子動物園。

宇宙大好き長男の目が輝く。

ざっくり言えば、宇宙船のコックピットに座り、自分で書いた絵がスクリーンに流れ、それを動かすことができるというもの。

しかも、並ぶところを探そうにも、ない。なぜなら、誰もいないから。四台のコックピットに座る、工藤家の子どもたち。宇宙船はあっけなく占拠される。

そして三階。ざっくり言えば、アスレチック。巨大ワニなどが存在し、走ったり、くぐったり、飛んだり、跳ねたり。小さい子のスペースもあるので安心。児童館としては結構攻めている感じ。

当日は晴れていたけれど、雨でも室内なので身体が動かせる。これって民間の場所と比べてコスパがよすぎる。もしかしたら、雨の日は混雑するのかもしれないが、11月の土曜日、子どもたちはまばらだ。

さらに四階。ここは表現しがたいのだけれど、昔の大阪の街の暮らしを体感できるエリアと、科学技術や実験・パズル系の遊具が同居する場所。複数の価値観を持つ子ども、複数の子どもをワンフロアで放牧するには結構ありがたいスペースかもしれない。

何より、公的児童館だからかボランティアの方々がとても多い。年配の方もいれば大学生くらいのひともいる。昔の玩具から実験系遊具まで、子どもたちに説明をしたり、一緒に遊んでくれたり、ちょっとだけ見ていただいてトイレなどにもゆっくり行くことができる。

民間施設なら有料サービスになるのか、スタッフの余力があれば見てくれるのかわからないが、ボランティアの方々が本当に多くて助かる。昔のコマ回しとかにはまる長男、次男。

同じものが二つ以上あるのに、一つを取り合い喧嘩する双子。この日は、四男が三男に対して10戦8勝くらいの勢いで勝ちまくって(三男は号泣)いた。

そして、メインはこれ!!男児ですもの。

地上25m(4F)~53m(8F)の空間を8層に区分し、垂直遊具17アイテムを設置した室内型の遊び空間。53mの高さをほこる巨大なジャングルジム。

大変残念なことに、長男と次男は妻と行きたがったため、僕は双子と4Fで遊ぶ。後で話を聞くと、すごく楽しいこと。長男、次男も興奮していること。ひとが少なくて焦る必要がなかったこと。そして成人男性だとちょっと通りづらい狭さがあること。

ということで、メインの巨大ジャングルジムは入れなかったけれど、これでこの金額、この好き具合、このサービス(ボランティアの方とか)、そしてレストランもあるけれど地続きで高島屋とかもあるのでお昼も選べる。

大阪と言えば、大阪市内で行く場所を探しがちだったが、「ビッグバンがある!」を知人に教えていただき、少し遠出してもて本当によかった!

晴れの日でも、土日でも全然OK.これ雨だったら鉄板。間違いない。みんなの優待も使えるし。

そんな大阪の旅は続く・・・

現場からは以上です。

追記:昼食はレストランで食べたが、家族みんなで注文したのに「特別な日」を知ってか知らずか、普段はあまり許されないフライドポテトに目をつけ、各プレートおよび単品でフライドポテト祭りをしていたのはファンタジスタ次男。

真面目くん長男は、食べなくても怒られない野菜を、ちゃんと食べようとして口に入れて、やっぱりやめるところを目撃される。食べなくていいが、口に入れた以上は食べるべき、ということで嫌々野菜を。

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