クーチェキ通信20 20年3月の編集後記・記事まとめ

 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。Ryotaです。

 3月があっという間に過ぎ、時勢によって気が滅入ることが多くなってきています。様々な催しや興行が延期・中止を余儀なくされ、いつ終息するのか先が見えない病気の流行、それに伴う自粛ムードにじりじりと心を削られているようで……。
 くよくよしつつ、「負けてられるかよ」という気分もあり、フォロワーさんの大学院修了の祝賀会をツイキャスで開催したり、自宅での楽しみをTwitterでシェアするハッシュタグを作ったりして、少しでも日常のゴキゲンさを回復できるよう、ささやかながら色んなことををやってみた3月でした。
 これからどうなるんだろう、と不安は募りますが、出来る限りの面白いことができればいいなと思いながら、今月は3本記事を更新しました。
 結構ボリュームのある記事なので、ゆっくりお楽しみください。

【3月の更新記事まとめ・連載編】

「東京のつらい場所」再録は、企画の大詰めである渋谷編・飯田橋編を更新。渋谷編は再録用の準備をしながら「収録当時、パルコはまだ建て替え工事中だったんだなぁ」と時間の流れにしみじみしてしまいました。
飯田橋編は企画のクライマックスということもあり、インタビュー側の僕の追い込み方が強すぎて、掲載当時、読者さんから「Ryotaさんが鬼畜」と言われた原稿です。僕自身、未だに「これはかなりやり過ぎていて、もりたに申し訳なかったな」と反省しているのですが、再録にあたって再編集は行なわず、そのまま掲載しました。僕の未熟さ込みで、ドキュメントとしてお読みいただければと思います。
 ちなみに町歩きは飯田橋編が最後ですが、このあとに企画を振り返るアフタートーク回もあります。こちらも近々再録できればと思っていますので、お楽しみに。

 山本ぽてとさんのエッセイ連載は、沖縄に帰省した際のエピソードです。ドライで淡々とした書き口と、登場する人たちのユーモラスさが楽しい一文。法事でぼんやりとしか把握していない親類と過ごす感じは、最近読んだ滝口悠生『死んでいない者』を思い出したりもしました。本筋とは関係ないのですが、個人的には、お父さんのヤギにまつわるくだりが好きです。最高。
 ちなみに山本さんは第一回でも帰省時の出来事について書いていて、こちらも併せて読むと面白さ倍増です。

 以上、3月の編集後記でした。それではまた!

筆者紹介
Ryota(Twitter: @Funatoku_ryota)
クーチェキの企画・編集・運営をやってます。

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