「核テロ」の脅威、日本はどう向き合うのか
(1)「イスラム国に核が渡れば」、オバマが鳴らした“核テロへの警鐘”
(2)実態不明の「核のヤミ市場」
(3)「起きたら終わり」を起こさせないために
■オバマが鳴らした“警鐘”
今月初め東京で開かれた「核テロ対策国際会議」。初めて日本で開催され、約90か国から200人近い政府関係者らが参加する大規模な国際会議だった。ホスト国の日本は「核テロ」の脅威に関連し、北朝鮮が去年実施した2度の核実験と相次ぐ弾道ミサイル発射を挙げ「国際的な軍縮と核の不拡散体制に対する新たな段階の脅威