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【陶芸の街・益子にて】 あらゆる美に触れ、自然を聞き、消化して手に生かす


”食器”っていいよね

同じ食べ物でも、装う器によって食べた時の美味しさが揺らぐ感覚がすごく好き

いつもの納豆かけごはんだって、ちょっといい器で食べるだけでなんだか贅沢な納豆ご飯になった気がする。

私はそんなにお酒飲まないので友人に聞いた話だけど、ビールは特にわかりやすいみたい。缶ビールのまま飲んでもそりゃうまいけど、ビールグラスに注いで飲んだ時とはほんとに違うようだ。

器って、人間の食べ物を蓄えたいという生理的欲求と、より美味しく食べたいという高次欲求の重なりを視ているようですごく胸惹かれる。



前振りは終わり、今日の本題へ(笑)
先日、陶芸の街・益子に行ってきた。


陶芸の街・益子に行ってきた


陶芸の街として知られる、益子。
私の住む那須町からは車で1時間40分ほど。
益子には古民家を利用した工房や、可愛いカフェやギャラリーのほか、個性豊かな益子焼の販売店約30軒が軒を連ねています。


✔︎まずは美術館巡り

人間国宝にも認定されている 陶芸家・浜田庄司さん。彼の弟子である島岡達三さんの作品と工房を拝見。


✔︎つぎは念願のギャラリー&カフェ「starnet」

ぜひこの記事を読んでほしいのです。starnetを始められた馬場浩史さんのインタビュー。あなたの2分を投資する価値めちゃめちゃあります..!!責任はとれないけど保証します!


お腹が減ったので、まずはお昼ごはん!

・無農薬トマトと玉ねぎと平飼い鶏の旨味が染みるスパイスカレー
・スパイスとドライフルーツが絶妙に調和したスパイスパウンドケーキ
・奥深いのに飲みやすいオリジナルブレンドコーヒー

食べた後の風景も美しさに感動...

(どタイプのケーキに出会ってしまった..)

洗練された美を身体全体で感じました。


その後はギャラリーでお買い物をして、期間限定開催の「山の上の展覧会」


次の日の朝は、starnetで購入したイチジクの焼き菓子と珈琲を淹れて益子焼のカップで頂きました。


【感じたこと】

いいものを創るためには、優れた感性と技術が要される。
それらを高めるためには、”一流”を知る必要がある。
そして、大切なことは焼物なら焼物だけを観るのではないということ。

絵画・言葉・音楽・食べ物・道具など、多様な領域の”一流”に触れ、”一流”を身近に置いておく。

「あらゆる美を滋養として取り入れ、自然を聞き、消化して手に生かす。」



クリエイターって本当にかっこいいし、本当に憧れる。
私は、何に生かしたいのだろうか?
私は、何を創りたいんだろうか?

それはまだ分からないし、創れる自信もまだない。辛いこった!

まあでも今は焦らず、目の前にあることから技術を身につけていこう。

とりあえず今晩はカレーをつくろっと!さらば!




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