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店長・取締役・社長の役割

会社の組織には、平社員から社長に至るまでの間に、様々な役職があります。
上に行くにしたがって部下も責任も増えてきます。
会社によってその形態は違いますが、今日はその中から、“店長”・“取締役”・“社長”をピックアップして、それぞれの役割について見ていきます。
これからそれらを目指す方、或いは今その役職に就いている方にとっても参考になると思います。

店長については「店長の仕事」シリーズを、社長については「社長の仕事」をご覧いただければ幸いです。


<店長の役割>

まずは店長からです。
上のマガジン以外にも店長に関する記事を数多く書いていますので、よければご覧ください。

会社からその店を任された、託されたのが店長です。
当然店舗運営に置いて最重要な役職です。
ここでの最優先課題は売上を上げることです。
これには当面の売上目標を達成することだけでなく、来月、来期、といった将来の売上をどうやってあげていくかということも含まれます。
その場しのぎの売上ではなく、長期に安定的に上げていかなければいけないのです。

その為に必要な両輪が、スタッフとお客様です。

店のポリシーに合わせた新人研修や既存スタッフのトレーニング、ロールプレイングなどでスキルアップし、モチベーションアップしてチームをまとめていくリーダーシップが求められます。

その上でお客様から信頼を得ることで、ファンを増やしていく必要があります。

その為に、スタッフにもお客様にも居心地のいい売り場づくりをすることが求められます。

つまり、スタッフを育て、お客様を満足させて売上を上げていくことが店長の役割です。

その為、売上管理・顧客管理・在庫管理・スタッフ管理・シフト管理・金銭管理等、他のスタッフより業務量が増え、どうしても長時間勤務になりやすくなります。しかしそうした業務をこなすことで、経営感覚を身に着ける最適かつ最短な位置にあると言えます。
店長になれば、店づくりを直接指揮することできるので、自分のカラーを打ち出すことができます。
これは楽しくてわくわくするのではないですか。

<取締役の役割>

役員ではない従業員は、会社に労働力を提供して対価を得る雇用契約を結んでいます。
一方取締役は、会社の経営を担う経営者の一人として委任契約を結んでいます。

取締役は、会社の経営方針や経営戦略を立案し、取締役会に諮ってこれを説得し、その決定に従って業務計画を遂行していくことになります。

それには予算や投資計画、リスク管理も行わなければなりません。当然その業務は多岐にわたることになります。

このように、取締役は会社の中核的で重要な役割を担っており、中長期的成長に大きな影響を与えます。そのため高い報酬が期待できる反面、業績に対する責任は非常に重く、そのプレッシャーはより一層増すことになります。取締役は、やり方によっては会社を思いのままに動かすことができるため、非常にやりがいのある仕事だと思います。

<社長の役割>

社長は、その名の通り会“社”の“長”です。最高責任者であり、最終意思決定者でもあります。

会社の将来像たるビジョンを明らかにして、社員全員にそれを浸透させることが不可欠です。
会社が困難な状況になっても、リーダーシップを発揮し、取締役と協力して事態を解決していくことになります。
いい時も悪い時も社長は会社の顔として前面に立つことになります。
そのため社内や業界内で徐々に信頼も高まり、尊敬される存在となります。またそうならなければなりません。
当然報酬は高くなりますが、会社の全責任を一人で背負うという重いプレッシャーと戦い続けることになります。
精神的にも孤独感が増していくため、強い精神力が求められます。

取締役・社長・店長

私は専務までで、社長にまではなりませんでしたが、やっていたらどんな風になっていたんでしょうね。
やってみたかったような、やらなくてほっとしたような、複雑な気持ちです。

今日もお読みいただきありがとうございました。良ければスキ・フォローをお願いします。これからもいい記事を書くよう努めますので、どうぞよろしくお願いいたします。





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