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久々に将棋の大会に出たよ

お久しぶりです。ヤマンザ子です。

大学の先輩に「団体戦出ない?」って誘われたので7月の寝屋川囲碁将棋フェスティバルに出てきました。社会人になって初めての大会でしたが、楽しめました。疲れたけど。連休で時間もあることですし、その振り返りをしようかなと思います。

0回戦

私が出たのはA級の部でした。「平均棋力三段程度」という曖昧な基準でしたが、我々のチームにとってちょうどいいレベルだったと思います。

7月の連休に開催されたのですが、駅から会場までが地味に遠くて0回戦で既に死にかけでした。受付が密すぎてビビりました。そしてフェイスシールドを渡されました。生まれて初めて着けましたが、できれば二度と着けたくないです。

ルール説明

4チームの予選リーグで1位しか通過できない。同率1位が出た場合の取り決めに「大将の年齢が上の方が勝ち」という謎ルールが入っている。というなかなか斬新な説明が行われました。全員20代の我々、既に若干不利です。

1回戦

お相手は同世代のチーム。大学時代の大会でお見かけしたことある方もいました。早速実力あるチームとの対戦です。

私は耀龍四間飛車を採用。最初は形に拒否感がありましたが、慣れるとなかなか楽しくて最近連採しています。

駆け引きの末相手の方は左美濃を採用。私は飛車を転回し玉頭にプレッシャーをかけていきます。
ちなみに私は全局後手番でした。

ここではまずまずと思っていたのですが、お相手の▲4六角と覗く一手が嫌らしく、双方主張ある展開でまあ互角でしょう(適当)

進んで次図へ。

筋とばかりに△4六歩を突いたのですが、すかさず▲5九飛と回られたのが好手で痺れました。
序盤の駆け引きで△3二金型になってるので中央が薄いんですよね。ここはお相手がさすがの指し回しでした。あっぱれあげてください!

そこからは粘りモードです。

この▲6五桂が非常に厳しいのですが、△6四銀が仕方ないとはいえ中々の辛抱でした。
先手は▲7三桂成△同銀が意外と取っ掛りが難しいと見て、▲5七銀と打ち込んできましたが、すかさず△6五銀▲同歩△6六角で混戦に持ち込むことに成功しました。

進んで本局のハイライト

自玉がほぼ受け無しに追い込まれましたが、△7九銀!から一気に詰ませました(たまたま詰みました。)。正直詰まないだろうなあと思いつつ王手していました。感想戦でもお相手が頓死しちゃったみたいな感じだったんですが、帰ってソフトで調べたら詰んでました。具体的な詰み手順はあんまり見てません。こういうソフトの使い方が1番ダメです。

そういう訳でなんとか勝つことが出来ました。私としては力を発揮できており、仮に負けてても後悔はなかったと思います。

チームも2-1で勝ち。幸先の良いスタートです。

2局目

お相手は企業名のチーム。私でも知ってる大企業でした。私はやっぱり耀龍四間飛車を採用。
そして…

5筋位取りにされて完敗しました。(完)

何が酷いって、自分で耀龍四間飛車には5筋位取りが有力ってnoteに書いてるんですよね。

「どうして対策してないんですか?」
「…」

某環境大臣のような自問自答をしていました。
まあ「誰も読んでないし読んでもやるやつおらんやろ!w」とタカをくくってたというのが正直なところです。相手の方が私のnoteを読んでたかどうかは存じ上げませんし、多分読んでないでしょうけどね。

あと普通に地力でも負けてました。うーん、この。

序盤から無理に動きすぎて死んじゃったので感想戦するとこがなくてすいませんでした。

チームもスイープされました。うーん、この。

今度から急戦調の相手には早めに5筋突きます()

3局目

お相手は小学生チーム。小学生の時点で有段者とかすごいっすわ(小並感)。

お相手が元気よくシンプルな船囲いからシンプルな棒銀をしてきたので、流石に耀龍ではなく美濃に組んで堅さ勝ちを狙いました。

ここで対棒銀の鉄則を思い出しましょう。

気持ちよく棒銀を五段目に進出させてはいけない。

基本ですね。

そして私の指した将棋がこちらです。

どっかで誤算があってこうなりました。アホですね。
しかし私も新社会人成り立てとはいえ大人です。大人の武器「逆ギレ」を駆使して無理攻めを通し、逆転勝ちしました。心の中で「これが大人じゃ!!!」と叫びながら無理攻めでまくる姿はまさにド畜生と言えるでしょう。こういう大人になっちゃいけないよ。

まくり方があまりに酷すぎて棋譜がならびませんでした。こういう大人になっちゃいけないよ。

チームは2-1で勝ち。
予選リーグ2位という好成績を残して、予選落ちしました。

ちなみに我々が唯一負けた大企業チームは優勝してました。なので我々は実質準優勝です(スイープされてるけど)

さいごに

午前で終わった我々は昼からWINSに行き、結果的に倍の参加費を払うことになりました。たっかい参加費だなあ。誰一人払い戻しを受けることがなかったです。残念ながら。こういう大人になっちゃいけないよ(切実)。

それでも大学時代の先輩とこうして再会して楽しめたのは良かったです。絶対将棋でしか出会えなかったので、そう思うと将棋ってイイですね(適当)。

そういう訳で、久々に大会出た話でした。おしまい。

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