MeCA__ミーカ__メディアカルチャーを発信するプラットフォーム

アジアのメディアカルチャーを発信する「MeCA」、音楽イベントのディレクターにMaltine Records主宰・tomad氏が就任

アジアのメディアカルチャーを発信する国内初のプラットフォーム「MeCA(Media Culture in Asia: A Transnational Platform)」が始動。2018年2月9日から18日の10日間にわたって、 表参道ヒルズ、ラフォーレ原宿、Red Bull Studios Tokyo、WWWなどを会場にイベントが開催される。

MeCAは、急速な発展を続けるアジアのクリエイティブシーンに注目し、展覧会、音楽プログラム、教育普及プログラムやトークイベントなどを開催。アジアにおける次世代間の交流・協働を促進することを目指す。

アジアを中心に各国からDJやトラックメイカーが集結する「BORDERING PRACTICE at WWW X」が開催

音楽プログラムのディレクターにはMaltine Records主宰・tomad氏が就任。2月9日に「BORDERING PRACTICE at WWW X」が開催される。tomad氏はタイ・インドネシア・フィリピンでの調査や、現地のレーベルとの共同イベントを開催。アジア圏にあるローカルなコミュニティとの接続を試みてきた。

本イベントでは、その線を東京でつなぎ合わせ、多様な音楽シーンを紹介することや、レーベルやアーティスト間の次なる交流のきっかけを生み出すことを目指すという。

イベントには、日本、インドネシア、フィリピン、台湾、カナダ、フランス、アメリカの各国で活動するDJやトラックメイカーが集結。tofubeats、KIMOKAL、Meishi Smile、Ryan Hemsworth、Meuko! Meuko!、PARKGOLF、similarobjectsが出演する。

MeCAを筆頭に、「アジアのクリエイティブカルチャーをどう盛り上げるか」という視点から活動しているプレイヤーが増えてきている印象だ。カルチャーメディア『CINRA.NET』を運営するCINRAは、アジアのクリエイティブ・シティガイド「HereNow」をリリース。アジアのクリエイティブシーンの発信に取り組んでいる。

アジアのクリエイティブカルチャーに関する動きは、今後も活発化しそうだ。

img : MeCA



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