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エイベックス・ベンチャーズが社内発スタートアップ「Areena」に出資を発表。代表は2016年新卒入社社員

エイベックス・ベンチャーズは12月14日、エンターテイナーとファンを繋ぐ応援プラットフォームを運営する「Areena」に出資を行ったと発表した。

Areenaは、2016年にエイベックス株式会社に新卒として入社した堀毛太一氏が設立した。同氏はエイベックス役職員を対象とした「社内発スタートアップ企業向けエイベックス・ベンチャーズ出資制度」を利用。Areenaが独立・起業支援が決定した第一号案件となる。同社はエイベックスビル内にあるコワーキングスペース「avex EYE」に入居し、事業成長に取り組んでいく。

エイベックス・ベンチャーズはこれまでにVRソーシャルルームサービス「Cluster」や、スマホ向け縦型動画「30(サーティー)」を提供するFirebugなどに出資を行っている。社内発スタートアップへの出資は初の試みだ。

エンターテイナーとファンを繋ぐ応援プラットフォーム「Areena+」とは?

Areenaが運営する「Areena+」は、エンターテイナーとファンを繋ぐ応援プラットフォーム。同プラットフォームでは、エンターテイナーの複数SNSの投稿をまとめて表示し、各投稿に対してファンがコインを用いて応援できる機能を実装。SNS投稿そのものに価値をもたせることで、ファンのロイヤルカスタマー化を促すという。

また、握手会の参加権利やエンターテイナーからの個別コメント等の、エンターテイナーとファンが触れ合う機会を「ギフト」として販売できる仕組みを実装している。

「Areena+」はこれらの機能を通じて、エンターテイナーとファンの絆を深めていく。今後もエンターテイナーとファンに新しい体験価値を提供するために、様々な機能やサービスを展開する予定だ。

サービス開始にあたり、エンターテイナー第一弾として、エイベックス所属のアイドルグループ「わーすた」がサービスを利用する。今後もエイベックス所属のアーティスト、タレント、モデル、俳優/女優、アスリート、クリエイ
ターなどの利用が順次行われる予定。

入社2年目の若手社員の挑戦が、カルチャーやエンターテイメント市場をどのように盛り上げるのか注目だ。


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