映画鑑賞記録 - 2020年12月編

雪が多く振ったりと大変な冬ですね。さぞかし家でたくさん映画を観たのでしょうとお思いだと思いますが残念でした。なんだか寝すぎたりバイトがあったりサークルがあったりで全く観ていません。すみませんでした。それでは今月もスタート。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2020)

100分少しでこの満足感。ぜひ映画をあまり観ない方にもお勧めしたくなる一本でした。どんでん返し!とか、本格ミステリー!とか、もう使い古された謳い文句の映画はよっぽどの名作じゃ無いと・・・って感じありますが、これはいい意味で期待を裏切られるプロット。シンプルに楽しい。返されて返される!って感じ。あとフランスの映画なんで言葉もなんかオシャレ。(適当) 翻訳家という仕事に焦点を当てている部分もグッド。

ただ一つどうしても許せない展開があって、それが無ければもっと点は伸びてる。観た方ならきっと分かってくださるあのシーン・・・そんなことで命拾いをすな!今更!

犬神家の一族(1976)

みんな名前知ってるけど見た事ある人は少ないんじゃ無いかシリーズの筆頭格。わたしも例にも漏れず、だったのでようやく鑑賞。とにかくサスペンスというよりもホラーに近いのでは無いかという独特な暗さ・不気味さ。それでいておもろい脚本。とても魅力的。なんと言っても音楽も特徴的です。めちゃくちゃルパンみたいだなーと思ったら音楽が大野雄二さんでした。ルパンやん。

相関図を整理していくのにかなり理解は必要という面で若干のわかりにくさはあるものの140分という長さを全く感じさせず、前のめりになって観てしまう作りは素晴らしかったです。それにしても石坂浩二は石坂浩二だな。(意味不明)

ベイビー・ドライバー(2017)

オープニングで最高の映画だと確信。笑
結局画のカッコ良さと音楽のイカしてる具合がマッチしてたら全部最高なんですわ。思ったより後半になるにつれて尻すぼみ感も感じてしまったので絶賛レベルまでいかないまでもこういう映画って良いよなー映画でしかできないことやってるわって感じ。現実じゃありえないぶっ飛び具合が最高。とりあえず予告を観ていただければその感触が分かるはず。

ショーンオブザデッドもそうだったけどマジでエドガーライトはクイーン好きなんだろうな~と改めて思いました。音楽の使うタイミングが絶妙。

ビッグフィッシュ (2003)

ご存知ティムバートン監督の作品。父の激推し作品だったので鑑賞しました。とても良い、なんか言葉にするのは難しいんですけども非常に感動する作品でした。序盤から中盤は「まあ分かるけどうーん・・・ところでどう終わらせるの?」って感触だったのですが、ラストの20分くらいで一気に持っていかれました。作り話の中でみんながお父さんを迎えにきてるところで一気に涙腺にきました。最高の終わり方ですね〜とりあえず観て欲しい!ユアン・マクレガーが良いよね〜

劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020)

今年最大の問題作(悪い意味ではない)というべき作品。今年の汚れ今年のうちに的なマインドで今年中に鬼滅の刃は触れとかなきゃと思い鑑賞しました。ちなみにアニメ全話と漫画も全部読んでます。

とりあえず僕は鬼滅の刃に対して様々な文句があるのですがそれはすべて原作が悪く、かなり欠点をカバーできているのがアニメだと思ってます。劇場版もまたしかりで、画のカッコよさ演出音楽すべて完璧だと思いました。鬼滅の刃を追いたい人は正直アニメでいいと思います。どうせ原作売ってないし。

鬼滅の刃に対してどんな感想を持っているのか、詳しくは私のラジオ番組『映画とか、音楽とか、ゲームとか。』の最新回で語っております。是非お聞きください。80分語りまくってます。

12月は驚異の5本でした。なんとまあ・・・ひどい有様・・・しかし映画は観た本数ではないですからね、何を観てどう感じたかって話ですから。そんなこんなで1年感想まとめをやってきました。自分でも驚いたことに12か月分続いたので来年もしっかりやっていきたいと思います。ありがとうございました。ちなみに2020年の映画振り返りの記事もあるので是非読んでね。

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