映画鑑賞記録 - 2020年1月編
「ニューシネマパラダイス」(1989年公開)
今年初めての映画です。Netflixにて視聴。
名作映画とよく評されているのは知っていたのでやっと観てみました。
感想は意外と「うーーーん...」って感じ。
様々なレビューにある通り、映画への愛・トトとアルフレードの友情・郷愁などなど、とっても心が温まる映画なのは非常に分かるのですが、どうも心に刺さってこなかった。理解はできるんですけどね。
もっと人生経験を積み、何回か見てみるとすごく染み込んでくるような作品なんじゃないのかなって思いました。
「グランドブダペストホテル」(2014年公開)
Netflixにて視聴。だいぶ前に父がレンタルしてみていた時に気になっていたので改めて自分で観てみました。第87回アカデミー賞でも美術賞・作曲賞・衣装デザイン賞・メイクヘアスタイリング賞を受賞しているということもありそこに期待。
オスカー獲得も納得の作品。最初から最後までとても美しい作品でした。
かつて栄華を誇ったホテル「グランドブダペストホテル」に存在した伝説のコンシェルジュが様々な出来事に巻き込まれていくという物語を主に描いています。この映画は時系列が合計4つ存在し、度々飛ぶのですが、それぞれの時系列でアスペクト比(画面サイズ)を変化させるという演出が為されていて、色彩も非常に美しいです。さらに、映画全体がシンメトリーを意識した画面構成にもなっていたのも良かった。その辺を楽しむ映画ですね。
ストーリー自体は意外と単調なのでテンションの高まりポイントなどはなかったかな。ただすごくお話の展開もお洒落というか、なんせ全体的に美しさを観る映画な感じ。
「スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス」
(1999年公開)
旧三部作(エピソード4~6)と続三部作(7~9)は観たものの、実は1から3までを観ておらず、改めてちゃんと観ましょうということで。自宅にあるブルーレイボックスにて視聴。
確かにスターウォーズ全体を通して評価が低いというのも理解できる。
まず、物語の全体背景を理解するオープニングでの解説がめちゃくちゃにわかりにくい!!!(笑)とにかく政治的な動きがとても多いのが新三部作の特徴なんですよね。その背景を説明しようと思ってもどんどん黄色いテロップは流れていくので...イントロから若干の?マークですよね。
あと、あくまでエピソード2・3につなげるための土台を広げているのがこの作品なのでどーも大きな盛り上がりには欠けるんですよね。。。
しかし、オビワン&クワイガンのカッコよさ・ポッドレース・幼いアナキンの可愛さを楽しめるだけでもファンとしては全然好きな作品です。もちろん2と3のほうが良いけど。(ジャージャービンクスがめちゃくちゃファンから嫌われてたのはウケる。)
「スターウォーズ エピソード2 クローンの攻撃」
(2002年公開)
これも意外と評価低いんですよね。。。個人的には好きなんですが。
確かに、わがままなアナキンにイラついたりとか「ラブ要素いらん」とかもわかるんですが、それがあってのアナキンダークサイド化ですし、ルークレイア誕生な訳なんでしょうがなくないすか?むしろダークサイドに堕ちることが分かって観てるとなんだか辛い気持ちにも。
(ちなみにラジー賞で最低脚本賞取っているみたいです。ワロ。)
とにかく、宇宙船も地上戦もこれぞスターウォーズ!っていうバトルシーンが豊富でいいじゃないですか。。。ジェダイの騎士たちがガンガン戦ってるのかっこいいし、なんせ全盛期のヨーダの動きがヤバい。それを楽しむだけでも価値あると思う。
「スターウォーズ エピソード3 シスの復讐」
(2005年公開)
最高でしょこれマジで。こんなにも哀しく終わる作品ってある?でもアナキン・スカイウォーカーを描く新三部作の締めとしては最高の作品。
ダークサイドへと堕ちていくアナキンの哀しさ、パルパティーンの極悪非道さ、オーダー66で裏切る兵士と殺されていくジェダイの騎士などの描写がとても印象的。ムスタファーでのアナキンVSオビワンは映画史に残っていいレベルの名シーン。(もちろんファン目線あってのことだけど)
これがあってルークたちの冒険が始まるんだな。。。と感慨深い気持ちにもなってしまいました。とにかく早く旧三部作も観たい!(なんだかんだ観たのが5年くらい前なので)ローグワンも観たいね。スターウォーズ良いね。
とにかく、旧三部作と新三部作を合わせて観ると、いかにエピソード7・8・9が「スターウォーズらしくないものであるか」が痛く理解できてしまいました。それでも好きだけどね。続三部作も。
こんな感じで1月は5本観ました。2月も観るぞ~
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