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脚本づくりの自習室(定期購読マガジン)

脚本家の方や、脚本作りに興味のある方に、「へえ~、そんなことで悩んでるんだ」と知ってもらえるような、主に行き詰まってることを書いています。脚本の技術向上を目指して自問自答するマガ… もっと読む
脚本家の方は「こんなやつもいるんだ」と安心してもらえるような、そして脚本家志望の方には「なんだか自… もっと詳しく
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#脚本術

売れる脚本という概念

アメリカの脚本指南書を読んでいると、日本語訳が全編「そう、そのとおりさ」みたいな口調でウッとなることが多い。『SAVE THE CATの法則』も、中身はいい本だと思うけど、どうもその口調がどうにかならんかと思ったりする。外国人スポーツ選手とかの吹き替えもそうですよね。「さすがのボクもおったまげたよ!」みたいな感じ。いくら敬語がないと言っても、そんな言い方なのかなぁと疑問に思ったりする。 さて、その『SAVE THE CATの法則』で開いたページを読むと、構成をしっかりしよう

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物語の定義

「劇的な物語とは」 ウィリアム・フローグ(UCLA教授)によると「鮮烈で、感情を刺激し、対立があり、はっと興味を引くような事件の連なり、またはその帰結」

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脚本で奇跡を起こす

本棚にあった「脚本(シナリオ)通りにはいかない! 君塚良一」をパラパラとめくる。脚本家の君塚さんといえば「踊る大捜査線シリーズ」をはじめとして、数々のヒット作で知られる方ですね。 脚本の指南書は一回読んだぐらいでは自分は「ふうん」と納得して通り過ぎるだけで、それがホンにまでは反映されない。何度も読んで、試してみて、ようやく身についたりするものかもしれない。なので少しずつ読み直していくことが(自分にとっては)重要なのです。

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大きな地図と小さな地図

一日のうち、家なりカフェなりで台本を書くという時間が長いのだけど、 テレビ局や制作会社で打ち合わせするために、電車に乗っている時間も考えてみたら結構長い。 極力、頭を使いたくなくてボーッとしてることも多いのだけど、最近はそれもちょっと勿体ないなと思い始めて、スマホで本や漫画を読むようにした。 前回は「3月のライオン」を1~14巻まで読破した。電車の中でしか読まない、というルールを決めていたのに、最後のほうは続きがきになってしまって、結局家で一気に読んでしまった。今回は締切

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