見出し画像

能動的に生きる

今日、26回目の誕生日を迎えた。

25歳のときにしたいくつかの決断によって、きっと26歳は大きく人生が動く一年になる、と思う。

大学生の頃は、学生を卒業して社会人になったら、ごくたまに発生するかもしれないライフイベントのほかは、何十年も変わりなく平坦な日々を繰り返すのだと勝手に想像していた。
いまは働き始めてようやく3年半が経過したくらいだけど、実際には全くそんなことはない。
人間関係だって、仕事だって、いくらでも変化の可能性は転がっている。
でも、それらは基本的に自分で決断してつかみにいかなくてはならない、ということは、数年ごとに強制的に環境が変わる学生時代とは違うかもしれない。

わたしは元来「飽きっぽくて好奇心旺盛」とは逆のタイプで、常に目新しさを追い求める性格ではない。
そして、所属している組織や取り組んでいる物事にかかわる年数が長くなるほど、思い入れが強くなって離れられなくなってしまう。
好きでそうしているときもあるけれど、情を優先して自分自身の声を無視してしまった経験もある。

26歳、というよりこれからの目標は、「自分で自分の人生の舵を切る感覚を忘れずに、能動的に生きる」こと。
わたしには人生を通して成し遂げたい壮大なビジョンはないけれど、それならそれで構わないと、ようやく思えるようになった。自分と大切な人たちがより幸せになるような人生の舵取りを全力でしたいと思う。


(588字)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?