いぐちんランド(ウエストランドの井口さんがSNSにちんちんを晒した)事件と、おちんちんジェントルマン

今ではM-1王者として知られるウエストランドの井口だけど、かつておちんちん関係の事件を起こしたことがある。どういった事件かというと、ツイッターのDMで見知らぬ女性風のアカウントに自慰行為中のおちんちんの動画を送りつけたことがあるのだ。

文面にすると全く理解できない行動だけど、本人の供述を聞くと理解できる部分もあるかというと、全くそんなことはない。

ただ、井口の親友として知られる三四郎の小宮が事件直後のオールナイトニッポンで彼の行為を紳士的行動と称賛し、「おちんちんジェントルマン」と呼んだことがあるのだけれど、その解説には共感できる部分もあったので、小宮が井口を「おちんちんジェントルマン」と呼ぶことになったきっかけのラジオでの発言を以下にまとめた。




"先週の土曜日、営業でタイムマシーン3号の関さんから井口がやばいことをしたって教えてもらった。

やばいことって何だろう、もしかして捕まったのかな、それとも闇営業かな、とか色々考えたのだけれど、どうやら自分の(勃起した)おちんちんをファンに送って晒されたという話だった。

それを聞いた僕は、そんなはずはないと思った。

だから実際に井口に聞いた。

僕の予想では「そんなわけないじゃないですか」とか「ガセですよ」とか言われると思った。だけど実際に返ってきたのは「大変お騒がせしております。僕の不手際で申し訳ないです」、と、ボケが一切ない返答だった。

どうしたんだよ、と思って詳しく聞いたら、どうやらツイッターのDMで「井口さんのファンです」と自称する人から連絡が来て、そこから徐々にヒートアップしていって「井口さんの顔が好きです」とか「男として好きです」とか言われるようになり、最終的に胸の画像を送られたらしい。

だからそのお返しに、言われてもないのにいきり立ったちんこの画像を送った、というのが事の真相のようだった。

大前提として、まず相手がエロい画像を送っているわけだ。

当然、女の子側としては恥ずかしいという感情がある。だからこそ、あなただけじゃないよ、ということで、おちんちんを送ってあげた、という考えも成り立つわけだ。

もちろん、そんなことは一切要求されていない。それにも関わらず、自分もこうだよ、恥ずかしいのは一緒だよ、ということで、おちんちんの画像を送りつけたのだ。

ある意味、ジェントルマンだよね。

誰よりもジェントルマンだよね。

だって寄り添ってあげたんだから。

恥ずかしい思いを僕もしますよ、ということで、おちんちんを送りつけてあげたんだから。

だからジェントルマンってことですよ。恥ずかしいのは一人だけじゃないですよ、ということで、下心全くなしでおちんちんを送りつけてあげたんだから。

これはジェントルマンでしょう。

子供の頃、道徳の時間でフィンガーボールの逸話を教えられた人もいると思う。

どういう逸話かというと、昔々、とある王女様がお城で誕生日パーティーを開いた。そのパーティーには大勢の貴族が参加していて、そこにフィンガーボールがあった。

フィンガーボールというのは、食事中に汚れた手を洗うボウルだ。そう、ただ手を洗うだけの用途なのだ。

その誕生日パーティーには、庶民も参加していた。庶民はマナーがわからないから、間違ってフィンガーボールの水を飲んでしまった。

それで周りの貴族が動揺した。

それを見た王女様は、庶民の行動を真似てフィンガーボールの水を飲んだのだ。

私も一緒よ、恥ずかしい思いは一緒よ、ということで、水を飲んだのだ。

周りの人も王女に同調し、最終的に庶民が水を飲んだ行動になんの指摘もしなかった。庶民に恥をかかせないように、みんながそう振る舞った。

そう、王女様は庶民に恥をかかせないようにそうしたのだ。

それだよ、それ。

それと一緒だよ。"


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