京都の小さな鈴なりお団子!八坂の塔すぐの十文堂の団楽はカワイイだけじゃない
京都旅行のお楽しみとしてメジャーな和スイーツ、その中でも代表的かつ手軽に食べられるのがお団子。「京都+お団子」というキーワードで画像検索すると小さなお皿に並ぶたくさんのお団子が表示されます。
このカワイイお団子が食べられるのは十文堂というお店で、京都旅行の定番エリアの東山にあり、たくさんのテイストのお団子が一度に楽しめるお店となっています。
十文堂は八坂の塔のすぐ下にあるお団子屋さん
今回紹介する十文堂があるのは修学旅行などでもおなじみの東山エリア。そのランドマークである八坂の塔のすぐ下。
大きな通りにも面した交差点にありバスなどからもバッチリ見えるお店ということで、京都の東山エリアを1度でも訪れたことがある人であれば、お店の外観に見覚えのある人もいるかも知れません。
鈴のイラストがカワイイのれんをくぐって入店してみると店内の雰囲気は意外とシック。席についてメニューをパラパラめくっていると、お目当ての小さなお団子がたくさん乗った「団楽(だんらく)」というセットを発見。
鈴なりの5種類のお団子がセットになった団楽
メニューによると、この小さな団子は神社で神楽の際に巫女さんが手に持って踊る鈴をイメージしていて、カワイイだけでなく縁起もよさそうなスイーツとなっています。
注文してしばらくしていると到着。葉っぱ型のお皿の上に5つの小さな皿が乗っていて、それぞれに小さな団子が2本ずつ入っています。
見ため的にカワイイこれらの団子は、あんこ、みたらし、いそべ、黒胡麻、白味噌のそれぞれ5つの別の味になっているので、1度にいろんな味が楽しめる大変お得なメニューとなっています。
団楽の5つのお団子は5つのテイスト
それでは、いただいていきましょう。まずは定番のあんこから、まずお団子はムッチリとした肉質で小さくても食べ応えがしっかりあります。そこに粒をしっかり感じられる粒あんがたっぷり乗って、小さいながらも本格的なお団子。好スタートなのでほかのお団子に関しても期待が膨らみます。
次は黒胡麻をいただきます。こちらは黒ごまの下にはしっかりとした焦がし醤油がベースとなっています。甘みおさえめの味のお団子には黒七味が添えられていて、一緒に食べるとピリッ辛さが加わってグッと刺激的なテイスト。早くも2つ目にしてお団子セットの味の幅の広さが感じられます。
次の白味噌は味噌ベースの甘みのあるたれがたっぷり。団子やお餅に甘い白味噌という組み合わせは関西人にはとってはお雑煮のイメージであり、仮に夏場に食べてもお正月気分になるちょっと不思議な一皿となっています。
次は再びお団子の定番であるみたらし。こちらは砂糖醤油の甘タレだけでなく、ほんのりときなこが掛かっていて、香ばしさがさらにプラスされています。みたらしにきなこという組み合わせアリですね。
次に最後となる5つ目のテイストは、いそべ。醤油たれに焼き海苔が添えられたお団子ですが、この海苔は彩りだけでなくグッと存在感のある上質な海苔で香ばしさがプラスされています。
このように十文堂の団楽を食べてみると、小さなお団子にそれぞれ香ばしさや風味がプラスされていて大変クオリティの高いお団子となっていて、見た目だけでなく実力で人気のお店となっているのがよくわかります。
ちなみにこれらのお団子は鈴なり団子という単品メニューでのオーダーも可能なので、5種類食べて、気に入ったのを追加することも可能。東山散策にピッタリのお店となっているので清水寺参拝後、高台寺方面へ移動の際の休憩などにオススメのお店となっています。
十文堂 店舗情報
【食べログページ】
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