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布おもちゃを作ること その先に②宝物のメールと共に

先生に改めてお礼を…
講習に行き始めた時、私、ちょっと子育てにいきづまってたんです。
3歳ってかわいいけど自我も出てきて、理屈もわかってきて難しい時でしょう?
人見知り激しいし、こだわりも強くて、マイペースで…来年からの幼稚園が心配で仕方なくて…。次男には、先天的な病気がたくさんあって、将来的に障害が出る可能性もあって…発達も人よりゆっくりなんです。長男に加えて次男も心配で、 毎日イライラして、怒って、自己嫌悪で落ち込んで…って繰り返してたんです。 講習に行ったのは、ちょっとでも子供と離れたかったからでした。でも、布おもちゃ始めると、作ってる間は無心になれて、ふだん考えてる色々なこと忘れられたんです。それに、長男は楽しみにしてくれてるし、私も縫うのが楽しくて、ストレスも解消されました。出来上がったとき、久しぶりに達成感があって、嬉しかったし、遊んでる長男見てると私も嬉しくて…それにプラスチックのおもちゃだと、壊れたらおしまいだけど、自分で作ったものは、壊れてもまた縫えばいいかって思えるから、多少乱暴に扱ってても大目に見れる。本当にいいこと尽くしでした。
もっと早く出会えてれば!とも思ったけど、多分もっと前やったならこんな余裕もなかったし、自分自身、子育てに余裕が出てきたのかなあって確認できたから、このタイミングで出会えてよかったなって思いました。
長々とすみません。どうしても伝えたくて…
これからもゆっくりしかできないかもしれませんが、よろしくお願いします。

7年前、生徒さんからもらったメール。お正月前に帰省してて、実家で読んだ。目の前に父がいて、私が泣いているのをみて、どうしたんだ?と聞いてきて、この文章をそのまま父に読んで聞かせた記憶がある。

今は諸事情で託児が無くなってしまったけど、その頃はシルバーさんにお子さんの託児をしてもらっていた。2時間、お子さんと離れて、ママたちとおしゃべりしながら、お子さんのおもちゃを作る。途中100円のコーヒーを注文して、ママたちがお菓子を持ってきて、ちょっとしたサロンみたいな講習。

おもちゃを作ることで、私が一番大事にしているのが、お母さんが楽しいっていうこと。そんな時間と場所を作りたくて、布おもちゃ教室を始めた。そしてたくさんの方と出会った。そして私の活動を支えてくれてるのは、こんな生徒さんからのメール。感謝は一方通行じゃないなあって思う。

メールをくれた生徒さんは、その時の言葉通りお仕事をしながらも、今でも都合のつく時は教室に来てくれる。そしてすっかり大きくなったお子さんたちは、作るのが大好きになって、今は親子教室やお家で、素敵な作品を作って見てせてくれる。お子さんの成長を感じるのも、布おもちゃ教室の楽しみかもしれない。

写真はメールをくれた方が教室で初めて作った布おもちゃの「電車」と「パトカー」

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