聞き手を退屈させない話し方とは
会社の新人合同研修が終わりました。
ちょっとした自慢になってしまいますが、研修の〆のプレゼン大会で22チーム中の優勝を頂きました。丸2日間宿泊しながらチームのメンバーとみっちり準備してきたので結果に繋がって嬉しいです。
プレゼンではある前提に立って自分なりに話し方を考えたのが良かったと思います。
それは、人の話を一方的に聞くのは内容に関わらず退屈、ということです。
聞き手は自分の話を楽しみにしてくれている!と捉えたいところですが、残念なことに多くの人は内心めんどくさいなあ〜と思ってるでしょう。誰が悪いわけでもなく、そういうものなのです。一方的に話を聞くという受動的行為は「自由を奪われている感」が強く、それ自体から早く逃れたいと思うからでしょう。
だから、聞き手を退屈させない工夫が必要なのです。そこをクリアしてようやく内容が頭に入ってきます。一方的に話を聞くのは退屈と書きましたが、話が上手い人、すなわち、退屈させない工夫をしていて内容も伴っている人の話はどれだけの時間聞いても楽しいです。
聞き手を退屈させないためには、話に緩急をつけることが大切です。
同じ距離でも、景色が全く変わらないところと、景色が変わり起伏もあるところを走るのではどちらが長く感じるでしょうか?話でも同じことが言えると思います。いかにあっという間と感じさせるかが大事です。
私が具体的に心がけたことは
・「まず」「次に」「そして」「最後に」「だから」「なぜなら」などの接続詞を強調して伝える。出だしで聞き手を引きつけられるほか、内容の関係を意識させることができる。
・内容のまとまりごとで話のテンポを変える。ゆっくりじっくり話す部分、駆け足で話す部分。
・語尾をですます。だけではなく、「〜でしょう」「〜ですよね」など豊富に用いる。
・体言止めをうまく使って文章に歯切れの良さを持たせる。
(ex:私たちが考えていることは〜です。よりも、私たちが考えていること。それは〜です。)
・声のボリュームを内容の重要度によって変える。
などです。
よく言われる、「聞き取りやすいようにゆっくり話す」というのも、そもそも話は早く終わってほしいものなのでもっと早く話せよと思われてしまう恐れがあります。
また「テンポよく話す」というのも、ずっと一定のテンポだと強調したい部分がわからず、単に「聴き心地の良い話」になってしまう恐れがあります。
誰かや何かの本の受け売りであるわけではない
ので、あくまで個人の考えとして受け取ってください。
競技に直接関係あるわけではありませんが、話が上手い人はカッコいいので、目指していきたいですね!
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