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色々やることのメリットとデメリット。

おはようございます。偉そうにnoteを書いていますが、ただの名もなき物書きです。松田です。

僕はタイトルにある通り、色々なことをやっています。数多いる物書きの中でも仕事の幅は広い方だと思います。もちろん、もっと広い人もたくさんいますが。

今でこそ吹っ切れたというか、「あとはやるだけ!」という状態(気持ち)になりましたが、悩んでいる時期もたくさんありました。

なぜかと言えば、やはり人は分かりやすいものが好きなんですよ。飲み会などで「編集者とコピーライターをやっている松田です」と言ってもピンと来なかったり、「中途半端なヤツ」という印象をもたれることも多々ありました。

今回はそんな経験から、色々やることのメリットとデメリットにお話していきたいと思います!

●なぜ色々やりたくなるのか?

単刀直入に言えば、飽き性だからです(笑)。すみません嘘です。

僕のキャリアのスタートはライターでした。ライターというのは企画に沿って文章を書く仕事です。当時は雑誌を主戦場にしていたので、単価が一律でした。

また、編集者という種族にはエゴの強い方も多いので、必要がない部分を勝手に直されることも多々ありました(もちろん、必要があるのであれば全然良いのですが!)。

そして、仕事を続けていく中で、どれだけ文章を頑張ってもそもそも企画がつまらなければ誰からも読まれない&編集者が仕事のできる方じゃないと余分な時間がかかってしまう(=単価が上がらない)ということに愕然としました。

だから、編集もやることにしました。そして、主要なメディアで仕事をしたり、雑誌の立ち上げにも携わりました。で、次第に「自分で雑誌を作った方が面白いものを作れるんじゃないか」と思い、先輩と二人で起業をして全国誌を発刊しました。

まったく広告などを出していない割に、そこそこ売れたのですが努力が及ばず経営が厳しくなり、また先輩=社長が匙を投げてしまったこともあり廃業。

「ただクオリティの高いモノを作るだけでは難しい」ということを肌で感じたので、伝えるという技術を高めるために広告業界でコピーライターを目指すことに。

だから、広告代理店とデザイン会社で修行をしてコピーライターになりました。コピー一本で生きることも考えましたが、販促用のマガジンを作ることも広告の一環なので、並行して編集者として本の製作に携わったり、そもそもの販促企画を考える仕事もいただくようになりました。

で、さらにコピーの中でもインタビューやコンセプトメイキング、ボディコピーが得意なので、ストーリーを作るという文脈で脚本を学び始めました。

こうして誕生したのが、編集者/コピーライター/脚本家(駆け出し)という肩書きです。たしかに飽き性ではあるのですが、どちらかと言えばより大きなやりがいや、楽しんで仕事をできる環境を求めて試行錯誤をした結果だと思っています。言うなれば、飽くなき探究心ってやつですね。

「石の上にも三年」ということわざがありますが、どんな仕事も3年やれば飽きます。だから、会社員の方でも仕事の幅を広げたり、ステージを変えたり、趣味で発散したり、転職したりしているわけですよね。

ところがフリーランスの場合、会社という後ろ盾のイメージがないため、肩書きというものがものすごく重要になってきます。だからこそ、色々やっている人が不利というか、見せ方を考えなければ、分かりづらい存在になってしまうんです。

●色々なことをやるメリット

堀江貴文さん(ホリエモン)が著書『多動力』で書かれているように、他業種の化学反応が相乗効果を生むことがあります。

僕の場合は、わりと近いジャンルで色々なことをやっていますが、たとえばコピーライティングの技術を脚本に活かしたり、インタビューの技術をクライアントのヒアリングに応用したり、元はファッション畑だったのですが、今はそれ以外の業種もやっているので、それぞれのビジネス手法をお互いに生かすなど、予期せぬ相乗効果を生むケースが多々あります。

脳みその使い方が若干異なる別の仕事をやることで、気分を変えて集中力を持続させたり、それによって良いアイディアが浮かぶということもあります。

また、一つのクライアントごとに仕事のジャンルを分けているので、リスクヘッジしやすいです。仕事には波があるので、コピーの仕事が少ない時にインタビューの仕事がたくさん入ったり、何ヶ月もかかる企画に取り掛かりながら、単発の細かい仕事で収入を安定させるなど、バランスを調整しやすくなります。

●色々なことをやるデメリット

人は自分が理解できないものを恐れたり、排除したりする傾向があるので、「なんだかよくわからない人」という印象を持たれると損しかしません。

僕がとくに悩んでいたのは飲み会です。とりわけクリエーターや経営者の集まるような場では、5〜10秒くらいで自己紹介をしないといけないようなことも多いので、色々やっていると肩書きだけで終わり、よくわからない人として処理されてしまいます。

とくに実績がないうちは本当にそう感じました。今でこそ、そこそこ人に見せられる実績が付いたので、場によって職業を使い分けていますが、初めのうちは困りました。むしろ、自分で言うならまだしも、紹介してくださる方が、自分をなんて紹介したらいいのか困っていました。

なので、色々やっている人こそ、「どこどこの仕事をやっています」とか、「なんとかというジャンルが得意な」とか、分かりやすい前置きを付けて肩書きを言った方が良いと思います。

あとは、専門家扱いされにくいということでしょうか。一つのジャンルを極めている人は専門家として重宝されますが、色々やっている人はどうしても色々と器用にやっている=中途半端という印象になりがちです。いわゆる器用貧乏というやつですね。はい、僕のことです。

だから、専門家の集まりのような場では少しばつが悪い思いをするかもしれません。そういう場合は、その場に合った職業を一つに絞り見せ方を変えるのが得策です。

もちろん、色々やっていることすべての専門家になれば最強です。一つのことを極めるよりも多くの時間がかかってしまいますが、認められてしまえば唯一無二の存在になれますよね。

僕も完全にその口というか、その状態を目指していて、今は粛々と技術、実績、信用を磨いています。

最初はあまり理解されなかったのですが、自分自身の中で考えがまとまったことと、コツコツと亀の歩みでも前進していたことで、色々やっている松田が何ができて何がしたいのかを理解してくれる人が増えました。感謝です。

そんなわけで、僕もまだ全然道半ばなのですが、色々やってる組の方々、明るい未来を目指して引き続きがんばりましょう!

本日もお読みいただき、ありがとうございました!


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編集・ライター歴10年。大手広告代理店を4ヶ月で退社し紆余曲折を経て2017年に独立。今は編集者×コピーライターとして人の想いを伝えています。得意分野はファッションとライフスタイル。最近はドラマ脚本を勉強中。名のある物書きを目指して日々精進!http://kskm0804.com

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編集者/コピーライターとしての生き方『名もなき物書き』
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