地域の公園の重要性

どうしたら日本全国の地域にスポーツ文化が根付いていくのか。

どうしたら、地方がスポーツを通して活性化していくのか。

このことを考えていた時に、ふと私の小中学生のころを思い出しました。

スポーツが大好きだった私は毎日のように野球やサッカーをしていました。

しかし一つだけ大問題が...

それは球技(サッカーや野球)ができる公園が、非常に限られていたこと

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皆さんも家の近くの公園などでこのような看板を目にしたことはあることでしょう。

公園周辺の住宅との騒音の問題や、歩行者に危険を及ぼす問題など、色々あると思います。

日本は、球技を「すること」そもそもを否定する看板ばかりが置かれているように感じます。

しかし、こんな公園ばかりではスポーツ文化は根付きにくいと考えています。


なぜ根付きにくいと考えるのか


私が小中学生の時、家でゲームをしていれば、親に外で遊べとよく言われていました。

しかし家の近くには野球やサッカーなど、球技ができる公園がありませんでした。

そもそも公園があっても、先程のような看板があり、とても気持ちよく遊べる環境だとは言えませんでした。

ボール遊びが大好きな子供達の遊び場は無いのに等しいと思います。

子供の遊び場がなければ、文化が根付くどころか、既存の文化さえ衰退していく可能性もあると思います。


例えば、その地域に球技ができる恵まれた環境があると仮定します。日常の遊びが野球やサッカーになれば、お互い切磋琢磨して技術を競い合うようになります。

技術だけではなく、コミュニケーションが自然に生まれたり、お互いを認め合う力も養えるでしょう。

(サッカーで例えると)日頃からサッカーに触れることで、サッカーが子供たちそれぞれの生活の一部になります。そうすることで、子供たちはもっと自分の足技や戦術を上げたいという承認欲求・自己実現欲求が生まれてくると考えています。

子供たちはこの欲求を満たすために、なにをするのか...

その一つに試合観戦(スポーツ観戦)があると考えます。

試合観戦、スポーツ観戦は余暇を楽しむためのツールとしてはもちろんです。

もう一つはプロスポーツ選手の技術を習得すること、憧れの選手を見ることのできる重要な機会であるということです。


海外の事例


ちょっとここで海外の標識を紹介してみます。

海外ではこんな看板が使用されています。

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これらが何を表しているのか、個人的な考えを挙げてみます。

日本の場合、公園では球技をすること自体が禁止されています。

しかし写真のように、海外では「すでにサッカーをしている絵の標識」が設置されています。

この標識の対象はドライバーや歩行者でしょう。

つまり海外では子供たちがスポーツ(球技)を行うこと自体は否定していません。

公園でサッカー、野球をしていることを前提とした標識、考え方は日本にはあまり浸透していないのが現状です。

これは日本と海外の文化の違いなので、すぐすぐ解決するような問題ではありません。

しかし、スポーツ文化を日常に根付かせるためには、このような問題も解決していく必要があるでしょう。

もちろんスポーツクラブだけでなく、行政と共に取り組んでいくことが非常に大切です。


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