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アレクサンダーテクニーク

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2023年11月の記事一覧

何もしない、をやる。

何もしない、をやる。

こう言うとなんだそれ?!となるでしょうが、
こう言うしかないんです。

「なにもしない」ができるようになる。

何かやっていることをやめる、でもなく
別の何かをつけたす、でもなく
これからやるかもしれないことを、やらない。

そのために自分に対して「待て」をする。

今まで学んできた学び方とは全く違います。
ここがアレクサンダーテクニークを伝えるときに難しいところです。

体験から言葉の意味がわか

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ついやっちゃう。

ついやっちゃう。

うまい人ができないところを見るのって
本当に勉強になる。

できないところをどうやって練習するのか。
できないところをどのように分析しているのか。
次にどう生かしているのか。
練習するときの考えるヒントをもらえます。

身体の使い方とおっしゃっているので
アレクサンダーテクニークをご存知なのかもですね。

わかっているけどやっちゃう。

どうするのかをプラスするのではなく、
やっちゃうものを「やら

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練習って。

練習って。

基礎練習では出来るのに
いざ本番となるとできない!

こう言うことってよくあります。

わたしももちろんやらかします。
これって何が起こっているのでしょうか。

練習の仕方がまずい。
まあ、そうでしょう。でも、
それだけじゃないこともあるんです。

アレクサンダーテクニークの視点から見ると、
とっさの判断にいつも通りのやり方、
習慣といってもいいものが入り込んでいるから、
本番となるとできない!が

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間違い。正解。

間違い。正解。

やっちゃいけないことはないんですよ、
と言うことがよくあります。

教師に言われるんだからしかないとは思いつつ、
やっぱり生徒は「自分の中の正解」を
やろうとしてしまうんですよね。

アレクサンダーレッスンで、
やって欲しいことは、
正解しようとしないこと、なんです。

自分の中で、クイズに正解した時みたいに
「ピンポンピンポン!!」と
鳴らそうとしないで欲しいんです。

多分正解しようとする時っ

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感じられないものはない?

感じられないものはない?

感覚として感じられないものは、
ないものとしてしまうことってありませんか。

例えば肩こり。
肩が凝ってしまい痛みとして
感じられて、初めて
「あ、肩凝ってるな」と認識します。

でも、感覚として感じないけれど、
肩が凝り始めた時ってあるはずです。
その凝り始めに、気づけたら。

なにをしている時に
凝り始めることになっているのかを
知ることができたら。

肩が凝ると思うまでに
そのこり始めた原因

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二つの「エネルギー」。

二つの「エネルギー」。

流れ続けているものと。
充満しているもの。

私たちはなぜか動くことができるんですよね。
なぜなんでしょう?
理由なんて知らなくても、
自分の身体を動かすことなんて
わかっていて、実際動かすことができています。

多分この源となるのが「エネルギー」なんです。

脳から電気信号が神経を伝って、、、
とか考えなくても、
コップを取ろうと思えば取れるわけです。

で、なんですよ。
話はここから。

この

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Life Force

Life Force

経験することが大事、とか
再発見することが大事、とか
自分のこととして捉えて、
観察しましょうと言ってきました。

そろそろ、こんなことも
言っていいかな、って。

呪文の中身のことが起こっていると
自分の中のエネルギーが充満するんですよ。

これはぜひ体験して欲しいです。

なんでアレクサンダーなんて学ぶの?って、
これがあるからです。

いや、もう、ね、
これがないと、日々どうなるんだろう、

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只中にいる。

只中にいる。

今やっていることの中に
きちんといること、できてますか?

どこか突き放した感じでいませんか?
他でもない自分がしていることです。

「観察」しているときも、
自分がやっていることを見ている自分
というふうに見るんです。

秒針の動きを見続けながら
自分がなにをしているのかを見続けることはできますか?

結構大変で、
どちらかが飛び飛びになってしまうのではないでしょうか?

秒針を見ている時間。

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