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5つの文章のコツ

1.主語を「あなた」にする(シチュエーション:営業メール)
2.「?」を乱用しない(シチュエーション:メール)
3.1文は50文字以内(シチュエーション:ブログ)
4.相手に負担を与えない(シチュエーション:Facebook/LINEメッセージ)
5.「説教」しない(シチュエーション:ランディングページ)

主語を読み手視点に切り替える
ポイント1:主語を「あなた」にする(シチュエーション:営業メール)

書いていないだけで、主語を入れてみると「私(弊社)」だらけの文章は多いです。残念ながら多くの場合、自分視点の文章は、読み心地がよいとは言えません。

ビフォー
突然のメールで失礼いたします。
営業支援ツールを提供している株式会社◯◯の◯◯と申します。
“弊社”では、営業効率を高め、労力を最小化する「営業支援ツール◯◯」の無料モニター企画をスタートいたしました。
そこで、“弊社”はモニターでご活用いただける企業様を探しております。
“私”個人としましては、御社がこのモニターに価値を感じていただけると思っております。
“私は”ご返信をお待ちしております。

アフター
突然のメールで失礼いたします。
営業支援ツールを提供している株式会社◯◯の◯◯と申します。
営業効率を高め、労力を最小化する「営業支援ツール」の無料モニターに興味はございますか?
御社の業界・業態でも、◯◯や◯◯といった多く成果が出ており、モニター活用の期間だけでも結果が出ております。
ご検討いただけるようでしたら、ご返信いただけますと幸いです。

疑問形を絞れば、聞きたいことを明確に伝えられる「?」を乱用しない(シチュエーション:メール)

<ビフォー>
先日は、ありがとうございました。
その後、いかがでしょうか?
実際にお試しいただいて、どちらのプランが良さそうでしょうか?
機能制限がありますが、リーズナブルにスタートできるAプランでしょうか?
もしかしたら、すべての機能が使えるBプランかもしれませんね。
御社のさらなる業務効率化のために、便利な機能や活用事例などをお話させていただけないでしょうか?
よろしければ、日程をいくつかいただければと思いますが、ご都合はいかがですか??

<アフター>
先日は、ありがとうございました。
実際にお試しいただき、業務によく使う機能が絞られてきている頃かもしれませんね。
シンプルに比較すると、
Aプラン:機能制限はあるがリーズナブルなプラン
Bプラン:すべての機能が使えるスタンダードプラン
となります。
御社のさらなる業務効率化のために、便利な機能や活用事例などをお話させていただくことを、ご検討いただけないでしょうか。
よろしければ、ご都合のよろしい日程をいくつかいただけますと幸いです。

**句読点、改行のない文章は読み手を疲れさせる

ポイント3:1文は50文字以内(シチュエーション:ブログ)**

<ビフォー>
メルマガの解除やLINEでブロックされるとガックリきてしまい配信するのが怖いという方が多く正直私も怖いのですが解除やブロックをあまり深刻に捉えずに継続して読んでくれる読者さんに向けて一生懸命お伝えしていければプラスのエネルギーに転換することもできますので配信が怖いと思ったときは「まぁいいや次がんばろう」と気楽に考えることをオススメします。

<アフター>
メルマガの解除やLINEでブロックされるとガックリきてしまいますよね。
正直、私も配信するのが怖かったので、その気持ちよくわかります。
解除やブロックをあまり深刻に捉えずに、<継続して読んでくれる読者さんに向けて一生懸命お伝えする>というプラスのエネルギーに転換することもできます。
配信が怖いと思ったときは「まぁいいや、次がんばろう」と気楽に考えることをオススメします。

「よろしく」と言われても読み手は困るだけ
ポイント4:相手に負担を与えない(シチュエーション:Facebook/LINEメッセージ)

<ビフォー>
こんにちは、◯◯です。
先日はお会いできてうれしかったです。
いろいろお話させていただき、ありがとうございました。
その際、話題になりました新商品がいよいよ販売開始になり、◯◯が◯◯に改善すると、お客さまにもすごく喜んでもらっています。
きっと、◯◯さんにも気に入っていただける商品かもしれないなぁとふと思い、メッセージさせてもらいました。
どうぞよろしくお願いいたします。

<アフター>
こんにちは、◯◯の会で名刺交換させてもらった◯◯をしている◯◯です。
先日はお会いできてうれしかったです。
とりわけ◯◯のお話がとても参考になりました。ありがとうございました。
その際、◯◯が◯◯に改善する新商品が話題になったのを覚えていらっしゃいますでしょうか?
あれから、いよいよ販売開始になり、お客さまにもすごく喜んでもらっています。
きっと、◯◯さんにも気に入っていただけると確信しておりますので、よろしければモニターでご利用いただき、ご感想をいただけないでしょうか。
ご検討いただき、お返事いただけるとうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。

<ビフォー>
「どうしてできないの⁉」「何回言ったらわかるの⁉」「ちゃんとして⁉」
子供が萎縮し、才能を伸ばせなくなる言葉を、あなたはついつい言っていませんか? 特に時間に追われているときに、無意識に子供に浴びせてしまう方も多いです。子供も賢くて、いつも言われていると、その場しのぎでそれ以上言われないように行動するか、聞き流す技術を身につけるかして、ちっとも改善してはいきません。
どうして、お子さんはできないのでしょうか⁉
それは、どうやってやったらいいのかを、あなたが教えていないからです。

<アフター>
「どうしてできないの⁉」「何回言ったらわかるの⁉」「ちゃんとして⁉」
お恥ずかしながら、実はこれ、私が、子供にぶつけていた言葉です。
子供が萎縮し、才能を伸ばせなくなるとは知らずに……。特に時間に追われているときに、無意識に浴びせていました。子供も賢くて、いつも言われていると、その場しのぎでそれ以上言われないように行動するか、聞き流す技術を身につけるかして、ちっとも改善してはいきませんでした。
どうして、子供ができなかったのか⁉
それはどうやってやったらいいのかを、私が教えていなかったからです。

人は見た目で判断する、と言いますが、1億総メディア時代の現代では、「人の価値は文章で判断される」と言っても過言ではありません。今回ご紹介いたしました5つのコツで、ピンとくることがありましたら、ひとつでも取り入れてみてください。

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