見出し画像

FUJIFILMの一眼レフを買った話

FUJIFILM。
今では有力なミラーレスカメラのメーカーになった元祖フイルムメーカーである。

そのFUJIFILMのデジタルカメラ黎明期をご存知だろうか?

今回は、FUJIFILM X-T4ユーザーがFUJIFILMの一眼レフを買った話をご紹介します。


そこにカメラがあったから…


購入したのは5月6日。
ちょうどGW終わりの土曜日だった。

秋葉原にある「2nd BASE」さんのツイートで
こんなものが流れてきた。

そして、買っちゃった。

購入完了メール

前々から気になっていた「CCDセンサー」
目の前に流れてきたなら買っちゃうよね。
でも5月って自動車税あるんですよね。
普通に購入タイミングはミスでしたね。

到着・外観チェック


正面。こう見ると地味に大きいです。
背面。当時はまだ液晶がこの小ささです。
ポップアップストロボ付き。
「2023年」は対応しています。
元になったのはNikon F90。
その為このカメラもFマウントです。
ISOダイヤルがココ。当時は撮影中ISOを沢山切り替える運用が想定されていませんでした。
メディアは往年(?)の
スマートメディア・マイクロドライブ(CF)
センサーはCCD。FUJIFILM独自開発です。
最後に、現在のFUJIFILMミラーレスと比較
マウントや外観など、まるで違います。

どうでしょうか?
当時としては、Proユース向けにかなり凝った作りになっています。しかし、元フィルム機のベースとFUJIFILMが後付けしたセンサー周りがごちゃ混ぜなので、電池が2種類必要だったり、フルサイズ用のファインダーを無理に後付けしたセンサーの為に見辛くケラれていたり…。

黎明期の匂いを感じています。

早速実写


購入してからだいぶ経過した6月4日。
台風が過ぎ去った海岸に行きました。
かなり流木やゴミが流れ着いていて、勢力の強さを目の当たりにしました。

以下、全て同じ構成でお届けします。
「FUJIFILM Finepix S2Pro+SIGMA 18-125mm f3.5-5.6 DC」

ISO100 1/500s F5.3 77mm
かなり流木があります」
ISO100 1/500s F5.6 125mm
「反対側も流木。奥は日本平」
ISO100 1/750s F6.7 125mm
「まだ海も荒れてました」
ISO100 1/250s F5.6 38mm
「大きい流木と植物群」
ISO100 1/750s F5.6 18mm
「曇りだったので次は青空で撮りたい」
ISO100 1/500s F5.6 125mm
「何故か立っていたコーン」

如何でしょうか?結構面白い写りをしてくれています。
ボケ味を感じてほしくないので、今回は便利ズームを使いました。
そして、想像していなかった出会いもありました。




ココからの下の画像は、センシティブ(動物の死体)な画像が数枚あるので
苦手な方は閲覧を辞めてください。責任は負えません。


ここまでご覧いただきありがとうございます。





ISO100 1/350s F5.6 26mm 「カモシカです」
ISO100 1/350s F5.6 89mm「恐らく台風で流された個体です」
ISO100 1/250s F5.6 68mm「まだ形を保っています」

発見後、撮影するかは葛藤しました。
偶然の出会いでしたが、気軽に撮れる被写体でもありません。
でも、これも記録なんです。お許しください。

また、撤収前に静岡市文化財課へ連絡を入れました。場所と詳細を伝えたところ、後日撤去されるとの事でした。
犬、猫とは違う課だったのが意外でしたが、調べたところ

カモシカは、文化財保護法により国の特別天然記念物に指定されている貴重な動物であり,死亡が確認された場合には,まずその状況を国(文化庁)に報告する必要があります。従って,死体を発見した場合には,その状況を当該市町村教育委員会まで連絡してください。

徳島県庁コールセンター すだちくんコール

と記載があります。
静岡県については静岡市文化財課が管轄のようです。

以上、FinepixS2Proの作例でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?