ぴよ

ゲームについて書きます。

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最近の記事

vol.6 ガーディアンヒーローズ

「異世界おじさん」のおかげで一気にその知名度を上げたと信じている、とにもかくにもガーディアンヒーローズ、ガーヒーである。ユーザーが作った略称のように見えるが、セガサターンのシステム上のセーブデータファイル名がガーヒーなのでオフィシャルの呼称であることはガーヒーファンなら知らないはずはないだろう。 ガーヒーとの出会いは発売頃の「わんぱくこぞう」店頭のデモ版だった。当時の「次世代機」であるプレイステーションやセガサターンはまだ値下げ競争が過熱しておらず、子供にとっても子供に買い

    • vol.5 パネキット

      パネキットはプレイステーションで発売された物理シミュレーションを行うソフトである。早い話が仮想空間で行うレゴブロックだ。なお筆者はダイヤブロック派だったが知名度でレゴブロックで喩えた。くやしい。 パネキットとの出会いは「電撃プレイステーション」のディスク版に収録された体験版だった。このゲームはさすがに体験版がなければ入口がなかっただろう。遊ばなくては魅力は通じない。本ゲームの体験版の非常にうまかったところは「絶妙にパーツが足りない」ところである。車はギリギリ作れるが、それ以

      • vol.4 もえろツインビー シナモン博士を救え!

        こんなタイトルであるがゲーム中でツインビーが炎上するなどの演出はない。「がんばれゴエモン」が特別がんばる描写がないのと同様だ。 本ゲームのスタート直後に研究所が「ドカーン」と大破するシーンに本当に「ドカーン」と元気よく出るので必見である。ドカーン。「!」はつかない。ドカーン。ひょうたんみたいなかたちの珍妙な研究所がカタカナでドカーン。しかもボス撃破音と同じ効果音が鳴る。 もえろツインビーというのはシューティングゲーム「ツインビー」シリーズの二作目にあたるソフトである。本作

        • vol.3 夢工場ドキドキパニック

          後にプレイヤーキャラクターグラフィックをマリオたちに差し替えてスーパーマリオUSAとして発売されるゲームであるが、筆者はこのディスクシステム用ソフト「夢工場ドキドキパニック」のほうを先に触れていた。これはなかなか同年代としては珍しい体験なのではないかと思う。 というのも、上述したようにこれは「ディスクシステム」専用ソフトである。遊ぶためにファミコン本体ではない周辺機器が必要で、これもそれなりのお値段の商品である。経済力のない子供が手に入れられるものではない。当時ディスクシス

        vol.6 ガーディアンヒーローズ

          vol.2 サガ フロンティア

          筆者は幼少期から少年期にかけて致命的にサガシリーズが苦手であった。根本的に根気が足りないのである。だからサガのじわじわ成長するシステムについていけなかった。ドラクエやFFのようなレベルアップ時のわかりやすい能力値増加がないとなんだかテンションが上がらないのである。そんなだからFF2もスクウェアのトム・ソーヤも投げた。 さらに、目減りするものが苦手だった。RPGでは少しのHP低下でもすぐにホイミをかけて手動「まんたん」を実行してしまうプレイスタイルである。MPの目減りですら受

          vol.2 サガ フロンティア

          vol.1 熱血大陸バーニングヒーローズ

          熱血大陸バーニングヒーローズである。名前がものすごく暑苦しい。本作はスーパーファミコン時代のRPGであり、エニックスから発売されている。発売は1995年3月17日なので、時代としてはドラクエ6が発売される少し前、スーパーファミコンのRPGがひしめき合っていた時代だ。同じ1995年はフロントミッション、聖剣伝説3、クロノトリガーなどが発売されている。こんなに暑苦しいタイトルなのにどこかひっそりとした印象のぬぐえないRPGが熱血大陸バーニングヒーローズだ。このタイトルの話をだれか

          vol.1 熱血大陸バーニングヒーローズ

          「ゲームのおもいで」言及範囲について

          「ゲームのおもいで」を書くときにはだいたいこんな感じでやろうと思います。 ストーリーに関して語ることはある 重要なトリックなどのネタバレは避ける 上記二種の重要度は筆者の感覚で調整する 以上のため、もしかすると不意にネタバレを受けるかもしれません。しかし「思い出を話す」ということを大事にしたいので、ストーリーがあるゲームについて、ストーリーについては多かれ少なかれ言及をしたいと思います。この点についてご了承ください。

          「ゲームのおもいで」言及範囲について