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海外を知ればストレスはなくなる

日本は世界に誇れる先進国であり、治安も良く、職を失っても、身体が不由になっても国に保護してもらえるという、世界有数のとても住みやすい国です。

こんな至れり尽くせりの国で生まれた日本人は、さぞかし幸せ者なのだろうと思いきや、実際は、世界有数の自殺大国です。

それは、なぜなのでしょうか?

その原因は、日本の文化にあります。

日本の文化は、「他人への思いやり」で成り立っています。
他人を助け、自分も他人と同じような生活を送ることが全てとなっています。
周りが黒い服を着れば、自分も黒い服を着ます。
そこで、ピンクや緑を着るような人はいません。
日本では、出る杭は打たれます。
日本の常識から外れた人は、周りから白い目で見られ、日本社会において、生きづらくなってしまいます。
他人と比較し、自分が周りと違うと思うと、不幸を感じてしまうのです。

ここで少し話を変え、質問です。

「あなたは生まれ変わったら、次は何になりたいですか?」

この質問をされた時、ほぼ全ての人が、今までの自分の人生経験を踏まえ、日本国内での新たな人生を考えます。

しかし、僕は違います。
上記の質問をされたら、まず、次はどこの国で生まれたいかを考えます。
ベストな職業なんていうものは、その国によって違うからです。
そのため、どこの国で生まれたいかが、まず、先に考えなければいけないことなのです。

上記の質問で、海外を考えた人は、海外に住んだことがある人、または、海外に興味がある人でしょう。
実は、ここがすごく重要なんです。
この質問で「海外」を考えた人は、「海外を知っている人」です。
要するに、「日本が世の中の全てではない」ということを知っているのです。

話を戻します。

自殺をする人は、物事を日本国内の狭い世界でしか考えられていません。

日本なんて、世界からしたら、とてもおかしな国です。
「世界で1番おかしな国」なんて、海外で言われていたりもします。

世界にはいろいろな国がありますが、ほとんどの国の人が、自分の人生の主軸を「自分」に置きます。
自分の気持ちに素直になり、自分がハッピーでいられることが人生の全てなのです。

一方、日本人は違います。
自分の幸せを優先することは、良いこととされず、他人の幸せのために努力することが良いことだとされます。
会社の奴隷になることなんてまさに、自分の幸せを捨て、他人(会社)のために努力することでしょう。
自分の人生の中から、自分の幸せを除外するなんて、外国人からすれば、信じられないことです。
仕事だけではなく、人付き合いも同じです。
嫌いな人にも笑顔を振りまき、その後、どっと疲れがが来るのも日本人です。
日本社会において、日本人として生きている限り、ストレスが溜まらない方がおかしいのです。

「過労死」なんて言葉が英語になったり、新幹線が数分早め出発て、公式に謝ったことが世界のニュースになったり、正直な話、「日本人てバカなんじゃないの?」と、笑う外国人が多くいるのも事実です。

日本と言う国は、このおかしな文化が「独自の言語」と「海」により、長年守られ、独自に発展してきました。
これは、日本の「個性」なのは間違いないですが、世界からすれば、日本なんていう国は、例外的な国なのです。

他人に対して、思いやりを持てることは日本人の良い所ですが、他人の非常識なことにすぐ腹を立てるのも日本人の悪い所です。
外国人は、良くも悪くも他人を気にしません。
自分の幸せのために、自分の人生を歩んでいます。

日本という国は、「失業率」が増えると、「自殺者」も比例して増えるそうです。

一方で、世界には、「失業率」と「自殺者」に相関関係がない国もたくさんあります。

1つ誤解してほしくないことは、日本社会において、日本のルールに準ずることは非常に重要です。
「郷に入っては郷に従え」です。
僕が言いたいことは、日本の常識が世界の常識ではないということを知っておいてほしいのです。
上記のニュースではないですが、「日本ておかしな国だな~」と思えるくらいがちょうどいいと思います。
これは、海外を知らなければ、そう思うことはできません。
この「余裕」があり、物事を広い視野で見れることができれば、人生に行き詰まる人は減るでしょうし、なんなら、「自分は日本に合っていないから、海外に行こう」なんてことも考えたりできます。

私たちは、このおかしな国、「日本」で生まれました。
日本で生きていく限り、このおかしなルールに従わなければいけません。
日本に嫌なところはたくさんありますが、実は良いところもたくさんあります。
日本の良い所も、悪いところも、海外を知らなければ、気付くことができません。
なぜなら、日本なんて国は、世界の中では、海面水位の上昇でなくなっちゃいそうな、ちっちゃな島国の1つでしかないからです。

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