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コンサルティングとコーチング ~サポートスタイルの違い~

企業様やチームへのプロジェクトの支援をする中で
私はコーチング(伴走型)スタイルをとっています。

よく一般的なコンサルティングとどう違うのかとお尋ねいただきます。

今回はサポートスタイルの違いについてお伝えします。

|コンサルティング(解決型)とコーチング(伴走型)の違い


企業やチームへのサポートスタイルは
大きく次の2つに分類できます。

コンサルティング(解決型)
コーチング(伴走型)


私はクライアントである企業さんやチームをサポートする際に
コーチング(伴走型)をとっていますが、
どちらが良い悪いということではなく
あくまでサポートのスタイルに違いがある
ということについてお伝えします。


分かりやすいよう図解したものがこちらです。


コンサルティングにもいろいろなスタイルがありますが
ここではあくまで一般的なコンサルティングスタイルである
解決型をとりあげています。

①  解決型コンサルティング


クライアントの課題にあわせて
コンサルタントが解決方法を提案したり
コンサルタントが解決したりします。

新規事業開発などでは
フレームワークやツールのプロフェッショナルが
それらを使ってコンサルティングする場合もあります。

コンサルタントは事象を解決することに焦点をあてます。

解決型コンサルティングのメリットは
短期で課題が解決できることが多い
というところです。

逆にデメリットは
コンサルタントがいなくなったら元に戻ってしまい、
その後が進められない場合があることです。


② コーチング(伴走型)スタイル

クライアントがどのように事象にアプローチするかを
コーチがサポート
します。

またコーチは、クライアントチーム自体の成長もサポートします。

コーチには専門知識に加えて
いわゆるコーチングのスキルが必要になります。

コーチングスタイルのメリットは
チームが自分たちで考え行動することにより
最終的に自走できるようになるということです。

逆にデメリットとしては
短期に解決できない、時間がかかる
ことがあげられます。


解決型のコンサルティングと伴走型のコーチング。

クライアントさんが何を求めているかにより
サポートのスタイルを選ぶ基準は変わってきます。

|私がコーチング(伴走型)スタイルでサポートするワケ


私は最初、解決型コンサルティングで活動をスタートしました。

ですが、
うまくいかない(自分にあわない)と感じていた時に
お客様からコーチングを勉強した方がよいと
アドバイス(半分ダメ出し)をいただいたのです。

早速、コーチングを習得し
現在はコーチング(伴走型)スタイルで活動しています。

私も企画や解決策を考えることは大好きなので
ついつい自らの考えを提示してしまいそうになりますが、
そこはぐっとこらえて、あえてコーチ型をとっています。

チームが自身で解決策を考え模索し
解決策を導く体験をすることによって、
私がサポートを終了した後も
チームが自走できるようになるからです。


この1年くらいで
「コンサルタントをつけたけれどうまくいかなかった」
「コーチングスタイルの人を探している」
という背景でお声がけいただくことが随分増えてきています。

|外部支援を入れる前にサポートスタイルを確認する


自分たちだけでは進められない
自分たちだけでもできるが、時間がかかる

このような場合は外部の支援を入れることが有効です。

外部支援を入れる際には、
「思い描いていたサポートではなかった」
ということのないように、まず

・課題は何か
・どういうスタイルの人を求めるのか

を明確にして、
外部支援のサポートスタイルを選んでください。

求めているのは解決型コンサルティングなのか
それともコーチングスタイルなのか。

2つのスタイルの違いが
なんとなくでもお分かりいただけたらうれしいです。


私自身は
コーチングスキルと伴走スキルの向上
チーム支援により経験を積む
場数を踏む
ことをこれからも続けていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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